奈良県での最も被害が最大となる奈良盆地東縁断層帯地震(M7.5)は、これまでの兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)、新潟県中越地震、中越沖地震や岩手・宮城内陸地震のような活断層の内陸直下型地震である。
奈良県が公表した市区町村別の被害想定をみると奈良市、大和高田市、大和郡山市、斑鳩町、天理市などの多くの市町村で最大震度は7となる。住宅の全壊率は、奈良市で29.7%(28,670棟)、安堵町では46.1%(1,474棟)との結果だ。また、避難者世帯率は奈良市で34.9%(127千世帯)と高く奈良県全体では30.2%(435千世帯)にものぼる。
奈良県の耐震改修計画では平成27年度までに耐震化率を90%に引き上げる計画により減災を目指している。
<奈良県 資料>
http://www.pref.nara.jp/bosai/tokatsu/bosai1/higaisotei/8/siryo1.pdf
<奈良県 市区町村別被害想定結果>
http://www.pref.nara.jp/bosai/tokatsu/bosai1/higaisotei/html/5.html
<奈良県 防災のページ>