DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

DISKREVIEW: Underground Makina Connectionz Vol.20

ハピネスの表現としての高速テクノ。ラブパレードのように、テクノはベルリンの壁崩壊の、国家統一の象徴の意味を持っている。日本では単なるクラブミュージックの1ジャンルに過ぎないかもしれないが、ドイツでは国民的な音楽だ。
 マキナは確かにスペイン発のハードコアテクノかもしれないが、そのストレートなハピネスの表現は、ドイツでのテクノの受容の仕方と同じだ。
 別にこの音楽を楽しむ若者がそんな人生の深遠さと結び付けているわけではないが、少なくともこうした音楽を作り、楽しむ姿勢は常にポジティブだ。
 何かお題めいたメッセージで若者の音楽を語る必要はない。この音楽は常にポジティブに生きること、朝まで踊り倒すほどのポジティブなエナジーを全身で感じること。悩む前に、その湿っぽさを吹き飛ばすために、ハードコアテクノはある。
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