DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

北野湯(板橋区徳丸1-32-8)3月31日廃業前訪問

 今月、板橋区で2軒廃業銭湯がある。できれば2軒まとめて訪問したいが(家に帰るより遠い!)、時間を有効活用するため、平日に向かうことに。大丈夫、去年の川崎勤務の時も板橋区役所前の花の湯には平日に訪問したから。臨海線を大崎で湘南新宿ラインに乗換、池袋から東武東上線。雨が降ってるが傘をさすほどではない。東武練馬駅周辺で食事、イオン前の坂道を下り、無事北野湯到着。コンクリート銭湯だが相当な年季。煙突も立派。
 玄関へ回るとすごい貼り紙の数!先ず大衆演劇系のポスター。次に「うちはマキで沸かしてます」と言うアピールっぷりがハンパナイ。ワハハ、下駄箱の木札にも持ち帰らないでくださいと言う旨の注意書きが!廃業告知は玄関右手、このポスターだけあっさりした文面。老朽化のためだそうです。
 中へ。番台の女将さんに湯銭とスタンプ帳を。静かで良い、やはり平日はお遍路しずらいよね、と思ったら後からのお客はお遍路さんw。つまり、常連さんが上がったらお遍路さんだけになった。
 いやはや、かなりキテるボロ銭湯。常連さんには申し訳ないが、マニアにはタマラナイ(^_^;) 脱衣室もポスターや貼り紙が多い。今度はマナー系の注意書きが多くなります。もちろん全部手書き。高い天井、ちょっと剥がれてます、まあ老朽化が廃業理由なんだから仕方ない。体重計はHOKUTOW、ここにも注意書き>壊れるので静かに乗ってください。
 さて浴室、湯道具はクリーム色プラスチック桶と久しぶりの緑色M字型座椅子。島カランは2列、ただしシャワーなし。右側外壁側のカランに座ったが、最初シャワーが水で参った:-)しばらく流して暖かくなるのを待つ。カラン数は6・4・4・4・4・6。でも備え付けボディソープとシャンプーがあって嬉しい。二段式の高天井も年季入ってますなあ。
 年季が入っていると言えば、なんと言ってもペンキ絵!この富士山は早川さんかなあ、稜線が大変美しい傑作。しかしそのハゲっぷりがすごい。下の方はカンバスがたるんじゃってます。また右端の方はカンバスが破れて裏の板が見えてます。これはかなうことなら写真に撮りたかったなあ。
 装飾はペンキ絵以外にも、その下に熱帯魚のチップタイル絵、左側女湯側カラン上にも。
 浴槽は2槽。右側浅湯、めちゃくちゃ浅い!胴長の私には普通に座ると胸が半分しか入らず、仕方なくかなり寝そべる姿勢で。なので深湯で暖まる。いずれにしても、ここはかなりぬるいなあ。長湯しないと暖まらない。
 湯上がり、ビン入り乳飲料はなかったので、缶入り不二家ネクターを。女将さん、長い間ごくろうさまでした。さてこれから船橋まで帰る(-.-;)
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