
本日のミッションは、大原沖のイサキ!
大原といえば、釣りとは関係ないのだけど、小さい頃にデュークエイセスの「女ひとり」を聴き、「京都には大原さんが3000人いて、うち一人の女が恋に疲れているのだなぁ」と解釈していました。
そしてやってきたのは春栄丸。
昨年もこの取材で伺ってますよ、あれは7月の盛期だったので今回はシーズン先取り取材ってとこです。
昨年は、シマアジの確変バリ食いがあって、本命のイサキが霞んでしまうほどだったのですが、今日はどうでしょう。
行程40分くらいかな、根っこが点在するポイントで釣り開始。
棚は海面から15m~12mがメインで、各地のイサキ場所とあんまり変わらないです。
今にも雨が降るそうな曇り空で、北風がかなり強く海はグダグダ。凪を期待してたのですが、こんな予報だったけ?という海です。
タックルはモンゴウイカやLTマダイで使っている伝衛門丸LIGHT-SP MADAI210。
60号ビシにちょっと負け気味の調子ですが、魚を掛けたときの曲がりは楽しい竿。
イサキはバリバリって感じではないですが、ポツポツと食ってきますよ。
サイズは25cm前後がレギュラーで、ときおり30cmオーバーが混じるって感じかな。
ハイシーズンになれば30cmオーバーばかりがバリバリ食ってくるのが大原沖イサキの魅力です。
一生懸命撮影中。(写真提供:春栄丸)
さらに一生懸命撮影中。(写真提供:春栄丸)
加齢と共に、揺れる船の上を縦横無尽に移動して撮影するのがだんだんきつくなってきてまして、今年の冬は腰痛に悩まされるわ、太ももの筋肉はパンパンに張るわ、家に帰って油断してるとふくらはぎはこむらがえるわと、体がポンコツになってきました。特に時化の日は疲れます。
こんなていたらくじゃ引退も近いのかもしれません。
まあ、原因は運動不足と肥満とラーメン食べ過ぎにあることはわかっているのですが、、^^;
写真もたまったので私も竿を出します。
写真撮ってるうちに時合が過ぎてしまい、竿を出す頃には釣れなくてとほほ、というのが取材あるあるなんですが、イサキさんはちゃんと釣れてくれるから好きです。
とはいえ、朝の食いっぷりからはだいぶん落ちてきました。
この日は外道が多彩ですよ。イサキの根にはいろいろな魚が付いているのでしょう。マダイ、メジナ、メバル、マハタ、マアジなどに定番のウマヅラハギも。
そして、この時期の嬉しいスペシャル外道がシマアジ、ここまでに小型が船で2尾交じっています。
そして小移動したところで、良型イサキに交じって強烈な引きが到来。食わせた人のハリスがプチン。
こりゃシマアジが回ってきましたね。
すると私の竿もググッともってかれました。大きな魚ではないですがシマアジの引きは強いです、仕掛けはイサキ用の1.5号。この魚の引きをいなすには、伝衛門丸ロッドがちょうどいいですね。こりゃ楽しいや。と、上がってきたのは30cmちょいのシマアジ。
手鈎炸裂!
この後はシマアジのプチラッシュ。
いい人は5枚も釣り上げましたよ。シマアジの釣り方についてはつり丸で。
私もシマアジ3枚を釣って、ミッションコンプリート。(写真提供:春栄丸)
クーラーの中はこんな感じで、良型イサキも交じって言う事ナッシング。
本日の模様は、つり丸6月15日号(6/1頃発売)でレポートします。
取材にご協力いただいたみなさん、どうもありがとうございました。
高級外道が舞い踊る、大原沖イサキの魅力を伝えるよう頑張ります。
[大原港 春栄丸]
http://harueimaru.jp/
船に集合↓
シマアジは私も当たったのですが、口切れで終了でした。
ところで市原の味覚が9月末で閉店みたいですね。大原や川津の帰りにアリランチャーシューを食べるのを楽しみにしていたのですが…。八平はメジャーになりすぎて時間が掛かるし。
海がグダグダで釣りにくかったこともあり、こちらの船もハリス切れや口切れ多数でした。
味覚は9/30で閉店とのことですが、後継者がいないのですね、近年は市原鶴舞から圏央道に乗るのであまり寄りませんが、老舗のラーメン屋が閉まるのはさみしいです。八平もアリランチャーシュゥが1250円の高額になってしまい、なかなか足が向きにくくなってしまいました。