
昨日の土曜日、季節外れの南西暴風が吹いたと思ったら、気象庁は梅雨明け宣言。
さすがにあの風では釣りに行く気になれず、昨日は家でのんびり。
今日の日曜も南西風が残りそう、それなら南西に強い常磐方面に足を伸ばしてみましょっか。
こないだ大洗にカレイ釣りに行ったときにフグがかなりあたってきました。中には白子持ってるのもいたし、これにしよっかな、と大洗のフグ船を予約。
カットウは40号でも30号でも、とのことだけど、30号のカットウが在庫切れ。
したらばってんで、ポイント港南台店に買い物にいって、昨日の夕方は30号のカットウ作りをしてました。
そんなわけで、今回は仕掛け作りから書きます。
用意するものは、30号のナツメオモリとタコ糸。
タコ糸をオモリに通して結べばOK。
これは野毛屋に伝わるカットウ仕掛けです。
カットウ針は"はりよし"がいちばん。
餌針はテンヤ針。
手打ちの高いのはもったいない。一番安いので十分です、サイズは大。
こんな感じで、カットウと餌針を結んでおきます。
カットウはループを作って遊ばせるのがポイントよ。
ワインのコルクを利用したカットウケースに収納して準備完了。
さて、ひと眠りして大洗に出発です。
昨日はそれなりに南西が吹いてたみたいだけど、今朝は無風ですよ、風まったくなしでガスがでてます。
リールはABU4601C3に、PE1号を巻いています。
ロッドは今はディスコンのエアボーンスティック30T-200、25-30号のカットウ釣りにはうってつけ。
船で用意してくれる餌はアオヤギ2パック。
やめられないとまらない、の花エビも持参。
これ、マダイの餌ですけど、フグにも使えます。餌もちが良いのが利点。
前日に結んだカットウをセッティングしたところ。
カラーは定番のleadカラー^^;
まあ、色よりも動きの方がこの釣りは大事ですから。
朝のうちはガスが出ていたせいで暑くはなかったんですが、日が高くなるとガスは消えました。風がないもんだから暑い暑い、灼熱の海でしたよ^^;
さて、ポイントは大竹沖、20m前後。
朝のうちは反応も良かったようです。
しかし、バリバリと食ってくるような状況ではなく、きちんと誘ってアタリを取って、とやんないと掛かってくれない感じ。
釣り方は東京湾スタイルそのまま、しゃくって誘いを入れて、ゆっくり落としながら、カットウを底に付けたままアタリを取ります。
落とし込みのアタリの場合は、そこで止めて聞く感じ。
釣れてくるフグの型は申し分なし。25-30cmが中心で、20cm級は混じる程度です。
こんな感じで、桶の中はにぎやか。
写真だとわからないけど、水が白く濁ってます^^;
ちょっと、こんなとこで出さないでよ、とクーラーに移してみると28尾。
時計を見ると8時ちょい過ぎ、このペースだと数は伸びるかな、と思ったのも束の間、潮が止まり、アタリはぱったりと遠くなってしまいました。
ここから沖上がりまでは、辛抱の釣り。
船長はこまめにポイント移動してくれて、ぶっこみでひとつふたつ顔を出すんだけど、その後が続かない、餌が取られない時間が長くて、アオヤギ1パックですんじゃいましたよ^^;
ホウボウが混じります。
この他に船ではイシガレイがけっこう混じってましたね。
アタリが少ないので、11時過ぎにはフグを捌いてました。
白子もたっぷりとれましたよ。
ちなみに、茨城県では白子持ち帰りは自己責任で、です。
あと、氷は茨城ではよくある帰港後にくれる方式なんで、途中でクーラーに入れる人は自分で氷持ち込んだほうがいいと思います。
12時の沖あがり時間を迎え、36尾で終了。
朝の食いがもうちょい続いてくれれば、もっと数は伸ばせたと思うのですが、まあ型が良かったし、白子も捕れたんで良しとしましょう。
今回お世話になった昭栄丸。実に7年ぶり^^;
白子の下処理完了。
これ全部食べたら尿酸値ぜったいツ抜けするだろうな...
[大洗港 昭栄丸]
http://www.marines-net.co.jp/cgi-bin/hp.cgi?to=shoueimaru
船付場に集合、受付↓
うちの家族、白子食べないもんで、しょうがないから通風覚悟でぜんぶいっちゃいます!
大分北上したんで、近くで釣っていたんでしょうね。
私は20匹プラス石ガレイが一枚で終了でした。
白子はなんと4匹のみ。
女の子に好かれましたよ(^^ゞ
フグだけは男の子に好かれたいです(笑)
あまり模様がよくない時間帯だったせいか、すぐに船は散ってしまいましたが。
ショウサイフグって、ポイントによって♂が多い、♀が多いって傾向ありますね。
後半、暑かったでしょ。おつかれさまでした!