
せっかくお暇をいただいたのに満員で船乗れず。
それでも選択肢はないことはない、いや沢山あります。
他のフグ船にあたってみる手もあるし、勇治船長のマダイ船に乗ってもいいし、
いったん家戻って出直しても、八景界隈の一日船なら十分間に合う時間だし。
外房の午後船や東伊豆の午後船だって行けます。
でも、なんか気が抜けちゃってやる気が起きません。セロトニンが不足している感じ。
わたしってば繊細な性格なもんで、メンタルが弱いです。
ということで、とぼとぼと家に帰り、ブログをアップしてふて寝。
2時間くらい寝たかな、、、やる気復活^^;
せっかくの平日休みなので家にいるのはもったいないし、午後船でも行こうかな。
午後アジがまっさきに浮かぶんですが、そういえばこないだシロギス取材させてもらった弁天屋で、午前午後マゴチが始まってるんだ。
挨拶がてら、久しぶりにマゴチ釣りもいいな。
と、再び金沢八景へ。
弁天屋のマゴチ船に乗ったのは20年以上前、小さな船で追加のアカエビを買うたびに50円を木の箱に入れていました。
当時、八景でマゴチ船を出していたのは弁天屋とあさなぎ丸。でも、こんな時期はまだ始まってなかった、アカエビが捕れるようになってから開始してましたね。
年々釣りものの開始が早くなってます。
この時期なので、餌はサイマキ。
サイマキ餌を使うのもかなり久しぶり、新明丸以来かな...
虫かごに入れて配るのはナイスアイディアですね。
竿はオールドファンには懐かしい、幻波マゴチ210掛け調子(SuperXの方)。
昭和の香りが漂うロッドです。まわりを見渡してもこんな竿使ってる人いなかった^^;
もうハリス以外はなにからなにまで古いです。
鋳込みテンビンを使っている人もいなかった^^;
海はええなぁ~。
船は第一海堡の北側ポイントへ。水深は15mくらいとけっこう深い。
ひっさしぶりのマゴチ釣り、調べてみたら2009年以来ですよ^^;
そのときはメゴチ餌だったので、サイマキマゴチはほんと何年ぶりかわからないくらい。
どうやって釣るんだっけかなー、、と思い出しながら竿を出していると、コツン!
どうやって合わせるんだっけかな、、と思い出していると、コココン!
ゆっくり竿を立てると、乗りましたよ。
あっさり一投めから本命ゲット^^;
43cmでした。
しかし、その後がアタリでない。
トモの人はぽつぽつ上げてるんで、魚はいるんだけど、アタリがまわってこない。
棚を下げたり、ハリス長すれすれにしたり、誘いをかけたりするけど、アタリが遠い。
中盤にやっと2度めのアタリがきたけど、食い込ませられずすっぽ抜け、どへた^^;
そんなこんなで時間は過ぎて「あと10分、16:15であがりまーす」と船長。
最後の流し、竿先をすっと上げて誘ったときにコツン。
しまった、カウンターで引っ張ってしまったと慌てて竿先を下げて、ゆっくりと聞いてみるとまだ咥えている様子。
ここで食い込みをまって合わせると、竿が気持ちよく曲がりました。
ジャスト50cmのまずまずサイズ。
一投めとラスト流しで2尾というドラマティックな展開でした^^;
楽しかった。
マゴチ釣り、もっと行かないといかんなぁ。今度はキスかアジと半日リレーで遊びにいこう。
弁天屋では、沖で船長が神経締めしてくれます。
手際よくワイヤーを刺して脊髄を破壊し、半身不随状態に。
このまま血抜きをしないで持って帰ってね、とのこと。
神経締めしたばかりのマゴチは、死後硬直していないしなやかな身。
えらく捌きにくいですよ^^;
胃の中からはハゼが。
死後硬直前のマゴチ薄造り。
いやいやいや、これは旨い。マゴチは死後硬直前に限ります。ノーモアエイジング。
アラは潮汁に。
マコガレイの煮付けとマゴチの刺身、空揚げでこれからワインを空けて、お約束のバタンQになる予定(^^)
[金沢八景 弁天屋]
http://www.bentenya.com/
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