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ツリオヤジのキドニーケアな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

完全復調!? 白砂青松のシロギス釣り

2023-06-07 16:34:34 | 釣りレポ 2023

相模湾のシロギスは、わたしが釣りを始めた頃から親しんできた釣りです。
子どもの頃は砂浜や堤防から投げ釣りで狙っていたシロギスは、沖釣りを始めるとタックルの軽さと引きの良さ、それにたくさん釣れることでいっとき夢中になりました。

現代の船シロギスはPEラインの登場や立体的な誘い方など、テクニカル要素の強い釣りですが、40年程前は投げては仕掛けを引きずって誘う、船からの投げ釣りという釣り方で、道糸もナイロンを使ってました。
さらに相模湾はシロギスに禁漁期間を設けていて、釣期は1月初日~7月31日。特に正月の解禁日には、初釣りをシロギスで、とよく通ったものです。

相模湾では人気魚種のひとつだったシロギスですが、ここしばらくは不調続き。
某船長からは、あの台風以降、魚が減った、との話も聞きました。
あの台風、とは2007年9月に襲来した台風9号。この台風により、西湘バイパスが被災、以後長期に渡る修復工事が行われることになりました。この工事によって流出する土砂のせいで、シロギスの産卵場所が減ってしまったのかもしれません、海は以前とは変わりました。

しかし今年は違いますよ。先週までは束釣りも連発する、かつてのような釣れっぷり。
風光明媚な相模湾にシロギスの魚影が戻ってきたのかもしれません。

すっかり前置きが長くなりましたが、そんな懐かしいシロギス釣りを楽しもうとやってきたのは片瀬港。

前夜は大雨でしたが、明け方には曇り空で少しぱらつく程度。日が昇るとすっかり好天となりました。
平日ということで釣り客は少なく、四隅に分散。

タックルは定番Fリチャーズ
エサは相模湾なのでジャリメ。

船は東へと進みます。鎌倉沖かなと思ったらこれが意外で葉山まで足を伸ばし、水深8~10mのポイントへ。

潮が効いてないようで船はほとんど流れていきません。キャストを繰り返しながら船のまわりのシロギスを拾っていくような展開。
釣れ上がるシロギスは天ぷら好適サイズが揃い、たまに20cm近いのが竿先をひったくってくれます。

メゴチが釣れたので、泳いでもらいます。
泳がせに使うのはLTアジタックルがちょうど良し、しかしこの日はこちらにはアタリなし。

相模湾名物シリーズ1。森戸神社の鳥居。
源頼朝が作ったそうですよ。

相模湾名物シリーズ2。葉山灯台
通称、裕次郎灯台。石原裕次郎の三回忌に建てられた灯台とのこと。

相模湾名物シリーズ3。ヨット。
艇身には日本大の文字が見えました。学生さんでしょうか。

相模湾名物シリーズ4。曳舟。
船外機を使って、手漕ぎボートを沖のポイントまで送り迎えしてくれます。カルガモみたいで微笑ましい。

と、凪の好天で、昔を思い出しながら、懐かしのオールドスタイルのシロギス釣りを楽しんで沖揚がり。

シロギス釣果は52尾。潮が効いていればもっと数は伸びそうな雰囲気でした。
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船は22号船でした。秋冬はマダイに出ます。

港に着くと、舫を手伝ってたおじさん(漁師さん?)が、イサキ持ってくか?とみんなにウリンボを配ってくれました。このサイズのウリンボ、美味しいんだよね、天ぷらのネタが増えます。

メゴチも8尾交じりました。最後まで元気で泳ぎ続けてくれたのも持ち帰り(^^)

家で戻って包丁マシーン1号になって、52尾のシロギスをすべて開きましたよ。
後半、指が攣りそうになった^^;

先日釣ったクロダイ、イサキ。花王迷人劇場さんにいただいたショウサイフグと合わせて、イサキ、メゴチも天ぷらダネにしましょう。

この暑いのに天ぷらなんか揚げたくない、とばあさんが愚痴りながら大皿3枚分の天ぷら完成。
遊びにきた孫ちゃんらも、天ぷらばくばく食べてました。

ビイルを飲んで、いちにちが終了。

[片瀬漁港 萬司郎丸]
https://www2.manjiromaru.com/

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p.s. 孫ちゃんらと一緒に天ぷらパーティ。


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