土岐麻子が新作…心象風景と言葉の響き両立

2013-06-29 06:23:06 | 日記

 ポップス歌手、土岐麻子が新作「HEARTBREAKIN’」(エイベックス)を出した。
 売れっ子プロデューサーの川口大輔のほか、EPOや大江千里らが手がけた1980年代のシティーポップ風の音作り。そこに、心象風景と言葉の響きを絶妙に両立させた詞を乗せた。
 「Awakening」では「Someday, Someway ささやかな悲劇を そう、笑って 生きてみるの」と歌う。悲しみとの出合いこそ人生という哲学的な結論だが、サ行の軽やかな響きで爽やかに聴かせる。
 制作開始時、落ち込んでいた気分を反映して「傷心」をテーマとしたが、「半年間、作詞することで心と向き合い、人生で大きなものを得た」と話す。
 最初は、恋人と気持ちがかみ合わない歯がゆさを詞にした。が、最後に出来た「Rendez―vous in’58」は、別々の時間を過ごしてきた2人だからこそ会話で世界のあちこちを旅できる幸せがあるという内容で、とらえ方が前向きに変わった。
 「音楽じゃないと表現できない気分を大切にしながら、軽快に響く言葉を追求したい。これは悲しい曲と考えて作ってない。何とも言えない心情だから曲にする」
 Cymbalsの一員としてデビューし、2004年からソロに転じた。最近は「あなたって不思議だわ あなたっていくつなの」と、化粧品のCMでみずみずしい歌声を響かせている。30日、東京・日本青年館で公演する。(電)03・5720・9999。Yaff.showAffTag({'disp':'li','iseven':'','irakuten':'','w':'','t':'','a':'','m':'','p':'','seven':'','rakuten':'','isbn':'B00C6SI49I'});
(2013年6月27日
読売新聞)


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