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『新宿ピットインの50年』読書感想

2020年01月02日 | 読書
前回は渋谷音楽図鑑を読んで今度は2015年に発売された
『新宿ピットインの50年』読書感想です。



1965年開店から50年、日本の“ジャズの聖地”として新宿から世界に向け日本のジャズを発信し続ける
「ピットイン」の50年を記念して刊行されたドキュメントです。
渡辺貞夫、日野皓正、山下洋輔、坂田明、渡辺香津美、大友良英、菊地成孔ら
日本のトップ・ジャズ・ミュージシャンが語り尽くす内容です。
自分は職場の先輩に感化されてJAZZを聞き始めたのは1973年頃からです、
それまではクラッシクがメインで映画もよく見ていました。
その時に都内のライブハウスにも連れて行ってもらいました。
新宿ピットインに何時行ったかは定かではありません、移転前からだったか、
移転後であったかもわかりません、
覚えているのは六本木ピットインでバリーハリストリオに行ったことは覚えています。
最後に行ったのは2012年に昼の部で安カ川大樹ラージアンサンブル聞きました。
この本の中で、鈴木勲さんと渡辺香津美さんの対談が載っていまして、
新宿ピットインではなく、横浜のエアジンというライブハウスでこの二人にドラムのトリオを聞いた記憶が残っていて、理由はファースセットとセカンドセットの間にドラムの人は名前を忘れたのですが、
二人に演奏内容の事で指摘を受けていて、その時はどこがいけないのか全く分かりませんでした。
後日談としてそのドラムの人は渡辺貞夫のところで叩いていると聞いて、Jazzは難しいと思いました。
また、山下達郎は渋谷音楽図鑑での渋谷系としての位置づけがありますが、
六本木ピットインでも演奏してライブアルバムも作っています。
昨今はJAZZのライブハウスを運営するのは難しい時代に50年も続けることの意義は
大変だと改めて感じました。
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