船と音楽の時間
船と音楽を愛する男の日記
本日のライブは現代のフランスのジャズシーンを代表するギタリストのロメイン・ピロン、
アメリカからジェフ・ディニンソンのベース、日本から木村紘のドラムによるトリオ演奏です。
3人共に聞くのは初めてです。
新作の『Open Roads』からの演奏と思っていましたが、どうも違うようです、
MCは全て英語なのですが曲名の話がないようで、よく分かりませんが、
ファーストセット2曲はオリジナルで、
後の2曲はスタンダードナンバーで「ゴールデン・イヤリング」と「ブルーバード」でした。
演奏はフリースタイルかと思っていましたが、
オーソドックスなフレーズで、シンプルな音色がストレートに聞こえます。
ベースのジェフ・ディニンソのソロも心地よく響いてきます。
ドラムの木村さんは音数も少なく、ブラッシングが繊細です。
ギターのロメインさんはエフェクターも多用しなく、ストレートな音色です。
バラードが中心であり、ブルース感覚での音世界です。
セカンドは少しグルーブ感も漂わせてベースソロ、ドラムソロではハードな音色に変わりました。
ギターもエフェクターを多用して音数を増やして厚みのある演奏がありました。
全体的には変拍子のグルーブ感をあり、繊細な音色が感じ、
エンディングではシャウトしたり、余韻を引きづった演奏でもありました。