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世界の艦船 アメリカ海軍 2020 

2020年01月14日 | 読書
毎年、世界の艦船から発行しています、アメリカ海軍2020について




1年ごとに劇的に変わるわけではないので、写真は年ごとに更新されているのですが、
表紙は基本原子力空母が飾っています。
今までは時間もないので、写真を観てから終わるのですが、本文は
1. アメリカ海軍の現状と将来 竹田 純一
2. アメリカ海軍の艦船と航空機 井上 孝司
3. アメリカ海軍の艦載兵器 大塚 好吉
が書かれています。
2019の時は
1. アメリカ海軍の現状と将来 竹田 純一
2. アメリカ海軍の艦船と航空機 多田 智彦
3. アメリカ海軍の艦載兵器 井上 孝司
となり、アメリカ海軍の艦船と航空機について文書を比較することとしました。

アメリカ海軍の艦船と航空機
・潜水艦関連ではともにコロンビア級について推進機関とSLBMの搭載数について書かれていますが、
表現方法は違います、
・空母ではフォード級の就航と任務航海との関連で井上氏は現状を悲観されており、
課題解決のスケジュールが明確になっていないことを懸念されています。
・水上戦闘艦ではイージス艦、ズムウォルト級、LSC級について共に書かれていますが、
井上氏はやはりテクニカル部分での問題点を指摘されているところに違いがいあります。
・揚陸作戦艦艇/両用戦艦艇と表示は違いっていますが、内容は揚陸艦艇についてです。
 内容は共に一緒です。
・遠征輸送艦艇は2020版にあり、2019版には記載はありません、
全世界に展開するアメリカ艦艇のサポートするための艦艇で、港湾設備のない国とか、
入港を拒否された対応策として「シー・ページング」とネーミングで整備しています。
・洋上補給艦、各種補助艦船/補助艦艇と2019版/2020版と表示は違っています、
上記の遠征輸送艦艇とのからみもあり、各艦船の位置づけが変わってくるのかもしれません。
・機雷戦艦艇、哨戒艇では共にアヴェンジャー級とサイクロン級に書かれており、
やはり井上氏はテクニカルでの問題点を指摘されていて、
この辺は現状をよく把握されていと思いました。
・UUVとUSVはやはり2020版にあり、2019版には記載はありません、
今後の展開においてはUUVとUSVの現状と展望は必須事項であります。
航空機関連
2019版と2020版では種別方法が変わりました。
2019版は戦闘攻撃機、早期警戒機、対潜哨戒機、電子戦機、通信中継機、輸送機、
回転翼機、ティルト・ローター機
2020版は戦闘機/戦闘攻撃機、艦載電子戦機・早期警戒機、艦載ヘリコプター、
無人機、陸上機、海兵隊機
分類方法が少し違っていますが記載されている航空機に違いはないのですが、
運用方法とか同じティルト・ローター機でも輸送機と海兵隊での機種は違います。
当然、無人機も必要な項目であるので、版の違いが分かります。
ということで毎年発行されている増刊号ですが、比べてみると違いが分かります。

コメント
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