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広島県立美術館 印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション

2019年11月29日 | 日記
2019年11月2日(土)から広島県立美術館で開催されています、
バレル・コレクションを観に行きました。



グラスゴー出身の海運王ウィリアム・バレルが集めた珠玉の西洋絵画が初来日で、
日本では福岡、愛知、東京、福岡、広島の5会場で開催されています。
広島が最後の開催地です、バレル・コレクションは海外への開催は不可となっていましたが、
現在美術館は改築工事のため閉館となっており、可能となったとのことでした。
バルビゾン派や印象派などのフランス絵画、その影響を受けたスコットランドやオランダの画家たちによる名品80点を展示。写実主義から印象派への流れをクールベやドガ、ゴッホらの傑作を通じて辿ります。
最初に一通り展示絵画を観てから、
本日午前11時からの学芸員によるギャラリートークに参加してお話を聞きました。
やはり学芸員による解説は低スキルの自分には勉強になりました。

展示で印象に残ったのは

フィンセント・ファン・ゴッホ《アレクサンダー・リードの肖像》
第1章 身の回りの情景
テオデュール・リボー《勉強熱心な使用人》
第2章 戸外に目を向けて
エドガー・ドガ《リハーサル》
アンリ・ル・シダネル《雪》
ピエール・オーギュスト・ルノワール《画家の庭》
第3章 川から港、そして外洋へ
ウジェ-ヌ・ブーダン《ドーヴィル、波止場》



カミーユ・コロー《船舶》




ギャイターヴ・クールベ《マドモワゼル・オーブ・ドゥ・ラ・オルド》



学芸員からは絵画以外にも沢山の美術品をコレクションされていて、
9,000点にも上るとのことでした。
日本でもそうですが、お金持ちは皆さん趣味が同じだなと思いました。
さてグラスゴーは歴史のある古い町ですが、造船の町としても栄えていました。
近くの町にファスレーン海軍基地及びクライド海軍基地があり、
イギリス海軍の作戦基地の主要なところです。
映画ハンターキラーでアメリカ原子力潜水艦が出てくるシーンがあります。
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