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世界の艦船 2021年10月号 通巻957号 特集・海自水上部隊の双璧 DDGとDDH

2021年09月27日 | 読書

世界の艦船2021年10月号の特集は「海自水上部隊の双璧 DDGとDDH」です。

内容としては特に目新しい資料はありません。

DDGでは「あまつかぜ」から「はぐろ」まで、DDHは「はるな」から「かが」までの歩みと

各国のとの比較、現状分析等について各論説氏が解説されています。

「あまつかぜ」

「はぐろ」

「はるな」

「かが」

その中で、元防衛大学校教授堤氏は「あまつかぜ」「はるな」への乗艦勤務があり、運用側としての記事には読み応えかありました。

特に記事としてはイージス・システムについては記載が多いのですが、今までも沢山特集があり、特別号もあります。

現在の課題は政府がBDMへの搭載レーダーはSPY-7に決定しました。

これに沿って徳丸氏は賛同されています。

現代の艦載兵器 〈第22回〉レーダー その2で多田氏もSPY-6とSPY-7につい解説もあります。

自分の意見としてはSPY-6とSPY-7では使用目的が違うのであり、

SPY-6は艦隊防衛用、SPY-7は国防防衛用であるのではないかと思います。

それを艦船に搭載させて運用しようとしているので、色々な意見が出ています。

そもそもイージスアショワを導入する時に安倍政権が決めて、防衛省上層部が忖度して、

内容を精査することなく、候補地を決めてしまったことが迷走に行ったと思います。

その他の記事としては小林氏の「ロシアの新型特殊任務原潜「ベルゴロド」 その役割を考える」内容です、

 

 

ロシアは未だにこの種類の潜水艦を建造しているとのことで、旧態依然の発想であると思います。

アメリカはNR-1が除籍してからはこの種類の潜水艦は建造していません。

それと米新造攻撃原潜「ハイマンG.リッコーヴァー」の命名式の記事がありました、

1世はロサンゼルス級SSN-709で2007年12月27日除籍、

2世はヴァ-ジニア級SSN795で2020年竣工予定でしたがコロナで遅れたようです。

「原潜の父」の名前は受け継がれていくようです。

コメント
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