「生協だれでも9条ネットワーク」

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【参加報告】渋谷でのティーンズ・ソウル(T-ns SOWL)集会・デモに参加した3人から(2015/11/08)

2015-11-10 23:59:32 | 参加報告


11月8日(日)に行われたT-ns SOWLの渋谷での集会&デモに参加した3人のメンバーから参加報告の寄稿がありましたので、まとめてご紹介します。

<東京カズちゃんより>
 11/8(日)は昼から渋谷の宮下公園に集合して高校生のTeens SOWLのデモへ合流した。高校生のデモなら大人がサポートしないといけないと思ったからである。主催者発表で千人が集まったとのこと。
 冒頭、民主党の蓮舫議員と共産党の志位委員長が挨拶し、二人が並んでステージに立った時には「野党は共闘!」のコールが参加者から起きた。
 あいにくの雨の中レインコートを着て、職場のHさんとともに約3kmのコースをデモ行進し、渋谷駅付近、明治通りの原宿交差点、JR原宿駅を経て、最後は代々木公園で解散した。
 「とりま、一緒に歩こう!」("とりま"はとりあえずの意味の若者言葉 ※)を始めとして、若者らしいコールにおじさんはついていくのが大変だったが・・・(笑)。
 勿論、「民主主義って何だ?」「これだ!」"Tell me what democracy looks like?" "THIS is what democracy looks like!"のコールもみんなで何度も繰り返した♪
 このような若者が集まる繁華街にて同世代の若者がデモをする意味は大いにあったに違いない。

※管理人注:正確には"とりま"は「とりあえずまぁ」という意味で、SEALDsも使わない高校生中心に使われている言葉です。『ビッグイシュー日本版』で雨宮処凛さんが新しすぎると指摘していました。「とりま廃案」とコールして「それなそれな」(そうだそうだ)とレスポンスします。



<S.Hさんより>
 雨が降り続くあいにくの空模様でしたが、最初の集会の段階で500人程度、デモには最終的に1000人近くが参加したと思われます(主催者発表はありませんでした)。
 日本共産党の志井委員長、民主党の蓮舫氏があいさつ。蓮舫氏の演説を生で聴くのは初めてだったが、迫力があった。とりわけ、居並ぶマスコミのカメラを前に、「9月19日が過ぎたとたんに、マスコミでは安保法制の報道がほとんど行われなくなり、つまらない情報をだらだらと垂れ流している!」という旨のところは痛快でした。
 どこからともなく「野党は共闘」の声が参加者から沸き起こった。本当に、これから本気で共闘するのか、見てゆきたい。
 進学や就職があるのにもかかわらず、高校生が声を上げている。昨日は幸いそのようなことは起こらなかったが、妨害や暴力など不測の事態があった場合、親世代である私たちは彼らを守る責任があると思う。これからも、若い彼らを守り支援していきたい。



<山本邦雄さんより>
 11・8ティーンズソウルの渋谷での集会・デモに参加。降りしきる雨にも関わらず宮下公園はほぼいっぱい。制服や白のスポーツウェアの高校生がびしょ濡れになりながら、ピンクの腕章をつけ、会場整理をする姿が初々しい。
 政党から民主・蓮舫、共産・志位両氏が挨拶。演説し終わった蓮舫、志位氏を再び舞台に上げ「野党は共闘」のコールを繰り返していたのが印象的だった。
 シールズはサウンドカーやドラムで応援。渋谷繁華街を通り原宿までかなり長いコースをデモ。街頭の反応もよく、隊列は出発時の1・5倍位になる。途中参加、飛び入りもあったのだろう。参加人数は分からなかったが、高校生の親たち、兄弟も参加しているらしく、ちょっといつものデモとは雰囲気が違う。新しい、温かみがあるパレードで新鮮だった。


※写真はいずれも東京カズちゃんさんからいただきました。