年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

配偶者 (2007年12月)

2007年12月05日 | 日々雑感

かつて駐在した欧州の子会社では、従業員とその配偶者を招待して、無礼講的な趣向をこらしたクリスマスパーティーを会社の費用で開くのが、いつの頃から始まったのかは知りませんが、慣例になっています。 大人の世界のパーティーですから、子供は招待されません。 また同居と言えども従業員の両親や家族、同棲相手はやはり招待されませんでした。

今年の招待状の最終案が、かつての駐在者にも参考配布されたのですが、「 配偶者 」が「 spouse or same-sex domestic partner 」と書かれているを見てビックリしました。 直訳すれば「配偶者 又は 同性の家庭内パートナー」です。

欧州、例えばドイツや英国では正式な(←法的に認められたという意味での)結婚の前に、同棲生活をするのが、私めが駐在していた15年以上前から、しごく当たり前のことでしたから、同棲相手を招待すべきか否かが論議されたことが過去にもありましたが……。

しかし、「same-sex domestic partner」というのは、今年初めて使われた表現であり、かつての駐在者の間でもちょっとした話題になっています。  頭の中では、同性との正式な結婚を認める国が欧州でも増えてきたこともあり、さもありなん、と理解はするのですが、同じ頭の中のどこかで、ほんまかいな!? という想いも同時に持ちました。   そういう言葉を追加せざるをえないほど無視出来ない位の数になっているのか!という驚きの、ほんまかいな!? です。


時代の流れとでも言うのでしょうが、やはり私めの頭(おつむ)の中の辞書には無い言葉/表現ですね。



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