鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

減税が政治?

2010年04月16日 13時52分25秒 | Weblog
減税をすることは悪くないことだとは思います。ですが、北欧諸国のように、高負担で高福祉の社会を形成すると考えれば、日本の消費税はけっして高くはないはずです。

ひとつのまちで政治を行うとき、減税をして負担を減らすということは、ひとつの手法であることにはまちがいはありませんが、それがすべてではないはずです。問題は、同じコストでよりよいサービスや社会保障を実現することではないでしょうか。
減税をするとしても、それまでよりも社会サービスや保証の低下の部分が出てくるのであれば、それは詭弁になってしまうのではないかと思います。

社会サービスの低下につながっても減税を良しとするのか、現在の税水準でも無駄を省くことでお金をねん出しより良い社会サービスの提供を求めるのか、高負担になっても他市町にはない社会サービスを提供するのか、などなど、いろいろな選択肢が市民の側にもあるはずです。

それを、減税が一番良いことであり、それこそが政治ということは、非常に危険だと思います。今は良くても、10年後、20年後はどうなのか、そのようなことも考えながら、まちを治める仕組みを考えることが政治ではないかと思います。

ジャーナリズムについても、市民がいろいろな意見を客観的に比較するために存在するのであればよいのですが、特定の考えに誘導するためになってしまうとすれば、本来の意味をなさなくなってしまうのではないかと思います。

名古屋市長のメディアへの発信力をみるたび、いろいろなことを考えてしまいます。名古屋市議会ではどのような減税についてどのような議論がなされているのか、市長の発言よりも興味のあるところだと思います。

しかし、名古屋市議会の一部で、自己申告制で議員報酬を考えてはどうかという意見が出ていることに関しては賛同できかねるところです。
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電動バイク

2010年04月15日 09時45分47秒 | Weblog
電動バイクがホンダからリースの形で出されることが決まって、ヤマハからも出る予定らしいということです。このことはうれしいニュースです。ホンダのリース料は3年でガソリン車並みのコストになるくらいということです。

ですが、新聞配達やピザの宅配などをターゲットにしたということで、デザインがそれ向けの雰囲気になっているのが非常に残念でした。確かに、普及のためには実用車から投入するということがあるのでしょうが、関心のある一般ユーザーのことも考えてほしかったなと思うところです。

とは言いながら、現在の世の中を考えると、以外に早く一般向けの車両が出てくるでしょうし、形のほうも、もしかしたらもっと洗練されてくるのかもしれないという期待はあります。

もっと可能性を考えれば、モーターやバッテリーなどの基本コンポーネントはそのままに、市場でデザインや機能についてバリエーションを出すことができるのではないかとも考えます。
大きな企業だけではなく、地方の中小企業も参入できる形になることが、産業としても本当の意味で底力がつくのではと思います。

鈴鹿で言えば、これまでに自動車やバイク関連で集積してきた企業の活躍の場ができることが、モータースポーツのまちとしての街のイメージと重なるとともに、持続的な地域社会作りにもつながるのではないかと思います。

そういう今日は市議会全員協議会の日です。
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週末の話

2010年04月13日 09時10分16秒 | Weblog
先週の土曜日は、混合6人制バレーのすずかっぷを主催していました。
ながらく開催しているのですが、鈴鹿でのバレーというスポーツの広がりを感じます。開催していて常々思うのですが、鈴鹿はスポーツのまちと言いながら、なかなか大会を開催できる場所が少ないのです。学校体育館を借りるにしても、いろいろとハードルがあり、この点は改善すべき点ではと思います。

日曜日は老人会の集まりに顔を出させていただき、その後、学童保育の運営委員会に出席、中学校バレーの大会をすこし観戦した後、地域での話し合いに出席、その後、またバレーを観戦して、夜は地元自治会役員会に出席していました。

いろいろなことが地域で動いています。それぞれにたくさんの市民が関わりながら。
そのような動きを、少しでも良い方向に進めるお手伝いをできればと考えていますし、考えていきたいと思っています。
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研修終わって

2010年04月10日 00時05分00秒 | Weblog
今日は滋賀のJIAMで研修でした。
会津若松市議会と栗山町議会の事例報告を聞いたのち、パネリストでの意見交換、その後会場内での質疑応答という内容でしたが、やはり、多くの他市町議員の方々の熱意や、交流の中で感じる議会改革への思いは励みになります。
これからの鈴鹿市議会が、議会という機関として市民とつながる仕組みづくりの大切さを痛感するところです。

夜は動画配信について、最終的な部分でのチェックを行っています。
動画ファイルの整理の方法についてはおおよそ決まったのであとは設置なのですが、やはりストリーミング再生は難しいので、動画ファイルをどのように置くかなど調べながら検討しています。
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動画配信

2010年04月08日 22時30分47秒 | Weblog
今日の各派代表者会議でケーブルテレビで放送された一般質問の放送について、自分の分に限ってですが、動画配信が可能になりました。
今日はアップできませんが、近日中にHPのほうにアップするつもりです。

今日は研修先からの書き込みになっていますが、やはり、これからの社会は少子高齢化の中、人口減少も間違いなく来る社会の中で、私たちがどのような社会をもとめるのかということです。小さな政府は、福祉面で失敗を露呈している中、私たちはどのような地域社会を求めるのか、地方議会の責任は重くなってくると思います。
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今朝のひとコマ

2010年04月08日 10時15分35秒 | Weblog
今日の各派代表者会議でホームページへの動画掲載についてを取り上げてもらえるように会派長にお願いしています。これも関心が高いところです。
たぶん大丈夫とは思いますが、どのような話が出るのか興味があります。

気になることは、いわゆる不適正支給問題に関わることで、募金会の設置が今朝の新聞に取り上げられていましたが、このあたりの対応について、一事が万事という言葉がありますが、市行政と議会との関係で考え直すことがあるのではないかと考えています。

メディアの方々の取材努力については、いろいろなところに顔を出されたりしながら、情報を収集していらっしゃるのをよく見るところです。報道という側面からの努力を感じます。
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モータースポーツのまち

2010年04月07日 22時34分13秒 | Weblog
鈴鹿はそう言われているものの、F1やMotoGPの映像で見る諸外国のサーキットのような盛り上がりは今一つに感じています。熱狂的にまでとは言わないものの、一度は行きたくなるまちであることが、これから難しくなる自動車・バイク産業の中で重要だと思います。

私自身はバイクが好きで、学生のころから乗っているのですが、周囲で乗っている人は少なく感じます。乗りたいという人は潜在的にも多いと思いますし、過去に乗っていた人も多いと思いますので、この辺りになにかヒントがある気がします。

たとえば、鈴鹿サーキット南コースなどで試乗会も兼ねた、セミリタイアライダー向けのイベントを開催したりすることです。このような場を作り、市内の2輪関係メーカーやショップの方々にも参加してもらうことはどうかな?と考えたりします。

また、鈴鹿にバイクでも車でもきていただいた方々に、鈴鹿が起点のドライブ・ツーリングマップを作製することもありと思います。このようなものは良く作られていますが、たとえばそれを鈴鹿市職員の有志で作れば、それを通して鈴鹿市の活性化につながるなんてことも考えられるかもしれません。

ともかく、「楽しむ」を大切にした形で、モータースポーツのまちとして、モータースポーツも含めたスポーツのまちとしての鈴鹿になるように、これからも考えていきたいと思います。
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パフォーマンスへの不安

2010年04月06日 17時17分30秒 | Weblog
名古屋市長の応援として有名俳優の方がついたとのこと。もともとの支援者の人たちが離れていることについてどのようになっているのか、その後の報道がないのでわからないけれど、メディア受けすることは間違いないことだと思います。

福島県矢祭町のことを挙げて話をしているらしいけれど、同じく福島県の会津若松市議会の動きについてはどう考えているのか、そのあたりが見えないことが疑問であるのと同時に不安にも感じます。

人口6,600人の矢祭町と、名古屋市のような政令指定都市における行政事務を同じように言うことは適当ではないでしょう。
にもかかわらず、矢祭町議会のことを名古屋市議会にあてはめようとすることはどうなのか、そこの議論をきちんとするべきでしょう。

名古屋市議会も東京財団などから意見を聴くなどして議会改革に取り組んでいることについて、市長のパフォーマンス的な行動ほど取り上げられないことは、やはりアンバランスに感じざるを得ません。

劇場型の政治がその後に問題を残すことは、最近の政治の動向をみれば明らかなことではないでしょうか。
そのようなことへの反省もなく、パフォーマンスが先行している状況には不安を感じざるを得ません。
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日曜が過ぎて

2010年04月05日 10時23分34秒 | Weblog
月曜朝ですがブログ記入です。

日曜は、朝に地元春日神社の稲荷祭がありました。土曜と打って変わって風も少なくよい天気でしたが、やはり空気は冷たかったですね。
地域の神社の祭りに参加していて思うのですが、宗教的な側面とか考えにこだわらなければ、このような祭りは、地域で暮らすための「社会的なのり」として大切だとつくづく思います。

祭りが終わったあと、市立体育館で開催していたバレー大会に、ママさんチームが参加していたので観戦に行きました。途中からはベンチにも座っていたのですが、鈴鹿市にはバレーを楽しむ人がたくさんいることをあらためて感じました。
ちょっとうれしかったのは、ジュニアバレーで見ていた子が、同じチームでバレーをすることになっていたことです。鈴鹿市の西部地域や神戸地域ではそういう姿をよく見かけるので、こういうつながりが愛宕小地域でも増えればと思っていました。

そのあと、「鈴鹿市の戦争遺跡を保存・平和利用する市民の会」の総会に出席しました(写真)。鈴鹿市には戦時中の建物などがまだ残っており、それらをうまく活用することは、地域づくりにも資産となるのではないかと思います。
目下の課題は、NTT西日本研修センタ跡地内にある格納庫で、民有地内でこのように現存しているものは日本でもごくわずかであるということです。このような歴史的資産をうまく活用することを考えるべきではと思います。
この日は「NTT研修センター跡地利用に関する特別決議」が会でなされました。今年はいろいろ動くことになりそうです。

夜は愛宕校区町民会議の会議でした。新旧委員さんの交代の時期ということでしたが、これからの会の活動方針や、委員の選出方法なども含めて意見をお聞きしていました。
このような地域での地域住民活動団体のあり方もこれから整理し考えていく時期なのだと思います。
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できごと

2010年04月04日 08時06分15秒 | Weblog
昨日は午前中はジュニアバレーのコーチに、午後はお花見のお誘いをいただいたのでそちらに参加を、夜はナイスミドル会の会議と夜まわりをしていました。

過去「鈍感力」という言葉を使っている人がいらっしゃいましたが、これの必要性のようなことを、最近思うことが多くなりました。

感覚は鋭敏でなければいけないけれど、感じ取ったもの全部を、同じようにまた感じたり考えたりするのではなく、ある程度で切り離せる、そんな力が必要なのかもしれないですね。

しかし、あまり鈍らせるほうが多くなってしまうと、感覚自体が鈍ってしまう。それはいけないことと思いつつ、バランスをうまくとれるようにしたいですね。
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