鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

参考になること

2010年04月23日 23時56分51秒 | Weblog
今日は、午前中に地域の方とお話をさせていただいていました。その方の日々の活動で気づいたことなどを教えていただき、参考になることが多々あり、その後、地区市民センターに出向き、地域の方からお聞きしたご意見に関することについて、センター長から状況を聞きました。
またセンターでの懇談では、地域に関連したことで聞いたことについて、関係する会社にあいさつを兼ねて赴き、担当の方々と話をさせていただきました。
そして、当初の地域の方の話と、地区市民センターで聞いた話について、担当課でどのように現在考えているのかを聞きに市役所本庁に行っていました。

それで参考になることについてですが、4月21日付の中日新聞紙上で、大阪大学学長の鷲田清一先生のコラムに書かれていることです。
そのタイトルが「文化としてのリスクマネジメント」地域社会に「支えあい」をとあり、これからの地域づくりや市民活動を考える上で、特別な考え方としてではなく、身近なこととして一人でも多くの人に読んでもらえたらと感じました。
詳しくは、その日の新聞を参考にしていただければと思います。

私が関西大学に通っていたころ、その時はもちろん大阪大学の学長という立場ではありませんでしたが、鷲田先生は一般教養の哲学の授業をされていました。哲学と言っても、難解なことを話されていたのではなく、たとえば、つばについて、自分の中にあるときは汚いとは思いもしないのに、吐き出すと自分の中から出たものであるのに汚いと感じるのはなぜなのか、などということを講義で話されていました。
そう思い起すと、身近なところから物事を考えていくという感覚を、鷲田先生の講義で教えていただいた気がします。

そういうことを考えていると、気づけば大阪での学生生活ははや20年以上前のことです。月日の流れの速さを感じるとともに、一方でそう遠くないような気もするという感覚を同時に感じたりもします。

コメント
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