鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

危機感を持っています

2020年04月23日 01時00分58秒 | Weblog

4月14日に鈴鹿市・亀山市緊急共同アクションが発表され、その後、4月16日に国の緊急事態宣言が全国を対象に、4月20日に三重県緊急事態措置が出されました。しかし、その間にも陽性反応が出た方が増えており、全体の症例としては現時点で43例となっていますが、じわじわと広がっている感じを強く受けています。

爆発的に広がる感覚が薄いのは、人口密度や地域内での移動の際に自動車を使うことが多いなど、大都市圏との違いがあるからかもしれません。しかし、大都市圏との移動ができないわけではなく、名古屋は多くの方が通勤などで通っていることを考えると、軽症の方や不顕性感染の方が一定数いるのではないか、もしかすると、4月16日前後で感染された方が発症しはじめるのではないかと気がかりです。また、感染力は発症前の2~3日から発症までが最も強いという研究もあることを考えるとなおさらです。

もし、5月6日までに感染者が拡大したら、すでに岐阜県や愛知県の一部の市町、また全国の中でも行われているところがありますが、5月31日までの休校措置の延長も視野に入れないといけないのではないかと危惧しています。また、そうなると想定すると、経済面での影響も今よりも深刻さが増すでしょうし、日常活動を自粛という形で抑制されることへの限界が出てくるのではないかとも考えます。

そうなると、大人にとっても相当に心理的なストレスが大きくなり、児童虐待のようなことが広がる可能性もあるかもしれませんし、依存的な思考も強まってしまうのではないかと思います。なにより、閉塞的な空気や、実際に狭まっていく状況に追い込まれてしまう人が多くなり、自死を選択する人が増えないかということも気がかりです。

一方で、集団免疫の形成という観点を否定するわけではありませんが、安易な気持ちでそれを受け取ることにも危機感を持ちます。なぜなら、感染者の8割は軽症や不顕性感染で、2割の人が重篤化するといわれている中で、感染者の母数が増えることは、つまり、重篤化する人も増えることになり、それは医療崩壊につながったり、亡くなられる方も増えることにつながるからです。また、軽症といわれる方々が自分の体験談をネットなどで上げられていますが、軽症とはいっても、季節性のインフルエンザよりももっと厳しいということを書かれています。ワクチンもなく、今のところ劇的に症状を改善する薬品もはっきりしていない中では、感染して発症すると、リスクは高いと言わざるを得ないと思います。

このようなことを考えると、5月6日までの間、自分を相当に律しながら、社会をみんなで支えるという意識で行動抑制をしていくことが必要なのだと思います。私がいまの立場で言えることは、感染拡大を止めるために、こうしてブログやフェイスブックで発信することや、会話する機会があったらその中で気持ちを伝えることです。4月21日にフェイスブックでこのように発信させて頂いています。

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いろいろな心配事、活動したほうがいいと思うこと、みなさんたくさんあると思います。

 しかし、いまは社会的接触を8割以下にすること、普段会う人が10人いるとしたら、感染拡大防止策を取った上で、2人くらいまでに抑えること、それも短時間ですませることに集中しましょう。それをあと2週間程度。

 それをしなければ、感染拡大は止まらないことになってしまって、どんどん自分たちを袋小路に追い込んでしまうことになってしまうと思います。

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私たちが行動するのは、私たちのためでもあることはもちろん、なによりも子どもたちのためにという意識を持っていきましょう。


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