鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

政治の動き

2012年06月01日 11時34分35秒 | Weblog
5月27日は桑名で開かれた市民と議員の条例づくり交流会議に参加、昨日は名古屋で行われていた若者政治勉強会を聞きに行っていました。
このような動きを間近で感じることができる状況で思うことは、マスコミで見える以上に実は地方政治の現場が変化してきているのではないかということです。

いろいろな政治塾が開講し、勢いのある首長さんを中心に国政も変えていこうという流れがあることは、決して否定するものではありませんし、そのような動きも必要な時代なのだろうと思います。例えれば、即効性があり、非常に効き目のある薬のような感じなのかもしれません。
その動きを見たり、変革の話を聞くと、なにかが動くという予感がするということは、世の中が変化していく過程の中で大切なことでしょう。

しかし、メディアに大きく取り上げられることはありませんが、地方議員が政党の枠を越えたりしながら、横の連携で地域課題に向かおうとしている動きが増えていると思います。
例えば、原則として35歳までに初当選した45歳までの市議会議員による超党派団体としての、全国若手市議会議員の会の活動がありますし、最近では、フェイスブック上で、東海地方の議員がつながり学びあおうとするグループや、JIAM(全国市町村国際文化研修所)で研修を受けた議員のグループなど、地方議員の横の連携でも学びの共有と、地域課題の意見交換が広がっています。
もちろん、このようなネットワークに関わっている方々は、非常にエネルギッシュな方で熱意にあふれる方が多く、その意味では首長さんたちにひけはとらないのではないかと思います。私自身、皆さんから非常に参考にさせて頂くこともありますし、日々の動きの励みにもなっています。

このような動きは、なかなか住民の方々には見えないところですが、漢方薬のように地方を変える動きになっているのではないかと思います。今の世の中の状況は切迫していることも事実と思います。だからこそ、地道に自分たちの自治体をしっかり考え、そこから徐々に考えを広げていく、連携しながら取り組んでいくということが、困難な社会状況に大切だと思うところです。

自分としても、このような学びのネットワークを大切に、鈴鹿のことに取り組んでいきたいと思っています。
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