さなえのうた

歌いながらあちこちに出没します♪

醜態を晒して死にたいのか!

2022-05-13 | 日記・エッセイ・コラム
時代劇…必殺仕置人だったと思います。

首吊り自殺をしようとしている娘を
山崎努さんが止めるシーンがありました。

その時のセリフは、現代では
コンプライアンスがどうとか言われそうな
シモのセリフでした。

『首吊りなんかしたら…
…(こんな姿に)なる。

(こんな姿とは
いわゆる排泄や性的な表現を伴うものです。)

そんな醜い姿を晒して
お前は死にたいのか!』


でも、その露骨で過激なセリフと
山崎努さんの説得力のある演技で、
…誰もが自殺を思いとどまると感じました。

そのセリフを聞いたことがある人は
そのシーンを見たことがある人は
首吊り自殺なんてしないと感じました。



今、そんなセリフを脚本家が書けなくなっていますし、
ニュースで『首吊り自殺』と報道されることもなくなったようです。


でも、表現者としては
舞台の上で
あの露骨で卑猥で汚いセリフを
本気で言いたいと思います。

弱っている誰かの心に刺さるように。

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