2012年12月29日
本日をもって、トナカイが閉店となりました。
フィナーレを飾るパーティーがあったのですが、
行かなかったー。
なんか、終わらせたくないなーって思いましたし、
まだ終わらせちゃいけない気がしましたし、
もう杖はついていませんが、
立ったり座ったり歩いたりすると。。。脚の調子が悪いのが、
一目瞭然だし・・・
なーんて、言い訳をつらつらと並べてみたっ
たぶん私は、終わってしまうものに、
惜別の想いは持っていても、
感傷に浸るとか、そういうのが苦手なんだと思う。
常に未来を向いていたいって言えば、かっこいいんだろうけど。
トナカイや、トナカイで支えてくださった皆様には、
とても感謝しています。
だから、さよならパーティで「終わっちゃうねー」とか
「寂しいねー」とか「またどこかで」なんて感傷に浸るより、
これからどうするかを考えたいし、
そのために行動したい。
それが本当の恩返しなんじゃないかなって思うのです。
先日亡くなられた歌舞伎役者さんは、
「親の死に目に会えるような役者になっちゃいけない」と
おっしゃっていたそうですが、
同じ感覚かも。
最期に『こうもり』を上演できて良かった・・・
これだけは言っておこう。。。