人形たちに癒されて♪(新)

フェルトで可愛い人形を作っています♪
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Hospital☆Life(新聞配達編)2

2012-06-11 03:39:13 | Hospital☆Life
ギアがトップに入っている事に気づいたのはまさにバイクがギアを入れた直後に妙な動きをした時であったのだ「しまったトップに入ってたんだ」と思ったが何事も後の祭りである私の身体はそのまま宙を舞い地面に思い切り激突しバイクはそのままバランスを崩し橋のたもとの後少しずれていたら川に落ちるすれすれの状態で停まったのであったなんとも「弁慶の泣き所」である向こう脛を強打し余りの痛さにしばらく動けぬ私であった

しばらくして少し痛みもおさまった時点で事の状況を確認したがバイクは頭から橋の際の溝にはまった状態でただでさえ重たいバイクを起こせる状態ではなく元よりバイクが動くのかさえわからぬ状態で仕方なく新聞店にをした私であった新聞屋の店主はわざわざバイクできてくださり救急車まで呼んでくださった私としたらバイクと新聞屋の店主を残したまま救急車に乗り込み病院に運ばれたのであったまたまた救急車に乗る羽目になってしまうとは思っても見なかった私である

単なるかすり傷と思っていたのだが思ったより傷はぱっくり開いているようで病院につくと何ともまた恐怖の注射をされなんと8針も縫うはめになったのであるそして入院こそしなくてよかったが予想もしない松葉杖をまた使用するはめになりしばらくの中で自由の効かぬ松葉杖生活となってしまうのである回りの人間はなんと言葉をかけたらいいのかわからず「いつもバタバタ忙しくしているからたまの休養だと思ったらいいよ」と言ってくれたが思うように動けないというのはなんとも苦痛でしかないのだそれは7月の暑い盛りの事故であったのだった

その8針縫った事故がまだ皆の記憶から覚めないくらいの2ヶ月後の9月のある日今度は走行中の居眠りで事故が起こってしまうのである新聞を配り終え帰路に向かう細い山道で突然眠気はやってきたようである本人は寝てる状態のことでありどういう経路でバイクが走ったのかは定かではないがバイクが右側のコンクリートの壁にぶつかり溝にはまり止ったところで目が覚めたのであるその瞬間私の頭をよぎったのは・・・


「あぁっこの間事故ったばっかりなのにまた事故ってしまった新聞屋にするの嫌だなぁなんて言おう」である

まだこの間迷惑をかけたばかりなのにまたまた事故ったなんて情けなくていえないではないかとりあえずバイクを道路まで引っぱり出したのだが幸いひどい怪我もしてないようだしバイクも壊れてなくエンジンもかかるようであるもしかしたらもかけなくて済みそうであるそれに私はこんな山道で呑気に構えている場合ではないのだ今日は学校で朝の7時から奉仕作業があったのであるこんなところで悩んでいる時間などないのだ私は右足で思い切りエンジンをかけ・・・


「少々すりむいただけなのに
その割には痛いなぁ


と多少思ったが別に気に留めるでもなく家に向かって走ったのであるそしてに到着し玄関に入った時点で「まさかひどい事ないよなぁ」と思いながらズボンをめくった私であるがズボンをめくって唖然としてしまったかすり傷どころの騒ぎでも奉仕作業どころの騒ぎでもない・・・なんとも足の肉がなかったのである

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