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子ども2人不登校でした


不登校からニートとなった息子の母のブログ☆

映画『フロントライン』を観た

2025-06-13 23:02:00 | 映画
これは絶対観なければと思っていて

封切り日に仕事が休みだったので、朝イチで観に行った。

〈ざっくり感想〉

●予想よりも良かった。

●事実に基づき社会的メッセージを伝えながらもエンタメ性もあり、泣かせるシーンもあり、中だるみせず、最初から最後まで引き込まれて観れた。

●キャストがよかった。とくに窪塚洋介がかっこ良すぎ。(個人的な好みで)

〈細かい感想 ネタバレ注意。これから観る人は読まない方がいいかも〉

 船内でコロナ陽性外国人患者の診療にあたる医師や看護師はもちろんフルPPE(完全防備)なのに、通訳として呼ばれたクルー(森七菜ちゃん)は制服姿に不織布マスクを付けているのみ(N95ですらない)で、患者がいる部屋に無防備で入り濃厚接触者の妻に近寄って英語で問診していた。
『あり得ん〜!感染してまう!』(私の心の叫び)と思ったが、後でパンフレット読んだらこれは事実だったらしい。モデルになった英語のできるクルーさんが制服に不織布マスクだけで通訳して、(ドクターたちは物々しい格好なのにわたしは大丈夫なの?〉と思ったと書いていて、初期の頃はこんな対応だったんだとびっくり。
対応に当たったクルーさん、感染しなくて本当によかったですね(^◇^;)


六合という感染症専門の医師がDMATを非難するYouTube動画を投稿して、マスコミがそれを取り上げたことにより、DMAT隊員達の心を折り、撤退する隊員達も出てくる。
『あ〜!そんなことあった、あった!あのお騒がせ医師の名前なんだったっけ』(私の心の声)
エンドロールに〈岩田健太郎 YouTube〉と出て来て、『あ〜、そうそう!思い出した』
エンドロールに名前が出てくるってことは本人に承諾取ってるんだよね。あまり名誉なことじゃないけど…

小栗旬が待ち構えていたマスコミ(桜井ユキ)にインタビューされて、「あんたら、面白がってるだろ!あんた達マスコミは切り取って報道する。それを訂正している暇はこっちにはないんだ!」とインタビューを拒否するところ、気持ちよかった。(事実かどうかは知らない。多分作ったと思う)

その後、実際にダイヤモンド・プリンセス号に乗った別の医師が六合医師にSNSで反論し、世間の流れが変わる。これは高山義浩医師がFacebookに投稿した内容をベースにしているようなのだが、テレビで六合医師のDMAT批判を取り上げたディレクター役の桜井ユキがそれを読んで反省するシーンがあったのがよかった。(本当にマスコミの人達が反省する気持ちを持っていたかどうかは知らないが)

会議で、患者の受け入れを頼んだ病院の院長から、「コロナ患者を受け入れるなら辞めるという看護師が大量に出て来て困っている」とキレ気味に言われ、「そんな気持ちで働いているなら看護師辞めればいいんだ!そんなやつ医療に携わるな!」と逆ギレして、後から反省する小栗旬が愛おしかった。

新設したばかりの藤田医科大学病院岡崎医療センターがたまたま開業前で、無症状の濃厚接触者の隔離を受け入れるのだが、バスで5時間かけて搬送する途中で7人発症し、藤田医科大学の医師役の滝藤賢一が「無症状の人だけ受け入れると言ったのに!スタッフも充分いないのにコロナの治療なんかできるか!」とキレるのもリアリティがあってよかった。

厚労省役人役の松坂桃李くんのガチガチのお堅い役人の中に次第に人間性が見えてくる演技、よかった。

小栗旬が松坂桃李に対してお前呼ばわりなのは、演出だから仕方ないのかな〜。小栗旬のモデルになったDMATの先生が厚労省のお役人に「おまえ」とか実際は絶対に言わないと思うけど。
小栗旬の態度が偉そうなのがちょっと気になったけど。まぁ、映画を娯楽として面白くするための演出なんだよね。



なんか、興奮してたくさん感想書いた。笑

注)細かいセリフの言い回しは違っていると思います。記憶を元に書いたので

最後までお読みくださった方がいたら、ありがとうございます。



ニイト君は体調良くなって来たみたいです。
おかげさまで😊




『受け手のいない祈り』を読んだ

2025-06-08 18:16:00 | 読書
芥川賞作家で医師でもある著者が実体験を元に描いた小説

舞台は『誰の命も見捨てない』という理念を掲げる救急病院。医師不足の中で不眠不休で命を削りながら働く外科医の物語。

周りの基幹病院の救急センターが崩壊し、救急車が集中。隣の県からも救急車が来るようになり、忙しさから医師が次々と辞めていき、残った医師らは連続勤務が当たり前となり、眠ることも許されず、横たわることさえできない。

患者は見捨てられないが、『誰の命も見捨てない』の中に医者の命は含まれていない。

壮絶だった。

想像以上に壮絶な物語であったが、日本の医療は現実にここまで来ている。

現実に外科や内科に進む若い医師がどんどん減り、初期研修を終えてすぐに美容外科に進む医師が急増して社会問題になっている。

この前NHKの番組でもやっていたけど、職業選択の自由があるからどうしようもないと偉い先生がコメントしていた。

将来自分が緊急手術が必要な病気になっても、手術は受けられずに死ぬしかないのかなぁ…



芥川賞作家だけに文学的な描写が素晴らしく、実体験に基づいているだけに非常にリアリティがある。是非多くの人に読んで欲しい一冊‼️



ニイト君 退院

2025-06-06 18:16:00 | 日記
ニイト君は10日間入院して退院した。

まだ完治してないけど「早く退院したい」と主治医に無理を言ったみたい。

ニイト君に「入院して得た物はある?」と聞いたら
「看護師さんは大変な仕事だと分かった」と答えた。

そうだねぇ。病棟勤務の看護師さん、本当に大変なお仕事よね。それが分かってよかったね。



実はニイト君、入院する前から友達の家にお金を払って間借りしていて

しばらくは家にいなさいと言うのも聞かず、

退院してすぐ家を出て行ってしまった。

まだ完治していないのに…

とりあえず退院はしたけど、まだまだ心配






ニイトくん 入院する

2025-05-25 23:10:00 | 日記
ニイト君が入院した。

病名は伏せておくが

かなり珍しい病気らしい。

専門医でも、「文献では知っているが実際診たことない」という

専門外の医者は「そんな病気があるなんて知らなかった」と言うくらい

入院5日目から、やっと流動食が少し飲めるようになった。

今日は主治医の話を聞きに行くよ〜

皆さんにご心配かけたくないのでブログに書くかどうか迷ったけど

ニイト君の記録としてやはり書くことにした。



見出し画像は今年うちで育ったツバメのヒナたち

ニイトくん 3週間のヒッチハイクの旅

2025-05-06 18:39:02 | 日記

ニイトくん、3週間前に西日本へヒッチハイクの旅に出発。

 

中部地方の我が家を出発して、鹿児島の南端、指宿市まで行って、折り返してきたらしい。

 

移動は主にヒッチハイクで、途中電車やバスも利用して色々な観光地を回ってきたようだ。

 

途中の宿も人通りの多いところで『今晩泊めてください』とスケッチブックを掲げて、

 

うまくいけば親切な人が家に泊めてくれたというから驚いた。

 

他は24時間営業のジムか、ネットカフェで過ごしたという。

 

一度は公園で野宿しようとしたけれど、寒さでお腹を下し、断念してネットカフェに行ったと言う。

 

さらに、旅の途中で中高時代の同級生と連絡を取って会ったというから驚いた。

 

中高時代の友人とは連絡を絶っていると思ってたから。

 

同級生は大学卒業して社会人だ。どんな会話をしたのやら。

 

「色々な人と出会って楽しかった~」と言って元気に帰ってきた。

 

『今晩泊めてください』のスケッチブックを掲げていたら、二人組のおじさんに説教されたり、写真を撮られたり、宗教の集会所に連れていかれたり、色々ハプニングはあったようだ。

 中にはお金を恵んでくれる人もいたと・・・

 

世の中には見ず知らずの人を車に乗せたり、家に泊めてくれたり、お金をくれたり…親切な人たちがいるのには私自身が本当に驚いた。

 


ニイトくんは学歴がなくてもたくましく生きていくだろう