ダダダダ団長が行く!

小動物・自然観察、子育て・教育など日々感じることをつづります。時々「ガオ~!!」って吠えるけど猛獣ではありません・・・

男鹿の光る海 おまけ

2007年02月27日 09時18分19秒 | 自然・植物・菌

太陽は日本海に沈む。

午後の日差しが男鹿の海を照らした瞬間をどうぞ。






男鹿に行って携帯で写真を80枚ほど撮ってきた。携帯でどこまでサマになる写真が撮れるのか限界に挑戦、って感じ。ま、後からかなり削除してしまうのだが・・・
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日本海、男鹿、なまはげ

2007年02月27日 08時05分18秒 | 思ったこといろいろ
韓国では「日本海」という呼び名に抵抗があるため、「平和の海」という名前を提案したらしい。悪くないネーミングだと思うけど、どうする?「日本海」。


日本海側は「裏日本」と言われるぐらいに、ちょっと日陰者イメージがある。
日照時間も短いし、雪は多いし・・・秋田県はがん罹患率がやたら高いし、自殺率日本一だし・・・(うっ!)
日本海の海の色が暗いのも影響しているかな? 太平洋の海は、たしかに明るい。

生まれて初めて秋田県北部にある「男鹿半島」に行った。
男鹿半島は日本海に突き出したオノの形。地図を見ても冬が厳しい土地だとわかるだろう。

男鹿の海↓↓


この日は天気がよかったけど、行く途中の風景からも、海岸線の様子からも厳しい気候が想像できた。


秋田県は結構広い。
団長は県中央部の秋田市で生まれた。修学旅行の北海道に向かう列車で県北部を通り過ぎただけで、秋田市以北の土地に足を踏み入れたことがなかった。
(今は県南部の奥羽山脈のフモトに住んでいる。)


秋田といえば「なまはげ」を連想される人も多いと思うが、どこにでも「なまはげ」がいると思ったら大間違い!秋田県民といえども本物の「なまはげ」を見たことがない団長のような人間も結構多いのだ。

「なまはげ」は男鹿の伝統行事だ。小正月に鬼の面をつけて各家を回り、出刃包丁を振り回しながら、「なぐごはいねが~!(泣く子はいないか~!)」と子どもたちを恐怖のどん底に突き落とし、一生消えぬトラウマを与えながら、子どもたちの健やかな成長と一家の無病息災を祈る・・・完璧に矛盾した祭事だ。(現地の方、ごめんなさい!)
男鹿半島に生まれなくって、本当によかったと思っている団長であった。(さらに、ごめんなさい!)


そんな団長も昨年、ナマのなまはげを見る機会があった。なんと、銀座の飲み屋さんで、だ。
(興味のある方は、「なまはげ」「銀座」で検索してみて。なまはげショー付きで、秋田の美味しいものが食べられるぞ。)

はい、登場した「なまはげ」たちの語るウンチクについて、東京の人には聞き取れない方言でもちゃーんとわかるので、いきなり通訳になった。

さすがサラリーマンのお客さんが多い銀座だけあって、「なぐごはいねが~」とは言わない。
仕事を怠けていないか、上司の悪口いってないか、など、TPOに合わせたセリフなのだ。
そして、座り込んで人生をも語る「なまはげ」。

男鹿半島に逆輸入してやりたいものだ。



ということで、男鹿半島には何をしに行ったか、については、次回。




今年の冬は本当にめずらしくお天気が続いているので、秋田県の自殺率も下がるのではないかと予想している。これが的中したら、明らかに日照時間増による影響ってことね。
それにしても、男鹿の海岸は風が強くって体感温度は低かった。盆地の中とは差があるな・・・
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