車の渋滞も少し収まったようなので、道路にバックで出る。
そして、帰りの下り坂に向かうが、なぜかここも詰まっていた。
２重駐車していた車が邪魔で交叉する車が動けなくなっていたところに、次々に車が詰まってしまったようだ。団長の車もその中のひとつ・・・
ここで１０分も立ち往生。
ひどいことに誘導の係りはどっかにいってしまっていて、結局先頭の車の人が降りてきて、順番に後ろの車に下がってもらった。
団長も反対側の車の横でギリギリ状態だったので、窓を開けて、横でハンドルの切り方まで教えてもらいながらバックした。
自分１人でやっていたら、また別の車にこすっていたよ、これ。
ひとまず、連続２回の事故は回避できた。ホッとした。
焦っているとロクななことがない。
この会場で、こんな渋滞に巻き込まれるとは思いもしなかったし、渋滞しているってことは、どうしたって車が動かないのだから「あきらめて動かないに限る」って悟ったよ。
自宅に帰ってから、保険センターに電話して事情説明。担当者が明日決まるから、また連絡がくるということになった。
しばらくすると、むむむ娘が自力で歩いて帰ってきた。
お腹が減りまくっていたので、たまたま部活でおみやげにもらった饅頭をエネルギー減として、帰りが一緒の友達とがんばって５０分の道のりを帰ってきたそうだ。
電話の件も、最初にかかってすぐに切れた後、何回かけても出なかったから、「何かあったな」と気がついたそうだ。（エライ！）
帰ってきたむむむ娘に、「事故った～・・・」と言って状況説明をしたら、納得してくれた。
そして、９時過ぎに帰ってきたむむむ息子。
予想以上にお客さんが入っていて、立ち見もいたそうだ。
そりゃまたすごい話だ。まだ若いピアニスト、うれしかっただろうな。
このピアニストの卵、地元では中学の卒業式、高校の卒業式でも演奏をしたという地元では伝説の男だ。
むむむ息子の感想は、というと、
「演奏はすごく上手かったよ。だけど、会場の全体を響かせるまでは、いってない」というやたらとツウな発言をしていた。（おめ～、耳が肥えすぎ）
翌朝、事故った相手に再度ごめんなさいの電話を入れた。
保険センターには連絡をいれたことも伝えた。とにかく、すぐに車がきれいになるように担当者に頼んでおくから、とも伝えた。相手、困っていたみたい・・・
こんな電話していいんだろうか、って思ったけど、ただ単に保険屋に任せるのもどうかと思ったので、別に構わないよね。
その後、担当の保険屋から電話がなかなかこない。昼ぐらいにこっちから電話をして、やっと担当者から電話がきた。このあたりの保険屋はのんびりしてるのか？？？
前日のセンターのオペレーターもそうだったのだが、保険屋さんって、まずは「おケガはありませんか？」って聞くんだね。
これ、マニュアル化されているようだ、って気がついた。今回はちょっとこすっただけなので、ケガなんてまったく頭になかったんだけどね。
まずは状況を説明すると、「それは１００％こちらが悪いですね」と言われた。
本当は１割ぐらいは相手の不注意ということもあるらしいが、１０万円が９万円になるぐらいなら、その１万円で争うのはバカげてるって思った。なので、それで構わないから、早く相手の車をきれいにしてほしいと頼んだ。
事実、焦ってたし、気がつかない団長が悪いのは明らかだもんね。
今回のことで、車を運転する時は焦っては絶対にダメという教訓を学んだのであった。
愛車まめ太の後部右の３本線のアディダスは、教訓の証ってことだ。
皆さんも事故には気をつけましょう。ところで、運転実績１年目、ペーパードライバー歴２０年の団長のゴールド免許ってどうなるの？？
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