ダダダダ団長が行く!

小動物・自然観察、子育て・教育など日々感じることをつづります。時々「ガオ~!!」って吠えるけど猛獣ではありません・・・

ゲコイワイとケモノニク

2007年02月19日 00時05分44秒 | 思ったこといろいろ
東京のお祭りでは、終了後に行う反省会?打ち上げ?のことを「鉢洗い(はちあらい)」という。
こちらでは、「ゲコイワイをやるから・・・」といわれて、「鉢洗い」のことだとわかるまで、ちょっと時間がかかった。
「下向祝い」と書くらしいが、どうしてこう言うのか?
もしかして、山の上の神社に無事に奉納が終わって、山の下に向かうから?かもしれない。(うん、なんだかそのような気がしてきた)


ゲコといっても、酒が飲めないわけではない。お祭りに参加した若い衆から年寄りまで大酒を飲むのだ。
町会長から「ヘソが曲がるまで飲んでください」との挨拶があったが、団長は知らないけど、こちらの言い方なのだろう。

東京の鉢洗いに参加したときは、最初は町会長の隣りに座らされて「何でここ?」状態だったが、盛り上がり始めると若い衆の中に混じってロシアンルーレットでウオッカを5杯連続で飲まされましたことがある。幸いジョッキに水を大量に入れて飲んで解毒したので、翌日フワフワでした(?)。


こちら秋田でも大酒飲みは多く、盛り上がり過ぎ!だけど、楽しかった。もともと女人禁制だったので、婦人部のように女性が手伝う部隊はまったくなく、若い母たち数人が「子どもぼんでん」の手伝いの延長で参加させてもらったのだ。でも、男たちが全部準備するのがいつものことなので、参加して飲むだけ~。町内会館の小さな厨房で豪勢な料理をどんどん作って出してくれる。凄腕の料理人がいるのだよ。

「鴨なべ」うまかった~。鹿肉ステーキ、生まれて初めて食べた。結構いけた。
鴨も鹿も猟師が鉄砲で撃ってきたものを差し入れしてくれたのだそうだ。
実は朝に前夜の残りのラム肉を食べてきたので、この日は、昼のカレーの豚も合わせて、団長のおなかの中は「けものにくオンパレード」だったわけだ。


けものにく話で盛り上がっていると、「**地区では犬食うし」という話まで出てきて、びっくり!!した。
さすがに今は食べないだろうけど、中国のように犬を食べる風習があったのかぁ・・・
「1アカ、2シロ、サン***」などのように、犬の毛の色で美味さのランクを表す言葉もあったと聞いた。



けものにく、奥が深いぜ・・・




結局、最後まではいられなかったので、熊カレーがどうなったのかは知らない。でも、きっと若い衆が開けて食っちまったんだろうな。
帰り道。星がとてもきれいに見える夜空を、7羽の白鳥が鼻づまりの低い声で鳴きながら1列になって飛んでいった。携帯で撮ったけど、写ってなかったよ。
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