『黄昏』津嘉山＠ノーマン(二回目)

シングルキャストなので、前回との違いはあまりみられず。前回より、高倉さんの台詞がスムーズに出てきたり、逆に津嘉山氏が台詞を噛んだり。

本を渡すくだりで、ビリーの『パーティーだと思ったのに』という台詞を飛ばしたような。

相変わらずのヨボヨボ演技の津嘉山氏だが、カテコの溌剌振りが凄い。特に楽日のためかカテコは三回。(前回は二回)

また、出だしの笑いを取るシーンでの滑り出しはイマイチ。後半からは、客席にも笑いが。こちらは前回、客席にこれでもかっていうくらい、笑う男性がいたので、客席は結構、重要かも。

今回は最前最下手だったため、電気スタンドに隠れて、表情が見れないシーンが結構あったが、最終場の本を読んでいる時の独り言と陶器を持ち上げるシーンがばっちり見れた。


『スルース』の誘惑を振り捨てて、つい得チケが出ていたコチラを選択。昨年出演予定だった二本が病気により代役だったため、舞台で観るのはコクーンの『わが魂は～』以来。春先の『10カウント』は若干、聞き取り辛い処もあったので、今回の主演公演はやはり二回観る価値はあったかも。