備忘録

舞台の感想を書いています。(ネタばれ有り)Twitterはdacho115。

『歌わせたい男たち』

2005-12-18 19:00:16 | 国内ストプレ

卒業式での国歌斉唱を巡る喜劇。
卒業式の朝、ミスが心配のミチル。そこでコンタクトを無くしたことに気づき、動揺する。そこで、同郷の拝島に眼鏡を貸してもらおうとするが、断られる。そこで、拝島が国歌斉唱に反対してることを知り、一方で、罰則のことを心配し、滞り無く、式を進めたい人たちがいることを知る。そこで揺れ動くミチル。はたして、拝島は歌うのか、式は進むのか。
 生徒に歌う、歌わない自由があることを隠していた校長だが、数年前、それを説明してから、式をしていたことを知られてしまう。そこで、窮地に立たされた校長は『内心の自由』とは、歌わないと言う行為をする時点で、外心になると説明する。そして、式がはじまり、拝島の眼鏡だけが残り、幕。
 基本的に喜劇。笑うには不謹慎と思われるところでも、つい笑ってしまう。『飛べ、飛行機の高く飛ぶを』よりは分かりやすかった。ただ、永井作品は根底に何かしらの問題を持った作品が主なのか?
 
戸田。一人、発声が良い。聞き取りやすく、良いのだが、ちょっと浮くかも。なんか、最近見る作品は全て、3枚目系。というか、シリアスな演技も見てみたいかも。
 
大谷。初。見た目より、声が高い。もっと、渋い声なのかと思いきや。やはり、女装系の芝居も一度は見てみたい。
 
小山。出演作品を見ると、見てるのもあるが、意識に残っていない。女優が戸田と二人だけなので、較べると若干、某読み。ちょっと、印象が薄い。
 
中上。ミョウに爽やかな青年だった。動きがオーバーだが、別に気にならず。役柄に合ってたからか?なんか、昼ドラのイメージが強し。
 
近藤。ナニゲに初。映像作品では、数限りなく見てきたが、実際は普通。ちょっと、役柄的にエキセントリックなトコがあったので、余計に変なカンジが。まー、期待はずれ。

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