備忘録

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本感想

2006-09-15 14:28:50 | 本感想
『εに誓って』森 博嗣
バスジャックに巻き込まれた山吹と加部谷。その以外なオチとは。
たまたま帰京日が一緒だったため、一緒の夜行バスに乗った山吹と加部谷。しかし、そのバスがバスジャックされてしまう。犯人側の目的は不明だが、マスコミにジャックされてるバスを中継する要求をする。またそのバスの乗客名簿には『εに誓って』という謎の団体客が載っていた。この団体、海外で集団自殺するための団体で、名古屋空港から、海外に行く予定。しかし、途中のトンネルを出たら、突然、炎上し谷底に落ちるバス。生存者は二名だが、山吹と加部谷ではなかった。この二人の運命は?
バスは二台存在。一台目のバスをマスコミは中継しており、全員が団体関係者が乗っていた。その中で、自殺を止めた二人が降り、残りの参加者は谷底へ。実は、バスジャックは事前に警察側が掴んでおり、二台目に犯人を乗せる囮捜査だった。しかし、その囮のバスに二人が乗ってしまったために、複雑に。途中で、犯人を捕獲し助かるが、報道はされなかった。
Gシリーズ。今回、海月はほとんど推理せず。というか、警察が囮をしかけたため、警察が誰かに助言を求めることがない。ただ、一連のギリシャ文字の事件に四季が絡んでおり、探偵の赤柳が興味を示す。また、公安も動いているが、組織の方の動きはなし。

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