備忘録

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本感想

2007-03-11 12:01:24 | 本感想
『甘栗と金貨とエルム』太田忠司

急逝した父親から探偵事務所と依頼人を引き継いだ高校生の話。
主人公は父親と二人暮らしの高校生。しかし、父親が事故で死んだために、高校を辞め、一人で生きていくことに。その父親が営んでいたのが、探偵事務所だった。片付けに行った時に、最後の依頼人と会う。それは母親を探して欲しい小学生の依頼人だった。いきがかり上、調査をするが失踪人と父親に繋がりが在ることが分かる。果たして、失踪人はどこにいるのか?

なんとか失踪人を見つける。失踪した理由は、夫が選挙に立候補するので、自分の過去が、不利に働くことが分かり切っているため。しかし、父親を知っているという雰囲気はない。実は途中で、違う人と入れ替わっていた。そして、探偵業を続けることにして、了。
基本的にこの作者の場合、動機やメインのトリックに重きを置かない。最後のどんでん返し重視か。設定とかは好きなんだけど。
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