デヴォン州のある農地。
ニコルズ大尉が絵を書き始める処から物語は始まる。
そこに現れる仔馬。
自由に駆け回っていたが、人によって
作られた柵が、仔馬を囲っていく。
そして、仔馬の競売がスタート。
そこで発生するテッドとアーサーの兄弟喧嘩。
結果、大金を出して、弟のテッドが競り落とす。
そんな仔馬の世話を任されるテッドの息子アルバート。
最初はアルバートに懐かない仔馬。
しかし、ジョーイと名付けられ、
後ろ手から責め、飼い葉を食べさす。
仔馬から成長するジョーイ。
ある夜、テッドがジョーイに馬具を付けようとする。
また、兄と賭けをした結果だった。
その賭けは、ジョーイに一週間で鍬をひかす事。
勝てば、競り落とした代金を払うが、
負ければジョーイを手放すという条件。
アルバートは段階を踏み、
鍬を引かせようとするが、
最後、鍬を引っ張ることが出来ない。
賭けの当日。
一度は失敗するも、無事、引くことに成功。
そして、村に鐘が鳴り響く。
それは、戦争の開始の合図だった。
町では志願兵を募っている。
アーサーの息子のビリーも徴兵され、
父親から代々伝わるナイフを渡される。
一方、将校の馬には100ポンドと聞いて、
勝手にジョーイを売り渡すテッド。
アルバートは兵士を志願するが、年齢が足りない。
それでも、志願するアルバートに、
ニコルズはある絵を見せる。
それは、ジョーイとアルバートを描いたモノ。
そして、必ず連れ帰ると約束するニコルズ。
軍には既にトップソーンという黒馬が居た。
そこで、張り合い、勝利するジョーイ。
この無言の争い(馬だから話さないけど)が、
結構、謎演出。映画はアカラサマな競争だったような。
そして、フランスに渡るニコルズとジョーイ。
戦場に出るが、機関銃によりニコルズ戦死。
アルバートの元に、
ニコルズのスケッチブックと、戦死の知らせが。
それを聞いて、家出するアルバート。
ニコルズの死後、
ジョーイはビリーの馬に。
ビリーも出征に出るという処で一幕終了。
二幕。
フランスの片田舎。
ドイツ軍に占領され、
救護班と化した自宅に、
エミリーの母親は怒鳴り散らす。
そんな救護班にはジョーイとトップソーン、
それに捕虜となったビリーが居た。
荷物検査が有り、ポケットにしまっていた
お守りのナイフを守ろうとして、
ドイツ人将校に刺殺されるビリー。
馬だけが残されるが、
そんなドイツ軍にも馬好きが。
その大佐の名はミュラー。
英語で話しかけ、懐かせる。
一方、家出したアルバートの志願先。
騎馬隊は無くなり歩兵隊に配属。
ミュラーは、二匹を連れて歩く。
しかし、負傷兵を運ぶ必要が出来たために、
馬が必要になり、嫌がるトップソーンを
ジョーイが見本を見せて、連れて行く。
その救護班があるエミリー宅。
エミリーは亡くなった看護兵の
服から、チョコをクスネる。
そこに現れるミュラーとジョーイ。
ジョーイはエミリーに懐き、
(正確にはチョコか?)
ミュラーは、その看護兵と、
すり替わる事を思いつく。
その救護班で、しばらくは
馬とエミリー、その母親と暮らすミュラー。
が、そこに現れるビリーを刺したドイツ人将校。
ミュラーが戦争から逃げた事を侮蔑し、
ジョーイとトップソーンを大砲引きの馬に。
その道中で死んでしまうトップソーン。
アルバートの軍も進軍し、
徐々にミュラー達の軍まで追いつく。
しかし、ガス攻撃に合ってしまう。
戦況は悪化し、ミュラーは戦死。
そのままジョーイは戦場を逃げまどう。
ある中間の無人地帯。
ちょうど、真ん中で、
鉄線に傷ついた馬が居た。
その馬こそジョーイであり、
双方の兵士が助け、
コイントスの結果、英軍に。
一方、英軍基地には、ガスで目が
見えないアルバートが。
そこに現れるジョーイ。
既にジョーイは瀕死だったが、
アルバートの口笛で、嘶く。
そして、再会するアルバートとジョーイ。
そこに、終戦を知らせる鐘が鳴る。
デュボンにジョーイに乗ったアルバートが帰還し、幕。
パペットで魅せる演出。
時折、挿入されるアイリッシュ系な独唱。
それに、狭い画面に投影される生々しい映像。
と、生で観る事に意味があるような舞台。
勿論、話している内容は分かった方が良いけど。
照明が明るいと、ジョーイを操作する人
を意識するけど、暗いシーンや戦争シーンなんかは、
まるで馬が生きている様に見えてくる。
ただ、首を操る人が、普通に馬を引いている人に見えて。
どちらかというと、前足、後足の担当者がすごいのか。
投影された内容で、日付や手紙の内容があるらしい。
そもそも、戦争の映像も良く分からないし。
そこが、映像だと分かりにくいのかな、と。
また、パペットは馬だけでなく、
柵もパペットに。そしたら、機関銃もパペットで、
ラストのキャタピラ(戦車)までパペットに。
そこまで、パペットで表現するとは思わなかった。
挿入される歌が結構印象的。
なのだが、出典元の詳細がプログラムには記載されず。
男性の独唱で、歌詞の内容もリンクする。
なので、登場する順番とか、結構、大切なのかも。
内容は映画版を少しずつ思い出す。
ただ、個人的にお気に入りだった
エミリーの祖父は居なかった。
幾つかカットされていたが、ソコもか。
(最後の競売シーン)
ドラマ、というよりは、
如何に舞台上で、馬がハエるか、という。
そんな、耐久レースのような本編。
ニコルズ大尉が絵を書き始める処から物語は始まる。
そこに現れる仔馬。
自由に駆け回っていたが、人によって
作られた柵が、仔馬を囲っていく。
そして、仔馬の競売がスタート。
そこで発生するテッドとアーサーの兄弟喧嘩。
結果、大金を出して、弟のテッドが競り落とす。
そんな仔馬の世話を任されるテッドの息子アルバート。
最初はアルバートに懐かない仔馬。
しかし、ジョーイと名付けられ、
後ろ手から責め、飼い葉を食べさす。
仔馬から成長するジョーイ。
ある夜、テッドがジョーイに馬具を付けようとする。
また、兄と賭けをした結果だった。
その賭けは、ジョーイに一週間で鍬をひかす事。
勝てば、競り落とした代金を払うが、
負ければジョーイを手放すという条件。
アルバートは段階を踏み、
鍬を引かせようとするが、
最後、鍬を引っ張ることが出来ない。
賭けの当日。
一度は失敗するも、無事、引くことに成功。
そして、村に鐘が鳴り響く。
それは、戦争の開始の合図だった。
町では志願兵を募っている。
アーサーの息子のビリーも徴兵され、
父親から代々伝わるナイフを渡される。
一方、将校の馬には100ポンドと聞いて、
勝手にジョーイを売り渡すテッド。
アルバートは兵士を志願するが、年齢が足りない。
それでも、志願するアルバートに、
ニコルズはある絵を見せる。
それは、ジョーイとアルバートを描いたモノ。
そして、必ず連れ帰ると約束するニコルズ。
軍には既にトップソーンという黒馬が居た。
そこで、張り合い、勝利するジョーイ。
この無言の争い(馬だから話さないけど)が、
結構、謎演出。映画はアカラサマな競争だったような。
そして、フランスに渡るニコルズとジョーイ。
戦場に出るが、機関銃によりニコルズ戦死。
アルバートの元に、
ニコルズのスケッチブックと、戦死の知らせが。
それを聞いて、家出するアルバート。
ニコルズの死後、
ジョーイはビリーの馬に。
ビリーも出征に出るという処で一幕終了。
二幕。
フランスの片田舎。
ドイツ軍に占領され、
救護班と化した自宅に、
エミリーの母親は怒鳴り散らす。
そんな救護班にはジョーイとトップソーン、
それに捕虜となったビリーが居た。
荷物検査が有り、ポケットにしまっていた
お守りのナイフを守ろうとして、
ドイツ人将校に刺殺されるビリー。
馬だけが残されるが、
そんなドイツ軍にも馬好きが。
その大佐の名はミュラー。
英語で話しかけ、懐かせる。
一方、家出したアルバートの志願先。
騎馬隊は無くなり歩兵隊に配属。
ミュラーは、二匹を連れて歩く。
しかし、負傷兵を運ぶ必要が出来たために、
馬が必要になり、嫌がるトップソーンを
ジョーイが見本を見せて、連れて行く。
その救護班があるエミリー宅。
エミリーは亡くなった看護兵の
服から、チョコをクスネる。
そこに現れるミュラーとジョーイ。
ジョーイはエミリーに懐き、
(正確にはチョコか?)
ミュラーは、その看護兵と、
すり替わる事を思いつく。
その救護班で、しばらくは
馬とエミリー、その母親と暮らすミュラー。
が、そこに現れるビリーを刺したドイツ人将校。
ミュラーが戦争から逃げた事を侮蔑し、
ジョーイとトップソーンを大砲引きの馬に。
その道中で死んでしまうトップソーン。
アルバートの軍も進軍し、
徐々にミュラー達の軍まで追いつく。
しかし、ガス攻撃に合ってしまう。
戦況は悪化し、ミュラーは戦死。
そのままジョーイは戦場を逃げまどう。
ある中間の無人地帯。
ちょうど、真ん中で、
鉄線に傷ついた馬が居た。
その馬こそジョーイであり、
双方の兵士が助け、
コイントスの結果、英軍に。
一方、英軍基地には、ガスで目が
見えないアルバートが。
そこに現れるジョーイ。
既にジョーイは瀕死だったが、
アルバートの口笛で、嘶く。
そして、再会するアルバートとジョーイ。
そこに、終戦を知らせる鐘が鳴る。
デュボンにジョーイに乗ったアルバートが帰還し、幕。
パペットで魅せる演出。
時折、挿入されるアイリッシュ系な独唱。
それに、狭い画面に投影される生々しい映像。
と、生で観る事に意味があるような舞台。
勿論、話している内容は分かった方が良いけど。
照明が明るいと、ジョーイを操作する人
を意識するけど、暗いシーンや戦争シーンなんかは、
まるで馬が生きている様に見えてくる。
ただ、首を操る人が、普通に馬を引いている人に見えて。
どちらかというと、前足、後足の担当者がすごいのか。
投影された内容で、日付や手紙の内容があるらしい。
そもそも、戦争の映像も良く分からないし。
そこが、映像だと分かりにくいのかな、と。
また、パペットは馬だけでなく、
柵もパペットに。そしたら、機関銃もパペットで、
ラストのキャタピラ(戦車)までパペットに。
そこまで、パペットで表現するとは思わなかった。
挿入される歌が結構印象的。
なのだが、出典元の詳細がプログラムには記載されず。
男性の独唱で、歌詞の内容もリンクする。
なので、登場する順番とか、結構、大切なのかも。
内容は映画版を少しずつ思い出す。
ただ、個人的にお気に入りだった
エミリーの祖父は居なかった。
幾つかカットされていたが、ソコもか。
(最後の競売シーン)
ドラマ、というよりは、
如何に舞台上で、馬がハエるか、という。
そんな、耐久レースのような本編。