備忘録

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『スラップスティックス』

2006-09-03 00:50:13 | 国内ストプレ
映画監督助手の青年が映画界で、翻弄される話。
ビリーは配給会社にアーバックル出演の映画を売ろうとしている。しかし、事件を起こしてから、公開は難しい。そこで、あの事件は無実であると、主張し、若い頃に戻る。
監督のセネットにつき、コメディ映画の現場にいる若いビリー。そこでは、体をはって、笑いをとろうとしていた。そのなかには、喜劇俳優のアーバックルや幼馴染みで、ピアノ伴奏のアリスがいた。そんなある日、アーバックルがパーティの席で、女優を暴行死させた疑いがかかる。その不利になる証言をアリスがする。落ち目になるアーバックルと無罪を信じるビリー。はたして、アーバックルはどうなるか?アリスとの関係は?
アーバックルはそのまま落ちぶれ、自殺。アリスはビリーにほだされ、証言はしなかったが、別の人と結婚。現代に戻り、配給会社の人にアーバックルの映画を取りつけるビリー。別れた後、若い時の仲間の幻に囲まれ、若い頃の自分に戻り幕。
『カフカ~』に比べれば、解りやすい。ただ、なぜこの事件を選んだのか不明。まー、ケラが好きそうな事件でもある。今回は、映画の映像を使い、スライドはなし。ブラックな笑いは満載。
役者に関しては、相変わらず佐々木が目立つ。あの独特な発声が印象強い。犬山犬子の役をやっても、キャラ負けしなさそう。中年ビリーはもー、山崎一にピッタリ。(多分、山崎の配役)肉儒番を来て、皮肉を言う古田や気弱な助手のオダギリなんてのも、想像出来そう。

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