震度7。先の震災で最も揺れの大きい数値の出た川口町。当然大きな被害が出たが、震災直後の支援の拠点の一つとなった場所が特別養護老人ホーム・あおりの里前である。
▲写真①(2004.11.20)
▲写真②(2004.11.20)
写真①と②は震災から約一月後の2004年11月20日撮影のものである。震災後一月近く経っているとはいえ、まだ混乱と動揺の中に川口はあり、自衛隊等各方面からの支援活動を頼りにしていた。
▲写真③(2005.6.19)
写真③は2005年6月19日撮影のもの。当然であるが、かつてあった自衛隊の車両はない。被災の爪痕は町内のあちこちに残っていたが、復旧作業もしだいに始まっていた。あおりの里前の坂道、はのり面が崩れ、道そのものに崩落の危険があったのだが、この頃になるとずいぶん工事が進んでいることがわかる。ただし、山間部にはいると事情は別であった。
▲写真④(2005.9.19)
▲写真⑤(2005.9.19)
写真④⑤は2005年9月19日撮影のもの。一見すると先のものと大差ないように感じるが、ほぼ工事は終わってきているのではと思われる。ただしこの現場ということ。
魚野川にかかる川口橋。震災直後はその橋の両側にテントが並んだ。いつしかそのテントも無くなり、あおりの里が支援の拠点となったとは思えないほどである。一年の節目節目を写し撮ってきたわけではないが、明日で震災一年目を迎える。
<写真撮影:2004.11.20、2005.6.19、2005.9.19> 2005年地理の部屋と佐渡島