地図を読む(見る・眺める)のは楽しい。そして、地図にも色々なものがあるのだが、昔の地形図を見ることは特に楽しいと思う。手元にあるわずかなものや借り受けられたものを、記録に留めておきたい。
当サイトのカテゴリーにあったハイサーグラフのカテゴリーを昨日改めた。地理的な視野で役に立ちそうな図、地図、グラフをひとまとめにしてみたい。そんなカテゴリーの中に地形図を加えておく。
今回は、その手始めに長岡の古い地形図の一部をスキャニングして紹介する。住み始めてかれこれ20年近くが経つ長岡市であるが、とうてい知ることのできぬ昔の姿を読み取れる。今回スキャニングした地図にはこうあった。
明治四十四年測図昭和六年修正測図同二十七年資料修正(行政区画)
昭和二十七年六月二十五日印刷同六月三十日発行 著作権所有印刷兼発行者 国土地理院
53年前の地図。世に出てから半世紀以上。その頃の長岡を伝える地図である。なお、スキャニングしたものをトリミングし、リサイズをかけているのでオリジナルサイズで見ているわけではない。
▼国土地理院まサイトから
旧版地形図の修正一覧(今回のものの修正履歴がわかる)
国土地理院・うぉっ地図(現在の姿を比較できる)
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geographical figure graph list 013
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地理の部屋と佐渡島 2006.4.04
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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「地図は見るものではなく読むものだ」などと
よく言われました。
確かに登山などでは読図力がそのまま危険防止に
直結するケースもありますからね。
古い市街地の地図もまた楽しいものですね。
当時の様子が分かり、以前はこんなだったのか!
といった驚きを感じたりします。
現在の住宅地が、以前はほとんど全てが桑畑で、
時代の流れを感じたり・・・。
地図はいくら眺めていてもあきません(笑)。
地図そのものに興味がありますが、
地形図は特に好みます。
数はそう多くはないですが、スイス
のものとかも手持ちがあります。
海外のものはだいたい折図ですね。
さて、古い地図はおっしゃるとおり、
>現在の住宅地が、以前はほとんど全てが桑畑で、
時代の流れを感じたり・・・。
地図はいくら眺めていてもあきません(笑)。
ですよね。また、面白い地形図紹
介します。
地形図は、本当に楽しい読み物です。時間を忘れ、その場所に入り込んでしまいます。
今は、カラー全盛ですが、無地の地形図こそがホントの地形図、などとつまらぬことを考えます・・・(笑い)。
私どもは、仕事に必携ですので、特に、こうした古い地形図は貴重です。
>地形図は、本当に楽しい読み物です。
時間を忘れ、その場所に入り込んでしまいます。
まさにその意のとおりであります。
古いタイプの白黒の地形図には、何とも言えぬ味
があります。これよりまだ古いタイプですと、
職人技の世界で、相当の腕の方々が原版を作って
いたのではと思います。
図幅名なんかも丸ゴシックではなく、毛筆体のよ
うな独特のあれです。
古い地形図には失われた地形や歴史を読み取れま
すので、nakamuraさんと同じです。本屋の地形
図の棚。その下の方になんかに売れ残りがあると
手を出してしまったものです。
また県内外のものを紹介しますね。
こちらの見附や三条のものなんかは今の姿を思う
とびっくりの世界でした。
中学校を出て長岡高専の寮に入った。
日曜日の終バス(6時30分頃?)で半蔵金から栃尾駅に行き、そこからトッテツで長岡の悠久山駅に向かう。時速30キロくらいの速度で、駅間の距離も、バス停ほどの距離であった。
長岡駅に着くとほとんどの人が降り、悠久山まで行く人は少なかった。
外は真っ暗で、本当に淋しかった。
駅から寮までの真っ暗い道をトボトボ歩く。
寮の明かりが見えてくると、ちょっと元気になり、寮の部屋に戻り、友達の顔を見ると、泣きそうなほどの寂しさもなくなった。
15歳の春であった。
私が長岡に住むようになった頃には
すでにトッテツは無くなっていました。
残念です。
今はかつて線路があった場所の一部は、
シンボルロードと言う住宅街を通る公
園のような道になっていますね。
ご存じかと思いますが、残念です。
お若い頃の思いでの鉄道。今となっては
それを地図でしのぶのみ..。
年齢を考えますと、さぞかし寂しい思い
をされたことと、そんな思いでを聞かさ
れますと、また空想をふくらませてしま
います。