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やっぱりすごい『涼宮ハルヒの憂鬱』と『化物語』

2009-07-15 12:30:43 | テレビ等
『涼宮ハルヒの憂鬱』の2期はほんとうにすごい…
「エンドレスエイト」,4週目の今回,ネタバレしますと,
またも前回のリピートでした。
先週の14499回目のループから,今回は15513回と,14回進んでます。
いったいいつまでやるんでしょうねぇ…???

さすがに原作ではこんなことやってないよなあ。
昔『天才バカボン』で,バカボンパパが小説を書くといって
馬の足音が「パカランパカランパカランパカランパカランパカランパカランパカランパカランパカランパカランパカランパカランパカランパカランパカランパカランパカランパカランパカランパカランパカランパカランパカランパカランパカランパカランパカランパカランパカランパカランパカランパカランパカランパカランパカラン…」と延々と続き,読まされた人がおかしくなっちゃうという話がありましたけど,1話分の話を(毎回微妙に変えてはあるものの)何度もリピートして印刷されてたら,一度読むのを中断して,後でまた読みはじめるときしおりをしてないと混乱しちゃいますね。

それにしても,来週こそ解決編となるんでしょうか?
まさか8月31日の放送(チバテレでは8月1日深夜)まで11週くり返すんじゃないかとすら思ってしまいます。


さて,先週始まった『化物語』,2週目の今回は「ひたぎクラブ」の後編だったわけですが今回もほんとうにあらゆる点でクオリティが高いと思いました。圧倒です。
ひたぎの毒舌がとめどなく炸裂する強烈に可笑しい暦とのやりとりはおそらく原作からのものでしょうね。このセンスで書き上げられた本なら,若い子でもイッキ読みできそうな読みやすさ・面白さを感じさせます。
絵というか映像というか,絵といい色遣いといい効果といい全編を通じてきれいなんですけど,ひたぎを襲った過去の出来事について語る際,回想シーンに実写のモノクロ写真を絡めるなど巧みな演出ですよね…きれいな絵では伝わらない,肌感覚として残る事件の記憶をリアルでシリアスなものとして甦らせる,ただしモノクロ写真ということで視聴者的にはどこか無機質な,事実だけれど客観的な目線でとらえた"事件”という感覚で,必要以上の生々しさには引きずられずに,「重さ」としてこの出来事の大きさ,つらさを受け取ることができる。

この「ひたぎクラブ」,話はごくシンプルで,すべてはヒロイン・戦場ヶ原ひたぎの心の中に原因も解決方法もあった問題だったわけですけど,中学・高校の少年少女も,かつて中学・高校生だった元少年少女もそれぞれの受けとめ方で感じる,得るものがあると思います。
これなら確かに解決のお礼が10万円かなと納得もしたりして,それじゃ,500万円請求されたという暦や「委員長」の件というのはいったいどんな問題で(暦は今はふつうの人間で以前は吸血鬼だったようですが)どんな解決方法だったんだろうと気になってしまいますね。

このシリーズは5人の少女をめぐるエピソードで構成されていて,内容上,どうしても13週では足りないという新房監督の要望で合計15話になったそうですね。放送の枠からはみだしてしまう2話は「買わなきゃ見れない」ということにはしないということでネット公開されるそうですけど,ある意味エアチェック封じですよね…(;^_^)
でも,この冒頭2週の調子で最後までいくのなら,そりゃもう「映画館に行って見る」とか「永久保存のお宝」レベルの作品になること必至と思ってます。

化物語 - 西尾維新アニメプロジェクト



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コメント (2)
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