ＣＤショップ大賞ってのも始まりました。受賞アルバムは…

店員が選ぶ「ＣＤショップ大賞」に「シフォン主義」(読売新聞) - goo ニュース

シフォン主義 相対性理論

>全国のＣＤショップ店員が「心から売りたい」と思う邦楽アルバムを投票で選ぶ第１回「ＣＤショップ大賞」（同実行委主催）の発表と授賞式が１２日、東京・渋谷のレコード店であり、独立系レコード会社のポップ・ユニット、相対性理論の「シフォン主義」に大賞が贈られた。

　準大賞は大橋トリオの「ＴＨＩＳ　ＩＳ　ＭＵＳＩＣ」、Ｐｅｒｆｕｍｅ（パフューム）の「ＧＡＭＥ」だった。


本屋大賞は今年が湊かなえさんの『告白』で，
過去の大賞は『博士の愛した数式』とか『夜のピクニック』とか
『一瞬の風になれ』とか。

マンガ大賞は第１回が『岳』で，今年第２回が末次由紀さんの『ちはやふる』
　（次点が『宇宙兄弟』）。

本屋大賞＆マンガ大賞2009（2009-04-08 ）

本屋大賞
マンガ大賞

本屋大賞は，しみじみした，人と人と絆について
味わったり郷愁感にひたったり考えさせられたりする作品が
強く推される傾向にあって，

マンガ大賞の場合は，とにかく元気で爽やかで
日常のすぐ隣にある世界を覗かせてくれる知識にも富んだ
“元気でちょっと得する”作品をお勧めしたい，

そんな賞の性格が見えてきた感がありますが

今回のＣＤショップ大賞は，
ソングというよりサウンドという感じのアルバム
（“作品”というより“パッケージ”と呼んだほうがしっくりくる感があります）
※マンガ大賞ではトップ１０のノミネートに２，３作品ほどは
　入ってくるが大賞には選ばれないタイプ
を「こんなのあるよ，聴いてみそ！」と
お勧めする性格の賞のようですね。

相対性理論かぁ…確かに「一聴の価値あり！（だって，知らないでしょ？）」
と勧めたくなるユニットですよね。
Perfumeの『ＧＡＭＥ』も，数字として昨年売れたＣＤのうちの１枚というよりは，将来時代を振り返ってこの時期を語るときに押さえておくべき１枚という認識であります。
※大橋トリオさんについては私，全くこれからの状態です。

こういう賞というかお墨付きを受けて注目を浴びるＣＤが出てきまして，
あゆのファンとかジャニーズファンとかコブクロファンとか
選ばれなかったからと言って文句をいう人はいないでしょうが
（てことは，Perfumeは“こっち側”のアーティストってことかｗ）
アニソン・ゲーソンファンとか
「アリプロを聴かずして語るなかれ！」とか
「まずangelaは神」とか
こっちのほうが上だ！って意見が出てきそうですよね。

ＣＤの売上げは減ってきましたが着うたなどでのＤＬ販売では
ミリオンは数多く出ているわけで，売れている曲，メジャーな曲，
テレビＣＭや店内ＢＧＭなど日常生活でよく耳にする曲ってのは
今でも数多くあるわけですよね。
ＣＤ屋さんが，「こんなのあるよ，聴いてみて！」って
リスナーとつながる試み，いいですね。

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