鶴見俊輔の言葉

４７分辺りから鶴見俊輔がとても大切なことを言っていた

その部分だけ打っておきます
『私にとって戦後50年よりも戦中の方が重いんです
その戦中の方が重いという感覚が重大だと思う
問題はね　真理は間違いから逆算される
こういう間違いを自分がした
その記憶は自分の中にはっきりある
こういう間違いがあって
こういう間違いがあった
今もこういう間違いがある
だけどこの間違いの道がこうあって
それがゆっくり考えていけば
それがある方向を指している
それが真理の方向だ
だから真理は方向感覚と考える
その場合には間違いの記憶を
ぎゅうっと持っていることが必要なんだ
これは消極的能力なのよ　それはね
積極的な能力じゃないんだ
つまり下瀬火薬を発明したとか
それは積極的能力で
日露戦争の原動力になるでしょ
それは積極的能力ですよ
負けたことは忘れない
失敗したことは忘れない
これは消極的能力なんだ
原爆に撃たれた我らという考え方を強く持つ
そこからやる
戦中のさまざまな記憶を保ち続ける
そこから
それが未来だと思いますね』

つまるところ
積極的平和主義などないし
反省を知らない安倍の思想に
道標も　未来もないという事
そんな人間が平然と首相をやっている時代だから
世も末である…

愚かな世代

学生運動とかやって
社会のおかしいことを
しっかりと訴えていた学生達が
就職した途端　
長いものに巻かれて
しかも何食わぬ顔で
保守的に　異論はこらえ
おかしいことを　あえて見逃す
臆病な大人が嫌だったけど

自分などは
秘密保護法案
原発再稼働
集団的自衛権行使など
60年代の社会からすると
飛び抜けて危険な時代であるにも関わらず
最近デモにも参加していないし
同じ大人として
過去の学生運動時代の学生を
とやかく言える分際では全くないな
と反省している

思っていても
団結もせず
口にもせず　
まるで他人事のように
すり抜けようとする大人は
恥の極みであることを
自覚した方がいい

そんな大人が横行しているのが
今の世の中なのです
結局　馬鹿な総理を選んだのは
馬鹿な国民だということです

子供達よ　ごめんなさい