Kanedaiのブログ

ぼくの きょうみのあること おもったこと

鶴見俊輔の言葉

2014年08月11日 | Weblog
47分辺りから鶴見俊輔がとても大切なことを言っていた

その部分だけ打っておきます
『私にとって戦後50年よりも戦中の方が重いんです
その戦中の方が重いという感覚が重大だと思う
問題はね 真理は間違いから逆算される
こういう間違いを自分がした
その記憶は自分の中にはっきりある
こういう間違いがあって
こういう間違いがあった
今もこういう間違いがある
だけどこの間違いの道がこうあって
それがゆっくり考えていけば
それがある方向を指している
それが真理の方向だ
だから真理は方向感覚と考える
その場合には間違いの記憶を
ぎゅうっと持っていることが必要なんだ
これは消極的能力なのよ それはね
積極的な能力じゃないんだ
つまり下瀬火薬を発明したとか
それは積極的能力で
日露戦争の原動力になるでしょ
それは積極的能力ですよ
負けたことは忘れない
失敗したことは忘れない
これは消極的能力なんだ
原爆に撃たれた我らという考え方を強く持つ
そこからやる
戦中のさまざまな記憶を保ち続ける
そこから
それが未来だと思いますね』

つまるところ
積極的平和主義などないし
反省を知らない安倍の思想に
道標も 未来もないという事
そんな人間が平然と首相をやっている時代だから
世も末である…
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