四万十川レコード 公式ブログ

四万十と言う小さな町に生まれ、思春期に音楽に目覚めそして今も、長い長い音楽の旅をしています。

おおっ橋田‥??

2012-07-05 16:03:13 | コラム
いや~キツかった(笑)
こんなに忙しい帰省のスケジュールになるとは自分でも思いませんでした。
さて楽しみにしていた田んぼの松田の家での飲み会で
久し振りに田んぼのVoの橋田さんと再会しました。
何時ぐらい振りだろうか?十数年振りか?
ベースの山崎活史と一緒に松田宅に登場した
橋田を見て思わず「橋田‥??」と言ってしましました(笑)
う~ん太ったのもあるけれど全然想像していたイメージではありませんでした。
しかも鼻の下には髭まで蓄えていたし(笑)
活史も何故か髭を生やしていました、アリス?思わぬチンペイさんでした(笑)




橋田は相変わらずのマイペース振りで人が幼馴染と話しているのに
挨拶が終わるとすぐに「んじゃ、呑もうかねや」と
さっさと庭に用意したバーベキューの場所まで行ってしまいました(笑)
僕は無視して友達のまっちゃんやトシミチと話し込んでいたら
短気でせっかちの橋田は待てないのか「はよ来いや!!」とせかします。
流石に「やかましい!」とは言わず「おうっ、すまんすまん」と
僕もバーベキューの場所まで行きました。
皆にビールが行き渡る間もなく先にビールを注いだ橋田は
もうビールに口をつけて呑んでいます(笑)
「少しは待てや(笑)」と言いながら僕も乾杯もせずにビールを飲み始めました。
う~んどう言えば良いのかな久し振りの橋田昭和の印象は‥
頬がねふっくらとした上に少したるんでいる、マーロンブランド?
良く言えばゴッドファーザーの時のマーロンブランドみたいな頬をしている。
ドン・ブンタンバターケ・橋田さんです(笑)貫禄がありました。




焼き肉を食べて鯛のカルパッチョを食べて‥
鯛のカルパッチョは僕が作る筈だったのに
僕が鯛を3枚におろす事が出来なくて結局田んぼの松田さんが全部作りました。
お魚って切り身では売っていないんですね(笑)
乙女の様な事を言ったら松田に苦笑いされてしまいました。
面白かった事は皆、焼き肉はガンガン焼くのですが減らない。
食べる速度が遅いからすぐに取り皿に山盛りになってしまう。
思わず「ちょっと焼くペースが早いぜ」と焼くのを止めてしまいました。
皆若い頃の様にガツガツとは食べないんですね、年取ったから(笑)
酒はがぶがぶ飲むのですが呑みだすと余り食べなくなってしまう。
意外な所で自分達が年齢を重ねた事に気が付いてしまいました‥
ビールに飽きたら後は各自好きな酒になって、殆んどが焼酎です。
僕は幼馴染の景子が美味しいスペインのワインを持って来てくれていたのでそれを頂きました。
橋田が「俺にもワインをくれ」言うので「ええ?お前はワインは要らんろ」と言ったら
「何言いよらや、オラもワインは好きぜ」と言います。
僕はワインの味がとても良かったのでもったいなくて少しだけ橋田に注いだら
「もっと注がんかい!」と怒ります、イヤもったいないってお前には(笑)
その証拠にワインを飲んだらすぐに焼酎を飲んでいました(笑)




人通り落ちついたらいよいよ部屋の中で田んぼのライブです。
久し振りに山崎活史の生音(これは高校以来だなぁ)を聴きました。
うん、相変わらず良いセンスしています活史のベースは。
「八月の蜃気楼」を歌ってくれて‥いや~、やっぱ橋田の声は良いです。
松田は「桜桃忌」をやってくれました、これも生音は高校の時以来だなぁ‥
僕が聴きたかった橋田の曲「青のビオラ」と言う曲をリクエストして。
うん、良い曲です、橋田の声が良く生かされていていました、ぜひ録音したいですねこの曲は。
僕も高校の高校の時以来の曲「花火」と言う曲をVoのまっちゃんと弾きました。
僕の組んでいた「風車」のVoの前田君は今では小学校の校長先生になっています。
音楽の方もまだ続けている様で松田や橋田とギターの話で盛り上がっています。
橋田はギブソンを持っていますし松田はギルドやYAMAHAの高級ギター
その上12弦ギターまで買っていました。
12弦ギターはチューニングと演奏が凄く難しいギターです。
でも上手く弾けるととても綺麗な音色がします。
イーグルスの名曲「ホテル・カリフォルニア」のイントロは有名ですね。




僕も最後の方はへべれけになってしまい、所々記憶が飛んでいます。
何故か田んぼのメンバーと一緒に「カラス」を弾いている動画がありました。
僕が撮影用に持って行ったカメラを翌日に見ていたら
田んぼの連中と楽しそうにギターを弾いている画像が入っていました。
???記憶にない、もったいないなぁ、せっかく田んぼと演奏したのに(笑)
活史も真面目?に演奏してくれているのに。
でもへべれけになった煮え煮えの頭でまっちゃんとトシミチに
「音楽をやっていて良かった?」と聞いたのを覚えています。
この二人は僕が田んぼの人気にあやかって作ったグループにスカウトした人だからです。
別に音楽をやりたかった訳ではありせん、トシミチなんかは此処で初めてベースに触りました。
この二人を僕が選んだのはスポーツ万能で顔が良かったからです。
演奏力や歌では到底「田んぼ」には勝てませんので「顔」で勝負しました。
本当にこの頃からプロデュース業をやっていた訳です。
曲は全部田んぼの松田がゴーストライターだったし(笑)




僕の「音楽をやっていて良かった?」の問いかけに2人とも「うん!」と
頷いてくれました「音楽って良いよね」と言うとそれも頷いていました。
僕は自分の思いつきで音楽に引っ張りこんだこの二人の答えを実はずっと気にしていました。
理数クラスにいたまっちゃんには音楽活動が妨げになるのを知っていましたので。
でも二人とも音楽が好きになってくれていて良かった、少し安心しました。
僕が「俺らは顔では顔では田んぼに勝っていた」と言うと橋田さんは
「何言いよらぁ、俺はファンレターが300通来たぞ!」と自慢していました。
橋田さん貴方とは本当に長い付き合いだけどその話は初耳です。
「そんなにもてたがやったら、なあしお前の歌は女に振られた歌ばっかりながぞ?」
僕がそう言うと橋田さんは「オラが好きやったがはあの娘だけやけん‥」と言いました。
ああ、橋田らしい言葉だなぁと思いながら僕はワインに口をつけていました‥