新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

米国の司法は「トランプファースト」ではなかった

2019年09月23日 11時31分32秒 | 安倍晋三

メディアの記事を読んで、どう思うのか、時には記事を書いた記者の意に沿わない方向に世論が流れる場合がある。 

たとえば、以下のランキングはなんだろうか?
   
■1位 ダイコンの葉 いためて 354人
■2位 ブロッコリーは茎や葉も使う 351人
■3位 ニンジンは皮ごと料理 294人
■4位 ネギは切って生のまま冷凍 224人
■5位 キャベツや白菜の芯も活用 215人
■6位 おかずの保存 透明な容器で 214人
■7位 冷蔵室は容量の7割程度に 193人
■8位 ホウレンソウ 根元に甘み 159人
■9位 ショウガは切って冷凍保存 128人
■10位 葉野菜 立てたまま冷蔵 118人

内容からは大方の予想通り、「捨ててしまう」食材の一部の効果的な、賢い利用方法である。

フードロスが叫ばれている現在では、特に目くじらを立てることではない。

しかし、この記事のリードが、
「食べられるにもかかわらず、捨ててしまう食品ロス。
消費増税を前に、無駄なく、賢く食材を使い切る工夫を共有しよう。
実践している1000人に、効果的な対策を聞いた。」であるが、あえて「消費増税前」というのが気にかかるが、その記事のタイトルが、「ニンジンの皮もおいしく! 増税に勝つ食べ切り術」(日本経済新聞)なので、ネット民の反応は怒りに燃えていた。

映画評論家の町山智浩こう言っていた。

記事内容を全て読めない人も多かったので余計に腹が立ったのかもしれないが、少なくとも「増税に勝つ」というタイトルの発想が余りにも上から目線で「格差を感じる」とか「戦時中のようだ」という感情が先に出てしまった記事であった。

これも、言論・表現の自由が保障されている日本国憲法があるからである。

しかしこの「憲法99条」で憲法尊重擁護の義務を課せられているにもかかわらず、「日本の憲法は連合軍の押し付け」と言って憚らない、国の最高責任者が存在していることが、現在の日本の最大の悲劇であるかもしれない。

そんな連中は、自分の耳には心地よい言葉や意見には耳を貸すが、異見や諫言や箴言、さらにはストレートな批判には耳を塞いでしまうようである。
  
安倍晋三の公式ツイッターが一般人のアカウントをブロックしていることが分かったという。

千葉県民の一般人が安倍のツイッターに「台風15号で被災した国民に何の言葉も無しですか?」とコメントを投稿したところ、そのままブロック状態になったとのこと。

ブロックしたということは「安倍首相の公式ツイッター」が確認したというわけで、ネット上では国民の意見を拒否するブロック機能を首相が使ったことに驚きの声が相次いでいる。
しかし、日付を見ると1年前にブロックされたことになっている。
実はブロックされた前後にこんなやりとりがあったらしい。

安倍晋三の後ろに一般市民が写り込んでいることを直接、安倍晋三のアカウントに送ったのが始まりらしい。

まあ、ここまでツイッターで直接攻め立てた人も珍しく、安倍晋三もついにはブロックしたという顛末らしい。

最近は安倍内閣の閣僚でも外務相から防衛相に横滑りして異議を唱えていた河野太郎もツイッターブロックを繰り返している。
この連中には自分が国民の税金で喰わしてもらっている「公人」としての資質が欠如している。

それに比べれば米国のメディアは政権監視・批判が自分たちの使命であるとの矜持を持っており、また司法も自国の憲法に忠実に従った判断をしているようである。   
2か月も前に「トランプ氏の批判者ブロックは『憲法違反』 控訴審判決」という記事が出ていた。

7月の記事に対するツイートが9月に集中しているのも不思議なのだが、少なくとも米国では今回の判決は控訴審なので、トランプは2度も負けている。    

もはやこうなったら、日本の司法に「言論の自由を保障する合衆国憲法に違反する」という判決を下した米連邦巡回控訴裁判所の爪の垢でも煎じて飲まさなければならないのでは、とオジサンは思う。


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