新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

悔い改める場がない自民党犯罪集団は解体がベスト

2024年06月28日 11時48分49秒 | 自民党がなくなる日

もはや衆院解散総選挙という当初の岸田文雄の目論見もあっさり崩れ、このまま9月の総裁選になりそうな情勢で、岸田文雄が水面下でもがいている。
 
岸田総理が相次いで夜会合 支持つなぎ止め狙いか
 

9月の自民党総裁選挙にむけ「ポスト岸田」候補の動きが活発になる中、岸田総理大臣は27日夜も自民党議員と相次いで会合しました。

「(岸田総理は)党に対する逆風が非常に強いというような認識は持っておられる。かなりそこは強くおっしゃいましたね」「(首相に批判的な声も?)そんな失礼なことはしません。総理がおられるところで批判的なことを言うようなそんな自民党ではありませんので」(自民党・石破茂元幹事長)

 石破元幹事長ら1区選出の衆議院議員が集まった会合に、広島1区選出の岸田総理も参加しました。岸田総理は支持率の低迷が続く現状に危機感を示した上で結束を呼びかけたということです。一方で参加した議員からは、岸田総理が衆議院解散に踏み切ることを懸念してか、早期の解散を見送るよう求める声が出たということです。

 その後、岸田総理は非主流派の菅前総理らとも関係が近い森山総務会長と2人だけで会食しました。今後の政権運営や総裁選にむけた党内情勢などについて意見交換したとみられます。
「健康をどうして維持しておられるか聞いてきました。私もちょっと真似しようと思って」(森山総務会長)
 麻生副総裁との溝が指摘される中で、関係が良好な森山氏の支持をつなぎとめたい狙いもあるとみられます。(ANNニュース)


 
まあこんな会合での本音の内容は決して表には出ないので、メディアの記者が聞いても当たり障りの回答しか返ってはこない。
 
 
総裁選に向けて、できることは何でもやるらしい岸田文雄なのだが、こんな動きはむしろ地元の被災者からは反感を買うだけではないのか?

速報】政府が能登半島地震で予備費1396億円追加へ…復興支援の予備費支出は5回目 岸田首相7月1日石川訪問へ
 

政府は28日の閣議で、能登半島地震の復旧・復興支援のため、1396億円を2024年度予算の予備費として支出することを決定した。復興支援のための予備費の支出は5回目。
岸田文雄首相は、閣議に先立って開かれた能登半島地震復旧・復興支援本部で、「予備費第5弾として、総額1396億円を措置するべく閣議決定を行う」と表明した。
また、鈴木俊一財務相は予備費について、「応急仮設住宅の供与等について282億円、災害廃棄物処理について226億円、農林業業者等への支援について21億円、公共土木施設・公共施設の復旧等について867億円の使用決定を行いたい」と説明した。
岸田首相は、能登半島地震の発生から半年となる7月1日に石川県を訪問する。
岸田首相は支援本部の会合で、「省庁横断的な国の支援拠点として、次官級をヘッドとする能登創造的復興タスクフォースを7月1日に発足させる」と述べた。政府として被災地復興に積極的に取り組む姿勢を打ち出したい考えだ。

 
災害発生から半年間無視され続けた石川県に訪問してなんになるのか、ネットの声を拾ってみた。
 
●政府は閣議で能登半島地震の復旧・復興支援のため1396億円を2024年度予算の予備費として支出することを決定した。政府は支援金の出し方が小出し過ぎる。能登地震からもうすでに6か月が経過するが、まだまだ復興は進んでないし復帰にはかなりの時間を要する。その間も岸田首相は、能登地震は後回しにして、訪米や仏、中南米へ外遊し多額の支援金を出したり、先日はウクライナへの長期間に及ぶ支援を約束した。ある程度の海外支援も必要だが、先ずは日本国内の能登半島震災復興にもっと目を向けて欲しい。
 
●能登半島地震の復旧・復興支援のため、1396億円を閣議決定するとの事ですが、地元企業だけでは、なかなか復旧・復興出来ない。
お金より国が企業を手配し、一早い復旧・復興して、観光客を受け入れを。
 
●知り合いの珠州焼の作家さんに今月上旬お会いしたら当然作陶活動は再開できず、一家は別々に他県でお暮らしとのこと。
かなり精神的にお疲れだったので詳しい事情を聞くのは憚かられた。
岸田首相は、以前の内閣が東北や熊本の震災で行なったような補正予算を組まず、いちいち執行手続きが面倒な予備費に固執するのは何故か。
財務省が能登半島の人口希薄にかこつけてコスト意識を持ち出し復興を遅らせている事はどう思うのか。
また菅(かん)元首相が福島で住民から浴びた怒声を岸田首相が能登で受けないとも限らないので、
県警や自治体の仕事と被災者の不満を増すだけで何の意味もない能登訪問は中止されたらどうか。
 
●岸田は元旦の地震発生時から被災者に早急に寄り添うべきだった。進まぬ復興の一方で延期を決断しなかった大阪万博、GW中の外遊、ウクライナへの多額の資金援助等、見捨てられたと感じる被災者は多いだろう。見捨てていないとしても見捨てられたと思わせた時点でダメなんだよ
 
●こんなにホイホイ簡単に予備費出せるんだから3月末に政治資金の問題で詰められたときに能登地震の復興費を人質にしたのはやっぱり意図的なもんだったんだな
本当に能登のこと考えるなら本予算とは別に補正予算で直ちにだして本予算はしっかり政治資金問題と向き合って腰を据えて話し合えばよかったんだ。
被災地に対する復興費すら自分たちの政治資金のために人質にして本予算通そうとするのが今の自民党 こんな政党が与党のときに南海トラフ起きたら悲劇だよ。
 
●専門家によっては、予備費から出すのでは無く補正予算をしっかり組んで出すべき、と言う人もいる。
岸田政権や財務省が全然出していないとは言わないが、何か小出しにしていて十分な額を出していない感じがする。
財務省のカネ勘定、官僚の(緊縮財政の)点数稼ぎが全てに優先されているみたいで、官僚の浅ましさ、狡猾さが鼻に突く。
 
●万博延期してこちらにドーンと振り向ければいいのに、ちびちびと戦力の逐次投入。
フットワークも思い切りも、すべてが中途半端なお方。

 
こんな能天気な、国民の声を「聴く力」が全くない岸田文雄の浅はかな動きの影ではこんな輩が蠢いている。
 
菅義偉が推す「石破茂新総理総裁」誕生で日本はどうなる?自民石破政権が「始まる前から国民を舐めている」ワケ
 
■自民党内からも退陣要求、岸田首相の「異常な感覚」
これといった波乱もなく閉幕した通常国会。「政治とカネ」問題の再発を防ぐためというふれこみの改正政治資金規正法も、日本維新の会との間でひと悶着あったとはいえ、岸田首相の望み通りに成立した。
しかし、その中身といえばお寒い限り。企業・団体献金、政治資金パーティーの開催、使途を公開しない政策活動費、そのいずれもが温存された。
政治資金パーティーの購入者の公開基準額を20万円超から5万円超に引き下げたところで、回数の制限はないなど抜け穴はいくつもある。政治屋たちの手にかかれば、それを利用して稼ぐ方法を編み出すくらい簡単なことだろう。
にもかかわらず、岸田首相は「実効性のある具体的な制度ができた」と大真面目な顔をして言う。冗談じゃない。なにが「実効性」だ。実効性のある法改正ができなかったことを恥じて退陣するくらいの矜持があれば、まだしも救いはあろう。
それどころか、岸田首相は、自民党総裁選への出馬に意欲を燃やしていると各メディアは報じている。5月に終了した電気・ガス料金の補助金を8月から3か月間限定で復活させるなど、見え見えの人気取り政策を打ち出したことからも、総裁選に向けての思惑がうかがえる。
なぜ、岸田首相は能天気でいられるのか。退陣要求の声が党内から湧き上がるなか、再び自分がトップに選ばれると思えるのは、常人の感覚ではない。選ばれるかどうかの冷静な判断より、なぜ自分が退かねばならないのかという気分がまさっているからではないか。
防衛も原発も安倍政権の路線を踏襲してきた。裏金問題は安倍派や二階派のせいだ。派閥解消を先導し、政治資金規正法を改正した。功績こそあれ、失政らしいことはしていないではないか、と。
■麻生副総裁と会食、総裁選出馬への協力を要請か
岸田首相は6月18日夜、麻生副総裁と東京都内のホテルで会食した。おそらくこの席で、総裁選出馬への協力を要請したはずだ。しかし、麻生氏の機嫌はよろしくない。
そもそも岸田首相が派閥解消を進めたおかげで、派閥を存続させている自分が悪いように言われている。そのうえ岸田首相は、麻生氏の反対を振り切り、政治資金パーティーの公開基準額引き下げで公明党に妥協した。そんな不満が麻生氏とその周辺に渦巻いている。
麻生氏は「自分で潔く引き際を決めれば、後継者を選ぶことだってできる」と岸田首相に“院政”を勧めたこともあった。麻生氏としては、総理続投を諦めさせるつもりで言ったのだろうし、多分、その考えはいまも変わっていないにちがいない。
■麻生氏が重視する「岸田首相では選挙を戦えない」の声
むろん会食の席では、総裁選への協力について態度をはっきりさせず、激励の言葉くらいはかけたかもしれない。だが、麻生氏の本音らしきものは、配下の議員の口からすでに表に出ていた。
自民党の斎藤洋明・元総務政務官(麻生派)は16日、新潟県新発田市で開いた自身の政治資金パーティーで、裏金事件と岸田文雄政権の対応が批判を浴びていることについて、「こういう状況に至った責任は、最終的に誰かが取らなければいけない」と述べた。斎藤氏は講演後、朝日新聞の取材に、岸田首相を念頭にした発言であることを認めた。(6月16日朝日新聞デジタル)
事実上の退陣要求だと受け取れる。岸田政権を支えてきた麻生派の中堅議員が、麻生氏の意向を無視してできる発言ではない。麻生氏も「岸田首相では選挙を戦えない」という派内の声を重く見ているはずだ。では、麻生氏は誰を選ぶのか。
■党内をまとめる「人望」がない茂木幹事長
実は、岸田首相よりまえに麻生氏に総裁選出馬を相談していたと思われる人物がいる。茂木幹事長だ。
岸田首相がG7サミットでイタリアを訪問中の6月14日、茂木氏と麻生氏は東京都内で3時間半にわたって会談した。茂木氏は総裁選への意欲を示し、麻生氏の反応をうかがったのではないだろうか。
もちろんキングメーカーとして、勝ち馬を見極めたい麻生氏がやすやすと支援を約束するとは思えない。茂木氏に党の顔が替わっても、自民党が生まれ変わったと見られるかは大いに疑問だ。なにより、茂木氏には党をまとめるだけの人望がない。
むろん、茂木派からは「首相はゆめゆめ再選などと軽々しく口にするべきではない」と援護射撃めいた発言も出ているが、茂木氏自身は総裁選への出馬について「夏の間、よく考えたい」と語るにとどめている。麻生氏の態度がまだ決まっていないからではないだろうか。
■菅義偉前首相が「石破茂・新総理総裁」を推す理由
岸田首相が衆院解散をあきらめ、総裁選にターゲットを絞ったのを察知して目立った動きをしはじめたのが菅義偉前首相だ。
自民党の菅前総理は千葉県で行われた党の会合に出席し、「野党に政権を渡すようなことは絶対にしてはならない」と繰り返し述べ、自民党政権の継続を訴えました。(6月22日「TBS NEWS DIG」)
この発言の真意は、翌6月23日、文藝春秋のオンライン番組における新谷学氏との対談のなかで明かされた。「自民党が復活するには何が必要か」という新谷氏の問いに対して。
「自民党は危機的な状況にある。与党で過半数を割るような雰囲気がある。総理自身、派閥の問題を抱えながら責任を取ってなかった。もう一度自民党に期待したいという雰囲気づくりが大事だ。幸いなことに総裁選がある。そこに向けて、刷新感を持ってもらえるリーダーが出てくるべきだ」
つまり菅氏は、責任を取らない岸田首相を批判したうえで、政権を野党に渡さないために、党の刷新をアピールできる新しいリーダーを担ぎ出したいと言っているのだ。岸田氏の再選を許せば、政権交代につながる。そうはさせないという決意が読み取れる。
そのため、すでに菅氏は布石を打っている。6月6日夜のことだ。菅氏が呼びかけて都内の寿司店に集まったのは、菅氏のほか、菅政権時代の官房長官・加藤勝信氏、総務大臣・武田良太氏、文科大臣・萩生田光一氏、それに環境大臣だった小泉進次郎氏だ。
萩生田、加藤、武田の3氏は永田町で「HKT」と呼ばれる次世代リーダーたちで、しばしば会食をする間柄だ。そこに菅氏が小泉氏を連れて加わった形だ。
言うまでもなく、武田氏は二階派、萩生田氏は安倍派、加藤氏は茂木派の実力者だが、もはや解散が決まった派閥に拘束される必要はない。そこで、この会合が「ポスト岸田」に関する話し合いなのはおよそ察しがつく。
むろんこの場で何かが決まったということではないだろうが、菅氏が総理候補として世間的人気の高い石破茂氏を本命視しているという説が浮上してきた。小泉氏を菅氏が買っているのは事実だが、43歳と若く、あえて「火中の栗」を拾うことはないという判断のようだ。
■「石破政権」は始まる前から国民を舐めている
菅氏は、23日の文藝春秋オンライン番組でも、総裁候補としての石破氏について「期待できる方だ。いろんなことがあっても主張を変えないところがいい」と述べている。
問題は、石破氏の面倒見が悪いこともあり、党内での人気がパッとしないことだ。「HKT」が納得するかというと、疑問が残る。だが面倒見が悪い分、裏金をつくりそうにもないイメージはある
なにより政権政党であり続けることを優先する自民党のことだ。「勝てる」と見込めば、案外簡単に「石破総裁」への流れができるかもしれない。
岸田首相は形勢逆転のための最終手段として、内閣改造・党役員人事を断行し、石破氏を幹事長にしようとしているとも囁かれているが、菅氏の動きからみて、石破氏があえて岸田首相とともに“泥船”に乗り込むようなことは考えにくい。
かりにそんな人事が実現したとしても、国民に意図が見透かされて、思い通りの展開にはならないだろう。
それにしても、総裁選で党の“顔”をすげ替えれば、党への信頼が回復するかのように思っているところが、自民党の大きな勘違いだ。誰が総裁になろうと、金権体質の病根を断たなければどうにもならない。そこから目を背け、トップの入れ替えで世間の空気を変えようとする。国民をバカにした話だ。
政治屋が跋扈する集団としての自民党を自ら解体し、再出発する。つまり利権も世襲も私欲もなにもかも捨てて、“しがらみ”なき政治に取り組んでゆく。そうなった時にはじめて、国民からの信頼が戻ってくる。

 
使い古された手あかのついた看板をいくら変えても、その実態は変わらない。
 
「刷新」するために古い昭和の体質の組織からは何も生まれやしない。
 
犯罪を犯し罪を償うために服役し、心を入れ替えた人間ならば社会は暖かく受け入れくれるかもしれない。
 
しかし今の自民党という「犯罪集団」では、「自ら解体し、再出発する」という思い切った改革をしない限りは国民の信頼は決して戻ってくることはないだろう、とオジサンは思う。  
  

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