新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

半クグレ集団の維新に新たな名前「国民ハラスメント集団」

2022年06月12日 11時40分44秒 | 維新の会

まさに文字通りの「烏の鳴かない日はあっても維新議員の不祥事は尽きない」今日この頃である。
 
大阪府と連携している大阪に本社がある大手メディアなどは、維新の議員連中の不祥事は決して報道しないらしい。
 
しかし、そんなメディアの自殺行為をするような忖度新聞社とは異なる写真週刊誌は維新の国会議員の不正は見逃してはいない。
 
日本維新の会 石井章 地元で『もち』と『れんこん』バラマキ疑惑
 

 

6月5日の街頭演説には吉村洋文・大阪府知事も応援に。石井議員は「顔のこと言うと叩かれる」などと語った 
  

スクープ! 「顔で選んで」発言で炎上したあの議員の公職選挙法違反を追及 年末に地元の名産品を持参して選挙区を回る秘書たち…… 後援会関係者や地元住民が「もらった」と証言 県内の住所がズラリと並んだ「配布先」リストを入手
参院選の立候補予定者について「顔で選んでくれれば」と発言し、炎上中の日本維新の会・石井章参議院議員(65)に、新たな疑惑が浮上した。
「石井議員は、地元・茨城の支援者に対し、毎年、『もち』や『れんこん』を配っているのです」
そう証言するのは、石井議員の後援会関係者である60代の男性だ。
石井議員は、茨城県藤代町議、取手市議などを経て、'09年に民主党から出馬した衆院選に当選。その後、3度の落選を経て、'16年の参院選で維新の会から国政に復帰した。事務所は取手市内にあるが、毎年年末になると、事務所の秘書たちが「もち」や「れんこん」を持って地元の有権者の自宅を回るのだという。
「事務所に詰めている秘書やスタッフら4〜5名で、12月頃に茨城県内の各地域を回っています。新年を前に、『来年も石井章をよろしくお願いします』というわけです。配布先のリストを持って、一軒一軒訪問している。事務所のクルマを使う秘書もいるし、自分のクルマで回る秘書もいます」
本誌は、その配布先リストを入手。そこには、事務所のある取手市だけでなく、近隣の古河市、牛久市などに住む150人以上の氏名と住所がズラリと並んでいる。
「『れんこん』は農家から仕入れたもので、長さ80㎝、幅20㎝くらいの段ボールに3〜4本詰められています。『もち』は1〜2㎏程度でしょうか。いずれも2000円程度の価格だと思います。もちろん受け取ってくれる方ばかりではなく、拒否される方や留守のお宅もある」
本誌はリストにある住所を実際に回り、「石井章および事務所から『もち』や『れんこん』を受け取ったことがあるか」を取材した。住民のなかには、
「わからないよ。答えられない」
「友達から『石井さんかられんこんもらったか記者が聞いて回ってる』って連絡きたよ。もらっていても、もらってないって言えばいいんだよ」
と答える人もいたが、こう明言する住民もいた。
「この辺はみんな石井章(の支持者)だよ。昔から『もち』を持って挨拶に来る。だから私たちはずっと応援している」(取手市在住の男性)
選挙区内の人への「寄附」は、公職選挙法で禁じられている。カニやメロンを有権者に贈った疑惑などで'21年に議員辞職した菅原一秀元経産大臣の件でも明らかなように、食料品であっても寄附にあたる。公職選挙法に詳しい神戸学院大学法学部教授の上脇博之氏が言う。
石井議員は全国比例ですから、全国が選挙区です。議員本人だけでなく、後援団体や選挙区支部が配っても公選法違反となります。公選法に抵触するかのポイントは、受け取った側が『石井章側からもらった』と認識しているかどうかです」
その点について、前出の後援会関係者は、こう断言する。
「秘書は『お世話になります。石井章の事務所から来ました』と挨拶するわけですから、有権者の皆さんは間違いなく誰からもらったかわかっています。もっと言えば、石井議員のカレンダーも一緒に渡すこともありますからね」
本誌は「もち」や「れんこん」の配布について、6月5日、牛久市での街頭演説を終えた石井議員本人を直撃した。
――年末に支援者の方に「もち」や「れんこん」を配っているのは事実でしょうか。
「私が?」
――石井議員や秘書の方です。
「私は配っていない」
――実際にもらったという方もいます。
「それはないから。昔はウチは商売一家だから、『もち』をついて、行商のおばあちゃんに売ったり。それが仕事だからね。もともとが」
――事務所で配ったことはないのですか。
「田舎ではたとえば、隣の家でついた『もち』をもらったり、おすそ分けをしたり、その範疇はある」
――その範疇とは。
「それは選挙どうこうではなくて」
――石井さんは配っていない?
「私はやってないけど、ほら、応援してくれる周りの方とか会社とか、知り合いはわからない」
曖昧(あいまい)な回答を繰り返し、「もし何かあればメールなり」と語り石井議員は立ち去った。そこで翌日、事務所に質問書を送ると、「(『もち』や『れんこん』の配布は)事実では御座いません」としたうえで、次のように回答した。
「(石井議員と関係のある菓子販売業者が)クリスマスケーキの予約購入者に対し、そのお礼としてお餅や蓮根を配布していたとのことで、(中略)石井章の事務所関係者がそのお手伝いを申し出て、実際に数件はお配りするお手伝いをさせて頂いたことは確認しております。しかし、その際に、石井章の事務所関係者が石井章の氏名等を出すことは一切しておりませんことも併せて確認しております」
ちなみに、本誌が入手した配布先リストもこの菓子販売業者が作成したものだという。リストには10市町村150人を超える氏名と住所が記載されている。しかも、大半が70代以上の高齢者だ。それらすべての人からクリスマスケーキの予約が入るということがあるのだろうか。
石井議員は次の参院選にも全国比例で出馬予定だ。この回答で、有権者に説明責任を果たしたと言えるのか。


 


もはやこんな声までも・・・・


「このぐらいの人間でなければ維新の候補者にはなれません。」
「見通しが良い縁起物のれんこんにケチがついたね。維新のやることって見通しの悪いことばっかりです。嘘も多い政党だよね。」
「『赤信号みんなで渡れば恐くない』 それを党ぐるみでやっているのが維新という半グレ政党」
 
作家の適菜収は「それでもバカとは戦え」とばかりに、橋下徹の昔の発言から始まり維新関連の議員のあらゆる不祥事を暴いていた。
 
維新の会は国民ハラスメント集団! 審判が下らなければおかしい
 

参院選が近づいてきたが、地に足のつかない政党は焦って墓穴を掘ったりする。女性記者などへのセクハラ疑惑が報道されている衆院議長の細田博之を追及するのは当然だが、数多くのセクハラ事件を引き起こしてきた維新の会にブーメランが直撃したのは面白い。
 女子高生3人に向かって下半身を露出し、公然わいせつの疑いで現行犯逮捕された衆院東京1区支部長もいたし、「ただでは済まさない」と女子中学生を恐喝した府議もいた。女性の胸を触っている写真が流出した市議もいたし、「(女性は)完全にくるくるパーにならないと、子供を産もうなんて思わない」「8割がたの女ってのは、私はほとんど『ハエ』と変わらんと思っています」などと暴言を吐いた衆院千葉1区支部長もいた。
 女性職員に「今から昼下がりの情事に(行く)」などとセクハラ発言をして更迭された東成区長もいたし、児童の保護者の臀部を触ったり、若い女性教職員に対し「なぜ子供をつくらないのか」などとセクハラを繰り返した公募校長もいたりと枚挙にいとまがない。
 そもそも党の創設者からして「阿川(佐和子)さん、僕は1回で妊娠させる自信ありますよ!」「浮気者を責める前に、『自分は性的魅力に欠けているんじゃないか』と考えてみる必要もあるね」などと述べている人物である。ここまで来ると、党自体が国民に対するハラスメントではないか。
 吉村洋文は街頭演説で「(自民党は)政治家に近いところばかりで金を回している」、松井一郎は「ぬるま湯の自民党をぴりっとさせなければならない」などと言っていたが、どこまで面の皮が厚いのか。「近いところ」ばかりで金を回してきたのが維新である。パソナ、サラヤ、吉本興業……。大阪府で飲食店の時短協力金の支給が遅れた理由は、多額の委託料を払って業務をパソナに丸投げしたからだった。法の抜け道を利用しながら政党交付金の残りを返還せずに基金としてため込んだり、文通費を関連団体に寄付してマネーロンダリングしたりとやりたい放題。参院選では「ぬるま湯」に漬かってきた薄汚い連中に審判を下すべきだ。

 

 
 
国会で立憲民主党が内閣不信任案を提出したことに対して、「会期末になれば不信任決議案を出す。夏になれば盆踊りをする、というようなことを繰り返している。国民からもまったく評価されていない。茶番劇にお付き合いする必要はない」と居丈高に立憲民主党をけなしていたが、その本人が果たしてこんなことをして国民から評価されていると思っているのか。
 
<維新とカネ>馬場共同代表が政党助成金に関連して法律違反か 収支報告書の辻褄合わず 「虚偽記載に当たる」と専門家は批判    

日本維新の会共同代表の馬場伸幸衆議院議員が代表を務める「日本維新の会衆議院大阪府第17選挙区支部」(以下、政党支部)の政治資金収支報告書(以下、収支報告書)と政党交付金使途等報告書(以下、使途報告書)の間に矛盾が生じていることが、筆者の調査の結果、判明した。専門家は「順法精神ない。虚偽記載に当たる」と厳しく指摘した。(フリージャーナリスト・鈴木祐太)
◆使途報告と収支報告がまったく合わない
馬場議員が代表を務める政党支部は、2019年に「機関紙誌の発行その他の事業費」として240万9436円の支出をしたと「収支報告書」に記載している。これに対して「使途報告書」では同じく「機関紙誌の発行その他の事業費」として298万9448円を支出したと記載されている。つまり、「使途報告書」に記載した額の方が約58万円多いということである。
「使途報告書」は、政党支部の支出のうち政党交付金(政党助成金)で支払った経費を報告するものであり、「収支報告書」は、政党助成金で支払った経費を含む、政党支部の全ての支出を報告するものである。簡潔に言うと、全ての支出を記載している「収支報告書」の額を「使途報告書」が超えることはあり得ないのである。
2019年の「機関紙誌の発行その他の事業費」は政党交付金の方が約58万円多いことになる。仮に政党交付金の記載が正しいことになると、「収支報告書」に最低でも約58万円少なく記載したことになる。一方、「収支報告書」の記載金額が正しいとなると、「使途報告書」は約58万円多く記載したことになる。
要するに、「収支報告書」、もしくは「使途報告書」のどちらかが誤りか虚偽の記載をしていたことになるのだ。
◆質問に回答すらしない馬場議員
調べてみると、馬場議員関連の「使途報告書」の額が「収支報告書」を上回っていたのはこれだけでなかった。
「機関紙誌の発行その他の事業費」は「機関紙誌の発行事業費」「宣伝事業費」などに内訳の項目が分かれている。その「機関紙誌の発行事業費」「宣伝事業費」もまた、「使途報告書」の額が「収支報告書」を上回っている。
2019年の「機関紙誌の発行事業費」では、「収支報告書」が60万3486円と記しているのに対し、「使途報告書」では82万3032円になっており、政党助成金の経費の方が約22万円多くなっている。
2019年の「宣伝事業費」は、「収支報告書」が180万5950円に対して「使途報告書」では216万6416円になっており、政党助成金の経費の方が約36万円多い。
また2018年の「機関紙誌の発行事業費」では、「収支報告書」が13万3434円に対して、「使途報告書」では14万9582円になっており、政党助成金の経費の方が約1.6万円多い。
これでは「虚偽記載」と言われても仕方がない。
馬場議員の事務所に事実関係の確認をするため質問状を送ったが、回答期限までに回答はなかった。
◆維新の国会議員トップが法違反
政治資金問題に詳しい上脇博之神戸学院大学教授は以下のように述べた。
虚偽記載の犯罪が成立するのは明らかでしょう。現時点で不確定なのは、その犯罪が政治資金規正法違反なのか、それとも政党助成法違反なのかだけです。
いずれにしても、会計帳簿に真実の支出を記載していれば絶対に起こりえないことですし、かりに単純なミスをしても、『使途報告書』と『収支報告書』の両方を毎年チェックすれば絶対に起こりえないので虚偽記入でしょう。2年連続してやつているので、遵法精神がないから虚偽が平気でできたのでしょう
チェックさえしていれば防げていた問題だと指摘した。
馬場議員は21年12月にも政治資金規正法違反の疑いで刑事告発されている。さらに日本維新の会の政治家に「政治とカネ」の問題が相次いでいることについて、上脇教授は次のように厳しく指摘した。
このような支部の代表が日本維新の会という党の幹事長だったわけですが、今では共同代表です。遵法精神がないのは、党の政治的体質だと思えてなりません
共同代表を務め、いわば維新の国会議員の長である馬場議員に、昨年の刑事告発に続いてカネの問題が発覚した。維新の他の国会議員にも次々とカネの問題が出てきている。これだけカネの問題が相次ぐと、維新の「身を切る改革」というのは選挙向けのパフォーマンスに過ぎないと言われても仕方ないだろう。


 
確信犯的な文字通りの常習半グレ集団が日本維新の会の実態なのであろう、とオジサンは思う。
 
【参考】 澤藤統一郎弁護士が、岸田文雄の本音をこんな風に瞑想していた。

日本経済の再生は、与党惨敗からしかありえませんね。
 

え~、キシダフミオです。自分では、ごくごく普通の日本人としてのレベルの知性と教養をもっているつもりです。前任者と前々任者の知性と教養のレベルが、そりゃひどいものでしかないから、それと比べれば私は穏やかでまともに見えるでしょう。その分、確かに私は得しています。
 しかも、前任者と前々任者の経済政策の失敗ぶりがひどいもの。何しろ、この10年国民の賃金がまったく上がらない。こんなことは、他国に例がなく、意識的にやろうとしてもなかなかできることではない。「アべノミクス」は見事にこれをやってのけた。そして、野放図に大量の不安定な非正規労働者群を輩出して、格差と貧困が蔓延する社会を作りあげてしまった。ですから、コロナがなくてもアベ退陣は必然だったのです。
 そんな時勢で、私は意識的にアンチ・アベノミクスの立場を鮮明に、「成長よりは分配の重視」「富裕層に厳しい金融所得課税の強化」を掲げて総裁選に打って出て、念願の総理の座をつかんだのです。ところがね、政治は難しい。私の思うようにはならないのですよ。私の耳は、もっぱらアベ陣営の大声を聞かざるを得ない羽目となり、「新しい資本主義」の看板を「骨太の方針」にまとめる辺りで、私の独自色はすっかりなくなってしまった。元の木阿弥、昔ながらの失敗したアベノミクスに先祖返りなのですよ。なんたることだ。
 昔から言うでしょ。「国民はそのレベルにあった政治しかもてない」って。多分、今の国民のレベルには、「アべノミクス」「アべノマスク」「…デンデン」の政治がお似合いなのかなって、私がそう思うのですよ。
 でも、グチっていてもしょうがないから、私も小技で勝負せざるを得ません。
 「『貯蓄から投資』へのシフトを大胆かつ抜本的に進めて、『資産所得倍増プラン』を推進する」ナンチャッテね。個人投資家向けの優遇税制「NISA」の抜本的拡充や、国民の預貯金を資産運用に誘導する仕組みの創設など、政策を総動員して努力はしているのですよ。ね、健気でしょう。
 けれど私にはある程度の知性がある。多少は、廉恥の心も倫理感もある。国民の預貯金をリスクある資産運用に誘導するなどという国策を掲げることは、悪徳商法のセールスマンになってしまったような後ろめたさを禁じ得ないのです。
 この点の感覚は、安倍・菅の前任者にまったく持ち合わせのないところ。無知の強み、面の皮の厚さのメリットというべきでしょうね。彼ら、政策に失敗しても、違法行為が明るみに出ても、平気な顔ですよね。私にはなかなか真似ができない。
 私の政権の看板政策「新しい資本主義」の実行計画を、行動計画原案として発表したのが5月31日。これについて各紙とも、悪評さくさく。まあ、さもありなんというところでしょうな。
 社説の表題だけ拾ってみると以下のとおりですよ。6月1日の朝日が「分配重視の理念消えた」、同日毎日が「アベノミクスに逆戻りだ」、同日産経「看板倒れにならぬ政策に」。2日付日経が「成長と安定を将来世代へ着実に届けよ」、3日付東京「『分配』は掛け声倒れか」、4日付読売「方向性が一層不明確になった」。もう少し忖度あってしかるべきとも思うのだがね。
 総じて、私が当初掲げた「分配重視」のトーンダウンを批判する論調。朝日は「出てきた計画は、まったくの期待外れだった」「本来、優先的に取り組むべきは、働き手への利益還元である。賃上げに消極的な企業行動を改めさせる手立てこそが、計画の柱になるべきだった」という。毎日も「政策の力点が、立場の弱い人の不安解消から、成長戦略の推進にずれていったように見える」「分配重視はどこに行ってしまったのか」と嘆く。産経までもが、「抜本的に格差是正を図るには、高所得者への富の偏在を抑制できるよう、税制などを通じた所得の再分配を併せて講じる必要があろう。岸田政権はそこまで踏み込もうとはしない」と手厳しい。
 ほんとのことを言うとね、「新しい資本主義」ってなんだか私にもよくわからない。もちろん、アベさんよりは私の方が、格段に経済学の基礎には詳しいはず。実はそれが仇になっている。アベさんの無知の強みはここでも発揮されていて、オウムのように「3本の矢」を繰り返していられるんですね。幸せな性分。失政が明らかになっても、同じことを言い続けることが苦痛にならない。とうてい私にはできない芸当。
 アベノミクスは、規制緩和とセットの新自由主義的経済政策。目指すところは、成長至上主義。いずれは成長のおこぼれが庶民にもやって来るというんだが、待てど暮らせどおこぼれはやって来ない。替わりにやって来たのは、不安定雇用と格差拡大と貧困。さらには成長すら阻害した。誰が見てもアベノミクスは失敗で、もうダメだ。3本の矢のどれもが折れてしまった。だから、新規まきなおさなくてはならない。私は、アンチの政策をイメージして「新しい資本主義」と言ってみたわけね。
 ひとことで言えば、私の言う「新しい資本主義」とは、「奪アベノミクス」ということ。その目玉のキャッチが「分配重視」。そうしなければ、既に失速しているこの国の経済の再生はないし、そうすれば分厚い中間層の底上げで格差の是正もできるし、成長へとつなげることも期待できると考えたのですよ。
 ところが、私は甘かった。これからの政策転換で潤うはずの多くの国民の支持よりは、既得権を失う大企業や富裕層の反発が強かった。庶民減税も、金持ち増税も無理。金融所得課税の強化など引っ込めざるを得ない。「成長と分配の好循環」なんて、いったい何を言っているのか、私にも分からなくなった。
 はっきり言って、日本経済には展望がない。「奪アベノミクス」「アンチ・アベノミクス」の政策は、自民党政権ではできないからです。大企業と富裕層に支えられた現政権を打破する以外に、分厚い中間層の底上げで格差を是正することはできない。ロンドンのシティーで「インベスト・イン・キシダ」なんてしゃれてみたけど、リターンはない。今度の選挙、大企業幹部と富裕層以外に与党に投票する有権者がいるとは信じられないね。経済再生は、与党惨敗からしかないと思っていますよ。もちろん、これ、オフレコの話しね。

  
   

 

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