新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

いまだに消えない小池百合子への恨み節

2018年12月24日 11時28分36秒 | 豊洲市場

先週末から少々賑やかになった「芸能人の政治的発言」問題。
 
別に芸能人とかお笑い芸人とかタレントたちが特別な人たちではないはずなのに、テレビに顔を出している以上は「電波芸者」などと昔から揶揄されていた。
 
いくつかの関連記事に関してこんなつぶやきを発した。

今回の「ローラ発言」(場所はあくまでもSNSでの発言)によって、タレント風の「元女医」とかコメンテーター風のタレントたちの偏見度が明らかになったことについては、大いに意義があったようである。
 
まともなこんな発言も注目を浴びていた。
来年からは、もっとワイドショーなどで、芸能人たちが自由闊達に、安倍政権批判をするようになれば世の中も変わるかもしれない。
さて、10月11日に、「待ちに待った?」豊洲市場が開場された。
 
1週間後には、「初日からトラブル続出…豊洲新市場は年末にパンクする?」と危惧されていた。
 
そして約2か月後には、「働く業者は『ノド痛い』 豊洲市場内に舞う謎の“黒い粉塵”」という事態になっていた。
 
最近ではこんな記事が出ていた。
 
<豊洲の市場移転から2カ月 いまだに消えない小池百合子氏への恨み節>
 2018/12/22 週刊女性2019年1月1・8日号
「築地ブランドは健在だよ!! (築地直送の看板を)はずす気はないよ」
 東京の台所、築地市場が豊洲に移転して2か月―。師走の築地場外飲食店は変わらず観光客でにぎわっていた。早くも“豊洲直送”の看板を掲げている店もある中、かたくなに変えない店も。冒頭の寿司店の店主が理由を明かす。
「豊洲に移転しても変わらず新鮮な魚を提供できていますよ。看板を変えないのはカネがかかるから(笑)」
未だ許せぬ、小池百合子
 築地市場に入る門は閉じられていて前には強靭なバリケードとともに《立ち入ったら警察に通報します》の仰々しい警告文が。ご丁寧に英語でも表記している。バリケード横で荷物を整理していた仲卸業者の男性は苦々しく話す。
「小池百合子だけは許せないね。“築地は守る・豊洲を活かす”なんて言っていたけど、築地を守るどころか移転に反対した仲卸業者には業務停止命令を出す始末だよ」
 と、怒り心頭の様子。豊洲市場に関しては、
「動線がまだ確立されていないし築地に比べて物流のアクセスが悪いという難点はあるけど、きれい好きの自分には豊洲は仕事しやすいね(笑)。築地は構造が時代遅れ。遅かれ早かれ移転は免れないって」     
 豊洲に行ってみると、あふれんばかりの観光客! 平日の朝の10時だというのに場内の寿司店には行列が。外国人観光客も多く、高齢の店主も英語で流暢に対応している。
「移転して売り上げが伸びていますね。客足が全然違う。豊洲は観光客を意識してつくられてるぶん入りやすいのでしょう」(場内飲食店店主)
 施設はきれい、売り上げは伸びるとくればWinWinだ。それでも小池都知事にはみな「NO」を突きつける。
「豊洲移転反対の人も移転した私たちも変わらないのは小池さんへの怒りです。振り回されて捨てられた。東京五輪までは知事に居座るんでしょうけど、その前にリコールしたいですよ」(青果卸業男性・48)
 豊洲で写真を撮ってはしゃいでいたパキスタン人のムハンマドさん(男性・26)は、
「築地のほうがニホンらしくて好きですね。豊洲はなんだかワタシ息苦しいです」
 華々しくオープンした豊洲市場だが問題は山積み。
「ターレ(場内を移動する乗り物)の交通整理ができず事故が懸念されてたけど、先日女性がひかれて亡くなりました。今後もこのような事故は起こると思います。ほかにも排水や換気が悪いという問題もクリアできていない」
 築地を守って豊洲を活かす都の“おもてなし”を今こそ見せてほしい!
 
女性向け週刊誌なので余り過激な表現とかネガティブな表現は控えているようである。
 
「立ち止まって考える」と宣言して、豊洲市場移転反対派の票を取り込んで都知事選に当選した小池百合子。
 
そのしたたかな「緑のオバサン」は立ち止まっていた間、一体何をしたのか。
 
豊洲市場の地下水の汚染問題は一切解決されておらず、“築地は守る・豊洲を活かす”というリップサービスを振りまき、世論を煙に巻く様はしたたかな政治屋然としていた。
 
しかし、政治家としては、「都民ファーストの会」は内部に亀裂が生じ「希望の党」も真夏のソフトクリーム状になってしまい、結局は「百合子ファースト」に過ぎなかったことが白日の下に晒された。
 
最近では、小池百合子の商品価値が激減しメディアも取り上げることが無くなったが、内在している豊洲市場の諸問題が顕在化してくれば再び脚光を浴びるかもしれない。
 
そして小池百合子は2020東京五輪まで都知事に居続け、五輪終了すれは消費期限切れとなり知事を退くことになるのだろうが、小池百合子が去った跡には、莫大な建設費を飲み込んだ五輪施設と豊洲市場が「負のレガシー」として後世に伝わるのであろう、とオジサンは思う。
       


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