新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

雲海の隙間から垣間見る「星峠の棚田」

2024年06月19日 11時45分52秒 | 旅行

今日まで家を離れています。

いつもの「つぶやき」の代わりに雲海の隙間から垣間見る「星峠の棚田」を中心にお届けします。


ひとつ棚田の風景となりますが、こちらは新潟県十日町にある「星峠の棚田」。大小さまざまな大きさの水田約200枚が斜面に広がる様子がまるで魚の鱗のようだと称される、実に美しい棚田です。
一年を通してその美しさは折り紙つきですが、6月下旬ごろ運がよければ見られる雲海から覗く棚田の風景が白眉。
そのときの天気や気温等の条件がそろった早朝に現れる雲海と、一面を神々しい光で染める朝焼け、そして雲海の下に透けて見える棚田、とどれをとっても美しい風景が3つ合わさるというのもすごいことです。

 

雲海がなくとも十分に素晴らしいこの里山の風景は、次の世代にもそのまた次の世代にもずっと後世に残していきたい日本の原風景と言えるのではないでしょうか。
これだけ美しい絶景ですが、棚田自体は観光用地ではなく、地域の農家さんたちが先祖から受け継ぎ、大切に守っている私有地なんです。近年なかなかの人気スポットとなっていますが、訪れる際には棚田には踏み入らないなどしっかりとマナーを守って絶景を堪能してくださいね。

 
 京都で体験する大人の小粋な夕涼み「貴船神社の七夕笹飾りライトアップ」/京都
 

フォトジェニックスポットにはことかかない京都ですが、近年、夏の京都観光は暑さが一際厳しい印象。そんな京都で涼を感じに訪れたいのが「貴船神社の七夕笹飾りライトアップ」。

 


水の神を祀る総本宮には、この時期、参拝者の願いをしたためた短冊が飾られ、夕暮れどきになるとほのかな光に浮かび上がります。森の社に揺れる笹の葉と短冊が雅な情景として映り、この地が下界とは異なる境界の地であることを思い出すはず。
そもそも水と森に囲まれた「貴船神社」は京都の街中にくらべるとだいぶ涼しいので、大人の小粋な夕涼みタイムが過ごせます。夜の「貴船神社」を訪れる機会としてもおすすめ。

夜明けのジャングルで出会う幻の花「西表島のサガリバナ」/沖縄県西表島

死ぬまでに一度は見たい風景として、幻の花とも呼ばれる「西表島のサガリバナ」を挙げる人も少なくありませんね。
沖縄の夏の風物詩であるサガリバナは、沖縄の梅雨が明ける6月下旬から8月の夜に花を咲かせ、日の出とともに散ってしまう一夜花。



西表島ではマングローブの川の奥に群生するサガリバナをカヌーで見に行くことができます。夜明け前、真っ暗な川をサガリバナの甘い芳香に誘われてジャングルの奥地へと向かい、うっすらと空が白むころ薄暗いマングローブの川面に浮かぶサガリバナの風景と出会います。

 

夜明けのジャングルが花々で淡いピンク色に染まる、この世のものとは思えない幻想的な瞬間で、桃源郷に迷いこむことを許された者だけが出会える風景とも言えます。
サガリバナ自体は夏の間中花を咲かせますが、天候のほかマングローブの川を上っていくため潮の満ち引きが大きく左右します。また台風が来ると花が散ってしまうので、なかなか条件が難しく、それゆえに”幻の花”の異名を持つほど。出会えたときの感動はひとしおです!
 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 尾瀬ヶ原」のふわふわなワタ... | トップ | 自民党が滅びなければ日本が滅ぶ »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

旅行」カテゴリの最新記事