昔誰が言ったのかは忘れたが「正直者は立派な政治家になれない」という一見乱暴な言い方なのだが、裏を返せば「政治家は常に本当のことは言わない」ということだろう。 そういえば、現在立憲民主党所属の衆議院議員・小川淳也(50歳・当選5期)の初出馬からの17年間を追った作品で、ドキュメンタリー映画としては異例の観客動員3万5000人を超える大ヒットを記録した「なぜ君は総理大臣になれないのか」という映画が公開 . . . 本文を読む
日本の警察は警察庁の下に全国の地道府県の警察が存在するのだが、その警察庁の元締めは内閣総理大臣所管の下に置かれている国家公安委員会である。 したがって地方の警察官のみなならず全国の警察官は時の総理大臣を守る立場であることは当然であろう。 しかしその守るべき人物が国家・国民のために誠実に働いているのならともかく、平気で法を破り私利私欲をむさぼっているのなら、一般国民から怒りの言葉を浴びせられても甘受 . . . 本文を読む
昨夜は特に深酒などしなかったのだが昼間の散歩の疲れからか、いつもより30分以上も早く就寝した。 そして布団に入ってわずか数分後に激しい、今まで経験のなかった揺れを感じた。 それまでやたら「地震警報」と鳴っていた携帯電話にはなにも送られなかったので、急いで飛び起きてテレビをつけた。 どのチャネルも「震度6強」の地震が発生し津波の心配は少ないとのことだった。 しかし視聴者からの映像ではコンビニの棚から . . . 本文を読む
ロシアのプーチン大統領の執拗なウクライナ殲滅作戦により、国内ではオミクロン株による感染者数が減少したことにより、感染症関連専門家らがテレビから消えて、代わりにロシア問題の専門家や軍事ジャーナリストたちが連日あたかも見てきたかのようなコメントを発している。 と同時に国民の目が連日報道されているウクライナの惨状映像を見せつけられ、国内ではまだ通常国会が開催されていることすら忘れ去られているかのようであ . . . 本文を読む
父の小林喬が明仁上皇と、さらには本人も秋篠宮文仁親王と学習院で同窓であったことや、かつて徳仁天皇のお妃(=皇太子妃)候補として名前が挙がることもあり、また、長男も秋篠宮の長女・小室眞子と同窓であり、三世代にわたり同級生となっているという輝かしい出自と、おまけに親族には古くは大久保利通(内務卿)や曽祖叔父・吉田茂(内閣総理大臣)らが名を連ねる華麗なる一族のお嬢さん育ちの堀内詔子。 政界に入ってもそこ . . . 本文を読む
「陰謀論者と侮辱され、終末論者と罵倒されながら」今回の「ウクライナ問題」について、
大きな戦争というのは必ずイデオロギーの戦いがある。今回もそうだ。プーチンの言う「ウクライナの非ナチ化」の問題を、無視したり安易に否定することはできない。欧州のネオナチも、日本の靖国・日本会議も、戦後世界の平和秩序の根幹をなす反ファシズムの思想(歴史認識)を否定し転覆する勢力だ。
— 世に倦む日日 . . . 本文を読む
国内でも、小規模ながらも各地で「戦争反対」というプラカードを持ったデモが起きている。 一切の人的被害が皆無で単なる領土の取り合いならば「戦争ゲーム」であり、負けたほうが「リセットボタン」を押せばまたやり直せる。 しかし、自国を守るという意識が強ければ当然殺戮が発生することは過去の歴史からも明らかである。 さらに「正義のための戦争」などは存在しないものなのだが、かつての帝国陸軍は大元帥の昭和天皇の下 . . . 本文を読む
毎年、ある大きな事件や災害が起きた月日にメディアは特集記事や社説で当時を振り返る内容を伝えることが習わしになっている。 犯罪事件などは被害者と加害者が明確になっていれば、時の経過とともにニュースバリュは薄れて取り上げられることは少ない。 自然災害の場合や被害や被災状況が甚大で復旧・復興に時間がかかる場合は毎年取り上げられる。 2011年3月11日に発生した「東日本大震災」は地震による大津波による多 . . . 本文を読む
なぜなのか国内のテレビニュースにおけるウクライナ国内の状況を伝える映像は固定化しているようだ。 もっとも日本の組織ジャーナリストは戦渦の地域には企業が派遣を認めないのだから、正確でタイムリーな情報は得ることが困難であろうから、したがってこんな無難な記事が出てしまう。 金子勝立教大学大学院特任教授が経済学者の立場からこんな記事を書いていた。 「チグハグの対ロ制裁 アベのツケで専制国家にエネルギー安保 . . . 本文を読む
相変わらず連日の民放テレビからはウクライナ国内の惨状には少々見飽きてしまうというほど、似たような映像があふれている。 比較的TBSでは他局に比べてかなり精力的な報道であったようである。 ロシア軍95%がウクライナへ侵入 攻撃激化で「核」めぐり緊張高まる そして最近では、ゼレンスキー大統領の隣国ポーランドへの亡命政府樹立計画が進められているという話が出ている。 「アメリカがウクライナ亡命政府の樹立 . . . 本文を読む
もはや北京冬季五輪の「パラリンピック」などは全く話題にならないほどの、凄まじいいロシアのウクライナ殲滅作戦の模様が連日テレビニュースのトップになっている。 「見通せない戦争の行方 日本経済にも凄まじい返り血」 ロシア軍のウクライナ侵攻から1週間。プーチン大統領は、ウクライナが降伏するまでトコトン戦争を続けるつもりのようだ。 3日、フランスのマクロン大統領と電話会談し、ウクライナの「非武装化」と「中 . . . 本文を読む
当初は北京冬季五輪とパラリンピックの間の期間中に決着をつけようと目論んでいたプーチンのウクライナ侵略。 2日で陥落すると予想された戦闘は長引いており予想外にロシア軍が攻めあぐねているらしい。 作家の古谷経衡は「ロシアが前線に旧式装備の新兵たちによる小部隊を突出させているのが不思議だった。それらはウクライナ軍にたやすく撃破された。なぜこんなことをするのか。 しかしプーチン氏が核の . . . 本文を読む
日本では衆参本会議で、ロシア批判の決議が採択されたが、国連総会の緊急特別会合でもロシアを非難し、軍の即時撤退などを求める決議案が賛成多数で採択された。 中国やインドなど合わせて35か国は棄権し、ロシアを含むベラルーシ、シリア、北朝鮮、エリトリアの計5カ国が反対した。 決議案には欧米や日本など合わせて141か国が賛成し、ウクライナ情勢をめぐるロシアの国際的な孤立がいっそう際立つ形となったが、いつも . . . 本文を読む
まさに「言うだけ番長」にまでなり下がった橋下徹だが、こやつの、「私はウクライナとともにある!ウクライナは徹底抗戦せよ! と言っていた者はウクライナに行って戦え」という煽りツイートによってかどうかはいざ知らず、本気で行動を起こした連中がいたという。 もっとも橋下徹のツイートには多くの批判があり撃沈した模様である。 正気の人間が喋る内容じゃ無いな?戦争を正当化し戦火を拡大させるかのツイート。何で議員が . . . 本文を読む
2年ほど前だが、COVID-19による感染者数が増え始めたころ、緊急事態宣言が法的な強制力が弱いということから、「やはり憲法に緊急事態条項を明記すべきだ」という声が自民党内から上がっていた。 極めつけは、200年は5月3日の憲法記念日における日本会議向けの安倍晋三首相のビデオメッセージであった。
そもそも現行憲法においては、緊急時に対応する規定は、『参議院の緊急 . . . 本文を読む