秋木涼風居士の学びの旅

学ぶことや日常気がついた事について、そこはかとなく書きます。

資格の死角

2007年08月28日 00時21分55秒 | 資格

最近、世の中資格だらけです。中には、なまはげの真実に迫るという「なまはげ伝道士」という資格まででているそうです。

得にIT関連の仕事についている人は大変そうです。

海外生まれのベンダー資格シスコのCCNA(Cisco Certified Network Associate )やらマイクロソフトのMCP(Microsoft Certified Professional)といったネットワーク系の資格やら取らなくてなりません。

しかもCCNAなどは3年で切れてしまい更新をしなくてはなりません(まったく、資格ビジネスには困ったものです)。


CCNAでは、CISCO公式の「CCNA BOOT CAMP 」という講習があります。流行の「ビリーズブートキャンプ」とは別物です。ビリー・ブランクスが「神のご加護あれ、ビクトリー!」なんていいながら講習してくれると楽しいのですが)。

講習を受けるにも何十万もかかるので、とても個人で受けれません。

会社もそうそう金を出してくれる訳じゃありませんから、地道に勉強するしかありません。

しかも、ようやくいい問題集が出たと思ったら、試験内容が変わってしまいます。何だか際限ありません。


ここで頭のいい人は、海外でいい英語の演習問題を訳して日本で売ります。海外の資格は、日本訳ができるまで時間がかかります。その時差を利用して、海外での試験内容に対応した演習問題を売る訳です。そしてビクトリー。


受験者は受講者でCCNAフリークといったWEBなどで、試験傾向などの情報を共有して対抗して、ビクトリーを目指します。


そうすると、さらに試験が難しくなって。


まるで、無限の資格回廊です。こうなると、何だか資格の為に資格を取るみたいで違和感を覚えます。そもそも何の為に資格を取るのか、じっくりと考えたいものです。


などと偉そうに言っている私も、悪友に言われた事があります。


「お前に生きる資格はない」


勘弁して下さい。


どなたか「生きる資格検定」なんてのがあったら教えて下さい。