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秋木涼風居士の学びの旅

学ぶことや日常気がついた事について、そこはかとなく書きます。

ビジネスの法則と妄想と落とし穴

2007年11月03日 01時18分11秒 | 法則

   

Web2.0なんて妄想だ!という帯がなかなか扇情的です。本書は、既存のビジネスの法則に対して懐疑的な見方で書かれた本です。評価は★★★というところ。

本書に関しては、マーフィーの法則に間違いがあったり、戦略論や心理学の話などちょっとごたまぜ感があります。

と私も懐疑的!!

アマゾンの評価は、現時点で★★半。皆さん中々辛口です。

ちなみに夕食は辛口カレーでした(だからどうしたといわれると困るのですが)。

 謳い文句は、「ウェブ2・0」「ロングテール」など、新しい時代のビジネス法則に従えば未来はバラ色!?実は、これらのなかには過去の説の焼き直しだったり、根拠の乏しい宣伝文句にすぎないものも多い。本書ではさまざまなビジネス法則を、その欠点も含めて客観的に分析。流行や風説に踊らされて痛い目をみないための必読の書だそうです。

確かに安易に世に言われているビジネスの法則をつかうなという事では賛成です。

ビジネスの本は、結構好きで読んだりしますが、SFや推理小説とは違う面白さがあります。

新しい法則みたいなビジネス本を読むと、とても頭が良くなった気がします。

フフフフ、俺様は、この法則を知り、生まれ変わったのだよ、オロカな民衆どもめ!!」と妄想でいっぱいになります。たいていは、2~3日で正気に戻るのですが、己の実力がちょっと上がった感の妄想が、ビジネス書の最高の楽しみです。

作者も書いていますがあくまで独断ですから、それを踏まえつつ、ビジネスのよくある法則について、勉強になるような気がします。その上、自分なりの評価を組み立てるのが必要じゃないでしょうか。

内容は、

パレートの法則(80対20の法則)/ランチェスター戦略/ウェブ2.0/ロングテールの法則/マタイの法則/ムーアの法則/メトカルフの法則/パーキンソンの法則/ピーターの法則/収穫逓減の法則・収穫逓増の法則/100日で2倍の法則/ジップの法則/都市発展の法則/正規分布の法則/キャズムの法則/イノベーション普及の法則/普及のバリエーション法則/情報2段階の流れの法則/店頭販売の法則/一貫性の法則/返報性の原理/認知的不協和の理論/選好逆転の法則/ホイラーの法則/レオ・マックギブナの法則/マズローの欲求5段階説/セグメンテーションの法則/少衆・分衆の登場/80年代にもあった資産格差/団塊の世代マーケティング/下流社会マーケティング/サブリミナル効果/トーマスの公理/ブーメラン効果/沈黙の螺旋/中抜きの法則/取引費用ゼロの法則/一物一価の法則/トヨタ・カンバン方式/インフォミディアリの未来/リーチ&リッチネス/破壊的イノベーションの法則/1対10対100の法則/成長率・市場占有率マトリックス/競争の基本戦略/差異化と低コスト/マネイジメント教育の本物度

等盛りたくさんです。法則といっていいのかなというのも混じっていますが。各法則については、 ウィキペディアで、検索するとけっこう詳しく載っています。

正確に知るにはやっぱり原典を見る必要があるかと思いますが、妄想を楽しむならインターネットで十分。

さあ、皆さんも法則の世界を旅しましょう。そして、世界を我が手に。

え、妄想力じゃなく実力をつけたいと。失礼しました。

関連:法則に関して

FIFTH EDITIONさんのHP:トラックバックさせて頂きました。楽しいです。

法則研究プラザ

 


KISSの法則

2007年08月31日 00時17分42秒 | 法則

先日から、夜遅くまで、プレゼンテーションの資料を作っていました。昨日レビューをしましたが、あっさりと


「こりゃ、駄目だ」


と言われてしまいました


とにかく思いついたものを盛り込みすぎたようです。その時、思い出したのが、いわゆる「KISSの法則」、「Keep It Simple and Stupid」(馬鹿のように単純にせよ)と言う有名な格言です。


物事を単純にするというのは、簡単のようで難しいもんです。KISSの法則は、UNIXやオープンソースのプログムなど設計方針として用いることが多いようです。

しかし、KISS(接吻)というと、今更ながら「土器土器」してしまいます。


昔、友人とキャンプで、焚き火の周りで日本酒を飲みながら語り合った時、彼女になりたい子と「必ずできるキス」のやり方を教えてもらいました。


これこそ「真のKISSの法則」です。



KISSの法則Ⅰ その① 夜デートに誘えたら →②その「夜に薔薇園に意中の彼女と忍び込む」(なぜいきなり薔薇園がでてくる?)→ その③「薔薇園の雰囲気に酔った彼女はいつの間にか、あなたの虜に」 


 → その④「KISSちゅ」


犯罪くさい臭いがぷんぷんします。一緒に忍び込むぐらいならKISSもできるだろうにと思いますが、ちょっとした冒険は恋愛のスパイスですから意外に有効かも。捕まっても知らんという感じですが。


KISSの法則Ⅱ その① 彼女と海岸で戯れる(なぜいきなり) → その②いきなり手をつかむ →その③彼女の手をつかんで、ぐるぐる回り始める →その④彼女が目を回す →その⑤すかさず彼女を抱いて


 →その⑥KISSちゅ


コレマタ犯罪くさい臭いがします。確かに成功はするでしょうが。後どうなるかは神のみぞ知るです。


まあ、二人きりになるまでが難しいのですが。


まだまだ世の中には、「未知のKISSの法則」がありそうです。あなたも、KISSの法則を探してみるといいかも。


ところで、出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると


インドのミュージカルでは、キスシーンを直接描写することは認められておらず、役者が突如大量に出現し踊るなどの抽象的な表現で接吻したことを表現するそうです。そういえば、「踊るマハラジャ」なんて映画がありましたね。


2007年4月26日には、アメリカ合衆国の俳優リチャード・ギアが、ニューデリーで催されたエイズ撲滅キャンペーンの式典に出席した際にインド現地の女優シルパ・シェティにキスを行い、これをもって『公衆の面前での猥褻行為』として裁判所により逮捕状が出されるという事件が起きました。結果としては最高裁判所によって差し止められたが、彼のキスに抵抗しなかったとされた女性側も召喚命令を受ける始末となったとの事。


うーん、インドはシビアです。皆さんも薔薇園に忍び込んだり、女性をぐるぐる回して、警察のお世話にならないようお願いします。