秋木涼風居士の学びの旅

学ぶことや日常気がついた事について、そこはかとなく書きます。

なんでもカンでも アウトソーシング

2007年11月29日 00時13分59秒 | ハテナ?の疑問

現在ではアウトソーシングもずいぶんと当たり前になってきました。

海外のアウトソーシングというと現在インドが有力です。例の「2000年問題」あたりから米国等でエンジニアが足りないので、対応策としてインドのエンジニアに対応のアウトソーシングしたのが、大きなきっかけになったのは有名な話です。

最近では、インドもアウトソーシングをしたりしているので、「アウトソーシングのアウトソーシング」とだんだん何が何やら分からん世界になってきています。

建築業界の「下請けの下請けの下請けの下請け」という構造を思い出してしまいます。最近は協力会社と言わないと駄目らしいですが。「アウトソーシングのアウトソーシングのアウトソーシングのアウトソーシング」なんてのが競争が厳しくなったら出てくるのかもしれません(すでにありそうですが)。

まあ何にしろ通信技術の発展のおかげでずいぶん世は便利になったもんだと思います。時差を利用して地球の裏側では昼なので、24時間対応できますし、まさに「眠らない街歌舞伎町」状態です。

そして企業だけではなく個人の生活にもアウトソーシングが忍びこんでいるのを感じます。米国ではネットでインド人家庭教師から学ぶなんてサービスもあるようです(あたりはずれもあるみたいですが、値段は安い)。

韓国では、宿題代行というビジネスが大流行らしいですし、日本でも相当数のレポート代行や宿題代行のビジネスがあるそうです。宿題代行というのは、個人的には感心しませんが、ビジネスとして考えると考えた人は頭がいいと思います。まあ、「アウトソーシング」という言葉は、本来楽をするための言葉ではないのですが。

需要があるから供給もある訳で、便利になったから世の中良くなるわけじゃないですね。

ブログをやり始めて感じるのは、ブログを更新する時間が取れないので、ブログ代行なんてあったら便利???と思います。もの凄く意味がない事でありますが。

ついでにネタがない時は、脳みそをアウトソーシングしたいもんです。

脳とコンピューターを直結する埋め込み型インターフェースの臨床試験も最近はされているので、そのうち人間自体がアウトソーシングになったりして。

 関連:

教育アウトソーシング企業

TutorVista.com

OutsourcingTutorialServices.com

アウトソーシング:

コスト削減、又は核となるビジネス(コアコンピタンス)へ集中する為、業務を専門的能力を持った業者に外注すること。

コアコンピタンス:競合他社などまねのできないレベルの能力のことを指す。


鯛という名のマンボウ アナゴという名のウミヘビ 食品偽装の最前線

2007年11月19日 00時12分37秒 | 食べる

昔、コンビニで毎日おにぎりを買って食べていた1人暮らしの老人が、部屋で1人さびしくポックリ逝ってしまいました。

しばらくの間誰も気づかず、後日発見された時、なぜかまったく腐敗していませんでした。そんな話を聞いた事があります。

要は、おにぎりを毎日食べていたので、おにぎりに含まれる防腐剤が体に蓄積され腐らなかったという事。まあ、良く出来た都市伝説思っていました。

「晋遊社ブラック新書」という怪しげな感じの新書が出ていたので、購入し読んでみたらこの話を思い出しました。老人の話なんかは出てきませんが、回転寿司などが好きな方は、食欲がなくなる事請け合いのブラックな内容です。

筆者の吾妻博勝氏によると、現在の世間を騒がせた食品偽装の数々はほんの氷山にすぎず、背後にはさらに危ない食品が存在するそうです。魚、肉、野菜、米などの「黒い秘密」の数々があるそうです。

ハンバーグにカンガルーの肉が混入!? アナゴの正体はウミヘビ!? タイの代わりにマンボウ!? 高級白身魚の刺身はナマズが原料!? 回転寿司のエンガワは北の海に棲む巨大カレイからとっている!? 放射線で殺菌された国産ジャガイモが流通している!? 「国産米100%」と書かれていても外国産ブレンド米!? 、食品業界全体の闇を告発する、渾身のルポルタージュと本の帯がセンセーショナルです。

ただ、食品業界全体がそんなに悪いとも思いません(そう信じたい)。また、1冊本を読んだ程度では、「食品偽装」について判断がつかないところではあります。しかし、まったく知らない世界だったので、勉強になりました(気持ち悪くもありました)。

アマゾンでは、現時点のカスタマレビューが1名のみですが、5つ星。秋木は星3つ半というところでしょうか。

統計的なデータは取りようがないですが、どの程度世の中的に食品偽装があるのか興味深いところです。

秋木なんかは、筆者のいう事が正しければ、相当毒付けになっている気がします(身も心も毒だらけです)。

確かに通常で考えたら、安すぎる食品があったりします。安易に安いから買うと考えるのでははく、「なぜ安いのか?」を考える。悲しい事ですが、自己防衛の為、常に「なぜ?」を問う事が必要なようです。

でも体に悪いと思いつつも、カップラーメンなんか添加物がたくさんありそうな食品が大好きなんですが。これはやめられそうにありません(自己責任で食う分には問題ないかと)。

そのうち秋木も1人さびしくポックリ逝ってしまい、部屋の中で腐敗せずにミイラ化したりして。

今後ブログの更新なければ、秋木はミイラ化しているの可能性大です


怒涛の万華鏡ワールド

2007年11月14日 00時54分13秒 | デザイン・美術

カレイドスコープこと万華鏡が好きで、こまめに買ったりしています。最近は万華鏡も斬新で面白いものが増えました。

中でもFLASHで作ったサイトでクールな万華鏡が数多くあるので、お気に入りを紹介します。

touchさんの万華鏡と和風素材サイト

万華鏡

VIRTUAL KALEIDOSCOPEさん

CooL!!一番のお気に入り。

www.zefrank.comさんのHP

http://www.zefrank.com/dtoy_vs_byokal/index.html

http://www.zefrank.com/snowflake/

http://www.zefrank.com/byokal/kal2.html

面白い万華鏡フラッシュ他、GAME等多数あります。

Flash万華鏡(あき爺)さんのHP

http://park6.wakwak.com/~k8112/mangekyou-imdex/mangekyou-index.html

ほっとする感じです。

http://www.quasimondo.com/archives/000579.php

ひいいー。

http://www.project-euh.com/kaleidoscope/?

ホームページのURLを入れてみよう。

http://www.coverpop.com/youtube_kaleidoscope.html

Youtubeの動画URLを入れてみよう。

例 前回紹介したサンドアートの動画のURLを入れてみると

 (下記をコピーしてみて下さい)。

http://www.youtube.com/watch?v=o2pLHLOnG6I

いろいろと動画の万華鏡を作れます。万華鏡でテレビを見ると楽しいですが、これは逆の発想ですね。これはナイスアイディア。

 

関連:

一分間の悦楽 万華鏡の世界:リンク集・内容ともに充実です

万華鏡倶楽部:日本最大の万華鏡愛好者団体のサイト

The Brewster Kaleidoscope Society 世界最大の万華鏡愛好者団体サイト


サンドアートで、心を癒そう!

2007年11月10日 00時00分24秒 | デザイン・美術

Let,s get together(動画:画像クリック)

本日もお疲れ様です。世知辛い世の中ですから、お金は貯まらないのに、ストレスばかり貯まること、この上ないです。そんなストレス長者のあなたに、お勧めなのがサンドアートです。

サンドアートは、youtubeでsand artで検索すると動画が多数アップされています。

サンドペインティングクリエーターというと、Ferenk Cako氏が世界的に有名です。日本では、まだなじみの薄いジャンルかと思いますが、NTT西日本が放映したイメージCMを覚えている方もいるかもしれません。

プロジェクターの上に、映し出される美しい絵模様。悲しささえ感じます。

中でもお勧めIlana yahav女史の、Sand Fantasyです。いくつかの作品を女史のHPでを見ることができます。どす黒い秋木の心が灰色くらいになります。すんばらしーです。

Ilana yahav女史のHP

Ferenk Cako氏のHP

その他にもsand artは多くあるようなので、皆さんも検索してみて下さい。

関連

芸術?ではないですが

砂を上から落として、模様を作って遊ぶGAME(英語ですが、直感的の遊べます)

sand Art :地味ですが結構面白いです。

Falling Sand Game :こちらは、派手です。

ちなみに(毒々の)こんなのもありました。

Hell of sand

心癒されたでしょうか?


電車の中で、くねくね勉強をして電波を避けよう 

2007年11月05日 22時19分15秒 | 無料のeラーニング

電車の中で、携帯電話でメールを打っている人がいますが、携帯を正面に向けられて、メールを打たれると、電波がこちらに向かっているようで(気のせいですが)、いい気持ちじゃありません。

本日、満員電車の中で周りの人4人なぜか私を取り囲んで、私に向けてフォーメーションを組んでメールを打っていました。新手の嫌がらせかと思いましたが、たまたまのようです。

私は体をよじって、くねくねして電波を避けましたが、あえなく被弾し死んでしまいました。

こういう事はよくありますよね。そんな不毛な時間は、くねくねしているのではなく、せめて有効に使いたいものです。

本を読むのもいいですが、最近はポッドキャストで結構役に立ちそうなサイトがたくさんあります。電車という戦場の中で電波を避けつつ、くねくね勉強するのもいいかもしれません(良くないか)。

中でも一押しがOpencultureです。

大学の授業や古今の名作(英語)を聞く事ができます。

Audiobook Podcast Collection - Download Free Audiobooks

University & College Podcasts - Free Educational Podcasts

なp o p * p o pさん(かの百式のHPも運営)のHPでうまく纏めて紹介しているので、リンクさせて頂きます。

英語学習に最適!有名大学が提供するポッドキャスティングまとめ

英語と古典が同時に学べる『無料オーディオブック』まとめ

「朝から、英語なんかいやじゃー!!」という方には、

無料で読める本ですと、青空文庫さんが有名ですが、オーディオブック版も結構あります。

The Baker Street Bakeryさんの

音声化された青空文庫リンク集が充実しています。

青空文庫さんは、音声ネット文庫というソフトを使って、聴くことのできるソフトを開発中との事なので、今後、電車の中の楽しみが増えるかもしれませんね。

皆さんも読書ならぬ「ポッドキャスティングの秋」をくねくねと過ごしてはいかがでしょうか(くねくねは迷惑か)。


ビジネスの法則と妄想と落とし穴

2007年11月03日 01時18分11秒 | 法則

   

Web2.0なんて妄想だ!という帯がなかなか扇情的です。本書は、既存のビジネスの法則に対して懐疑的な見方で書かれた本です。評価は★★★というところ。

本書に関しては、マーフィーの法則に間違いがあったり、戦略論や心理学の話などちょっとごたまぜ感があります。

と私も懐疑的!!

アマゾンの評価は、現時点で★★半。皆さん中々辛口です。

ちなみに夕食は辛口カレーでした(だからどうしたといわれると困るのですが)。

 謳い文句は、「ウェブ2・0」「ロングテール」など、新しい時代のビジネス法則に従えば未来はバラ色!?実は、これらのなかには過去の説の焼き直しだったり、根拠の乏しい宣伝文句にすぎないものも多い。本書ではさまざまなビジネス法則を、その欠点も含めて客観的に分析。流行や風説に踊らされて痛い目をみないための必読の書だそうです。

確かに安易に世に言われているビジネスの法則をつかうなという事では賛成です。

ビジネスの本は、結構好きで読んだりしますが、SFや推理小説とは違う面白さがあります。

新しい法則みたいなビジネス本を読むと、とても頭が良くなった気がします。

フフフフ、俺様は、この法則を知り、生まれ変わったのだよ、オロカな民衆どもめ!!」と妄想でいっぱいになります。たいていは、2~3日で正気に戻るのですが、己の実力がちょっと上がった感の妄想が、ビジネス書の最高の楽しみです。

作者も書いていますがあくまで独断ですから、それを踏まえつつ、ビジネスのよくある法則について、勉強になるような気がします。その上、自分なりの評価を組み立てるのが必要じゃないでしょうか。

内容は、

パレートの法則(80対20の法則)/ランチェスター戦略/ウェブ2.0/ロングテールの法則/マタイの法則/ムーアの法則/メトカルフの法則/パーキンソンの法則/ピーターの法則/収穫逓減の法則・収穫逓増の法則/100日で2倍の法則/ジップの法則/都市発展の法則/正規分布の法則/キャズムの法則/イノベーション普及の法則/普及のバリエーション法則/情報2段階の流れの法則/店頭販売の法則/一貫性の法則/返報性の原理/認知的不協和の理論/選好逆転の法則/ホイラーの法則/レオ・マックギブナの法則/マズローの欲求5段階説/セグメンテーションの法則/少衆・分衆の登場/80年代にもあった資産格差/団塊の世代マーケティング/下流社会マーケティング/サブリミナル効果/トーマスの公理/ブーメラン効果/沈黙の螺旋/中抜きの法則/取引費用ゼロの法則/一物一価の法則/トヨタ・カンバン方式/インフォミディアリの未来/リーチ&リッチネス/破壊的イノベーションの法則/1対10対100の法則/成長率・市場占有率マトリックス/競争の基本戦略/差異化と低コスト/マネイジメント教育の本物度

等盛りたくさんです。法則といっていいのかなというのも混じっていますが。各法則については、 ウィキペディアで、検索するとけっこう詳しく載っています。

正確に知るにはやっぱり原典を見る必要があるかと思いますが、妄想を楽しむならインターネットで十分。

さあ、皆さんも法則の世界を旅しましょう。そして、世界を我が手に。

え、妄想力じゃなく実力をつけたいと。失礼しました。

関連:法則に関して

FIFTH EDITIONさんのHP:トラックバックさせて頂きました。楽しいです。

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