秋木涼風居士の学びの旅

学ぶことや日常気がついた事について、そこはかとなく書きます。

伊豆の奇妙な踊り子

2008年06月28日 12時45分21秒 | デザイン・美術

本屋で珍本が売っていました。カバーが変わっているだけなんですが。いきなり荒木飛呂彦氏のカバーで「伊豆の踊り子」とは。

キャッチコピーは「そこのあるのはただ純粋な思い―。」

どんな踊り子だよと妄想が掻き立てられます。

ストーリー

トンネルを越えるとそこは雪国だった。

「なにー、いきなり雪国!?敵の酢タン怒の攻撃か」

ゴゴゴゴゴ

謎の踊り子「フフフ、私の酢タン怒、伊豆の踊り子ABCで一生踊りなさい」

「うわー、体が勝手に踊りだしたー」「助けてー」

「ヤレヤレだぜ」

みたいな場面を思い浮かべてしまいます。

冒険物の表紙なら特に驚きませんが、まったく異質なものを組み合わせると驚きがあります(異質すぎる気がしますが)。

ちょっと前に荒木飛呂彦氏の絵が世界的な学術雑誌「sell」の表紙を飾った話が話題になりましたが、まだまだその独自の世界は目が離せないようです(独自すぎる気もしますが)。

ちなみに「伊豆の奇妙な踊り子」で検索したらすでにかなり話題になっているようです。とてもインパクトありますからね。

話題にするという点では発案者のアイデア勝ち?というところでしょうか(インパクトありすぎの気もしますが)。

 


500%の男

2008年06月21日 22時20分10秒 | ハテナ?の疑問

秋木は、銭湯にタマに行くのが楽しみです。

さて、本日銭湯に行ったら値上がりしていました。これも原油高の影響なのでしょうか。

食品も高くなっているようですし、「あーらー、奥様、もうお台所が大変、嫌ですわー」という気分です。今後インフレになるのかもしれませんね。

インフレには秋木は500%反対です。


MITワールドへようこそ

2008年06月14日 01時54分02秒 | 無料のeラーニング

ここのところ海外の無料のビデオレクチャーのサイトを見て回っています。それにしても恐るべき内容の充実ぶりです。各講座を纏めたブログがあったり、コミュニティができており、検索もずいぶんと簡単になっています。

例えばMIT WORLDでは現時点でマサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology)の500以上の講座を検索できます。

試しに「フラット化する世界」で著名なThomas L. Friedman氏(ニューヨークタイムズ)の講義を検索するとすぐ見つかりました。

http://mitworld.mit.edu/video/266/

ITunesUからもダウンロードできるので、秋木は時間の空いている時に英語の勉強も兼ねて気にいった講座を視聴しています。英語圏以外では翻訳する動きもあるようですが、日本で動きがないのは残念です。

MIT TeachTV MITコミュニティのビデオ共有サイト

video at MIT the gateway to online video collections

MITLecture Browser授業検索エンジン)

MITの Computer Science and Artificial Intelligence Laboratoryが開発した授業検索エンジン。講義の話した言葉から検索できるシステムがとられています。

その他

OpenCourseWare(OCW)を勉強するWiki

MITによるオープンソースの講義録集

 無論、MITだけではなく様々なサイトがあり、ちょっと検索すると多数のサイトが見つかります。とりあえず本日気になったビデオレクチャーのサイトを紹介します。

FreeVideoLectures.com

Free Science and Video Lectures Online!

ラトビアのPeteris Krumins 氏のサイト。講座の紹介が充実しています。

Free Science Videos and Lectures

 
 
  
lectures 
 
 
注目講座ランキング
 
サイトがありすぎて秋木も整理中のところです。
 
むろん海外の無料動画講座のすべてがいいとは思いませんが、やはり侮れぬなと思う今日この頃です。
 
おそらく、日本でも無料配信によるVIDEO講座による教育は進む(?)でしょうが、そうすると逆に、「見て、触って、実践する」といったアナログ的な体験型の教育が逆に価値を持つようになるかもしれませんね  

Internet Archiveと青春の恥ずかしい思い出

2008年06月08日 18時10分17秒 | 面白ツール・WEB

紀元前300年頃の古代都市アレクサンドリアは、かの世界7不思議の1つ「ファロスの大灯台」や世界最古の大図書館「アレクサンドリア図書館」が設立され、学問の中心として栄えました。

アレクサンドリア図書館は、世界中の文献を集めることを目的として建設されましたが、やがて炎上とともにほとんどが失われてしまいました(炎上原因は諸説あり)。

過去からの膨大なwebなどの記録をキャッシュしている「Internet Archive」を知っている方も多いと思います。人類の知識や遺産を保存してそのコレクションを公開するという目標から、「アレクサンドリア図書館バージョン2」と言われる事もあります。

「 Internet Archive」は1996年ブリュースター・カール氏(Brewater Kahle氏)によって設立された非営利の団体です。

 The Internet Archive is building a digital library of Internet sites and other cultural artifacts in digital form. Like a paper library, we provide free access to researchers, historians, scholars, and the general public. 

 中でもいつの間にか無くなったWEBなどを見るのに ウェイバックマシン(Wayback Machine)と言うシステムが便利です。使用方法は、WEBの真ん中にある検索バーに探しているサイトのURLを入力して、「TakeMeBack」をプッシュ)。

でも、過去の恥ずかしい記録も残ってします。秋木も10年後に自分のブログを見たら、とても恥ずかしいです。未来の自分に嫌われないよう少しはましなことを書きたいものです。

その前に下らない事をかいて、WEBが炎上したりする可能性もありますが(炎上原因は諸説あり)。灰となっても記録に残っているのは痛いです

とりあえず、 http://www.archive.org/about/exclude.phpで記録を削除する方法も記載されています。

このデーターは、アレクサンドリア図書館を継ぐ図書館として設立された新アレキサンドリア図書館(Bibliotheca Alexandrina)にも保存されています。http://www.bibalex.org/isis/frontend/archive/archive_web.aspx

新アレキサンドリア図書館の日本語正式HP:http://www.bibalex.jp/Japanese/index.htm

又、パブリックドメインやクリエイティブ・コモンズの資料など探すのに便利です。

Moving Images:クラシック映画やビデオの視聴可能。

 Welcome to the Archive's Moving Images library of free movies, films, and videos. This library contains thousands of digital movies which range from classic full-length films, to daily alternative news broadcasts, to videos of every genre uploaded by Archive users. Many of these movies are available for download.

Text Archive:パブリックドメインの作品を入手可能。

This collection is open to the community for the contribution of any type of text, many licensed using Creative Commons licenses. Please feel free to contribute your texts!

Audio Archive:音の図書館。

 This library contains over a hundred thousand free digital recordings ranging from alternative news programming, to Grateful Dead concerts, to Old Time Radio shows, to book and poetry readings, to original music uploaded by our users. Many of these audios and MP3s are available for free download.

Software Archive:ソフトウェアを探せる

The Software Archive is designed to preserve and provide access to all kinds of rare or difficult to find, legally downloadable software titles and background information on those titles.

Open Educational Resources:教育用の資料を探せる

Welcome to the Archive’s library of Open Educational Resources and university lectures. This library contains hundreds of free courses, video lectures, and supplemental materials from universities in the United States and China. Many of these lectures are available for download.

さらに、「Internet Archive」は「OpenLibrary」プロジェクト を行なっており、文字通りオープンな図書館を行っています。

Open Library is a project of the non-profit Internet Archive, and is funded in part by a grant from the California State Library。 We have a small team of fantastic programmers who have accomplished a lot, but we can't do it alone! This is an Open project - the software is open, the data is open, the documentation is open, and the site is open.

その他

ウェブ魚拓:インターネットのウェブサイトをキャッシュとして保存するサービス。利用者がURLを入力して保存している。海外の似たサービスに「hanzo:web」がある。 

その他

http://warrick.cs.odu.edu/

ウェブサイトをキャッシュから復旧するためのツール


世界はインターネットウミウシで繋がっている

2008年06月01日 00時24分04秒 | ハテナ?の疑問

最近、食中毒になり悶え苦しんでいる秋木です。

そんな幸せな日々の心を癒す為、ウミウシの写真集を眺めています。

ウミウシというとナマコの仲間かと思っていましたが、貝を持たない巻貝の1種らしいです。軟体動物門腹足綱後鰓目(ナニこれ?)で貝がなくなったかわいそうな生物だそうです。

あの「流氷の妖精クリオネ」もウミウシの一族です。日本では現在1200種類程度いるらしいですが、「海の宝石」と言われるだけあり、なかなか楽しい写真集です。どうも密かなブームのよう。

ピカチュウに似たウデフリツノザヤウミウシ(Thecacera pacifica) なんてのもいるようです。ずいぶんディープな世界です。

海の生き物大図鑑(笑)さんのウデフリツノザヤウミウシ

他にも、インターネットウミウシ(Halgerda okiawa)なる一族がいるらしいです。インターネットの模様に似ているのが命名らしいですが、

インターネットウミウシ

そもそもインターネット(The Internet)はどういう構造なんでしょうか

Internet AtLas Gallery :構造はこんな感じ

World Connection Density :つながりは花火のような感じ

telegeography :関係ないけどトラフィックのマップ

 インターネットは管理されず発展してきましたが、自然のさまざまなネットワークもこのような構造を持ち、ある種の法則が見られるといいます。

近年ネットワークで、スモールワールド現象が研究されています。有名なのは、六次の隔たり(Six Degrees of Separations)で、人は知り合いを6人介すと世界のあらゆる人と間接的に知り合いになれるという仮説です(元々誰も友達がいない人は、だめ)。

 という事はウミウシ繋がりでも、世界の誰とでも六人を解して繋がるという事でしょうか(何だか嫌な繋がりだな)。

しかし、奥が深い世界です。昭和天皇もウミウシを研究しておられたようです。食べたこともあるそうです。味はイマイチのよう。ちなみに秋木はウミウシを食べて食中毒になった訳ではありませんので、あしからず

 関連:

ウミウシ図鑑.com

ウミウシ研究所

ウミウシウォッチャーズ

私が出合ったウミウシたち

mixiのスモールワールド性の検証

・「六次の隔たり」については、アルバート=ラズロ・バラバシの「新ネットワーク思考」がお勧めです。

・脱力をしたいならウはウミウシのウ」 宮田珠己氏の旅行記も面白かったです。