秋木涼風居士の学びの旅

学ぶことや日常気がついた事について、そこはかとなく書きます。

タマにはスイートな物語を読みたい!!

2008年02月21日 00時03分05秒 | 読書

サザエさんのタマに甘いものをあげる物語です。というのは嘘。

最近は、ビジネスがらみのビターな本ばかり読んでる秋木です。がそんな本ばかり読んでいるとたまにはスイートでロマンティックな本を読んでみたくなります。

何?ぜんぜんビターな本など読んでいない?ブログには書いていませんが、ロジカルな本など一応読んでいるのです(そうゆう事にしておいて下さい)。

そこで選んだのが、SFファンの間ではロマンティックで感傷的とも言われるロバート・F・ヤングの短編集「ジョナサンと宇宙クジラ」。

うーん、なんとストロベリーな物語よ。どの短編もいいですが表題の「ジョナサンと宇宙クジラ」・「空飛ぶフライパン」・「リトル・ドッグ・ゴーン」がお気に入りになりました。

宇宙クジラの話で思い出したのは、寺沢武一氏の「コブラ」という漫画で、そこで主人公コブラが巨大捕鯨船に飲まれる「黒竜王の伝説」という話がありました。内容は全然違いますが。たぶんこれが元ネタのような気がします(その他C・L・ムーアという作家の話が黒竜王の元ネタとして混じっていたような)。

 唯一残念なのが、著作権の問題で名作と噂に高い「たんぽぽ娘」(原題The Dandelion Girl)が収録されていない事。絶版になっているので、なかなか手に入らないようです。タンポポ娘で検索したら、手に入らず泣いてる方が大勢いました。新規に刊行予定もあるようですが、時期は発表されていないようです。

原作のThe Dandelion Girl は、SCIFI.COMに英語で、掲載されていますのでとりあえず辞書を引きつつ読んでみようと思います。

Day before yesterday I saw a rabbit," she had said "and yesterday a deer,and today,you"

という有名なセリフはアニメにもなった某有名GAMEでも使用されていました。

ビートルズで英語を勉強するとかいろいろと方法があるかと思いますが、好きな本なんかで勉強するというのはいいですね。

著作権が切れた無料の電子上の本と言えば、「青空文庫」や「プロジェクト杉田玄白」が有名ですが、海外の電子図書館の元祖とも言うべき存在「グーテンベルグ計画」があります。古典の名作が多いので、これらを訳して勉強するというのはいいかもしれません。

Project Gutenberg(グーテンベルク計画)

1971年にマイケル・ハート氏によって創設。著作権が切れた名作等の内容をインターネットで公開するプロジェクト。最初の電子テキストは、アメリカ独立宣言との事。

その他参考までに

Internet Public Library

自称、ウェブ上に置かれた「最古のカタログ」。WWW(World Wide Web)を考えたティム・バーナーズ・リー氏が設立。学術論文などのアカデミックな内容が多い。

Bartleby ebook( Great Books Online)

The Onlinebooks Page

Classic Reader

 電子書籍の検索に

 The eBook Directory

 Free-eBooks.net

グーグルブック検索(Google Book Search)

 なお電子書籍を読む場合は、

1.Microsoft E-book Reader : Windows

2.Adobe Acrobat eBook Reader : Windows, Macintosh

3.AportisDoc Mobile Edition: handheld devices

が必要な場合があります。


ファーストフードマニア必須の書か

2008年02月18日 01時31分15秒 | 食べる

以前、シンガポールの吉野家のHPを紹介しましたが、それ以来世界のファーストフードの状況について興味を持ちました。そこで、いろいろ調べてみましたが、いまいち満足するような情報がなく、残念に思っていました。そんな私に朗報です

社会評論社から、ファーストフードマニア【vol 1(中国・台湾・香港編】 という本が出ていたので、さっそく購入。非常に綿密に取材されています。

値段は¥1800+税ですがフルカラーなので、高いという事はないかと思います。また冗談のような店からまじめな店まで紹介しているので、中国圏のファーストフードの状況を知るには最適かと思います。

ちょっと前に話題になったマクドナルド+ケンタッキー=マクタッキーやら中国圏の楽しい店を紹介しています。紹介している店の一部をHPを見てみると

マクタッキー(麦肯基):マクドナルド(麦当労)とケンタッキー(肯徳基)の合成?

イメージビデオ(音注意)

元緑寿司:香港の英皇グループの運営。の字に注目。

真功夫:あのお方の店?

築地銀だこやドトール・スターバックス(星巴克)の海外の店舗の様子などもあり楽しい一冊でした。

今後は、東南アジア編・アメリカ大陸編・ヨーロッパ編・中東・アフリカ・オセアニア編・韓国編・日本編を刊行するとの事なので、期待大です。執筆陣も募集しているようなので、メタボリックになってもいいという方は、挑戦してみるのもいいかもしれません。

又、コーラ白書 世界のコーラ編という本もあるようなので、読んでみたいと考えています。


Samorostで又徹夜

2008年02月10日 05時11分09秒 | デザイン・美術

 久々に年間の優秀なベストサイトを決める「WEBBYAWARDSを見ていましたら、2007年GAMES部門のWebby Award Winnerで、世界的に熱狂的なファンをもつ「Samorost2」が授賞していました(超有名なgameなので、知っている方もいるか思いますが)。

Samorost2

星の王子様を思わせる星で、繰り広げられるアドベンチャー。画面の怪しいところをピンポイントにクリックして物語を進めていきます(sharewareの為、完全版をダウンロードすると現時点で、$6.90かかりますが、WEBの無料版だけでも十分楽しめます)。
Samoros2も凄いですが、1をやっていない方は、こちらもお勧めです。

Samorost1」はすべて無料で遊べます。

 Samorostは、チェコ共和国Jakub Dvorsky氏の作成。
Amanita Designで氏の作品を見ることが出来ます。日本でも攻略サイトがあります。

他の作品フラッシュアニメやGAMEもとても良いです。 PLANTAGE:これは一押し

Samorost2をやり始めたら、嵌ってしまいました。またまた、徹夜になりそうです。

関連:

Samorost Fan Club

Interview With Jakub Dvorsky

 

WEBBYAWARDSとは?

WEBBYAWARDSは1997年から行われている米国ではもっとも権威があるWEBの賞。主催は、サンフランシスコに拠点を置く、国際デジタルアート&科学アカデミー(IADAS)。

それぞれの分野ごとに選ばれます。又、一般投票で選ばれる「Peoples Voice」賞もあります。 2004年には、日本人として初めてパーソナルWebサイト部門で西田幸司氏の「RAKU-GAKI.COM」 が受賞しています。


トーマスと鉄道博物館

2008年02月04日 01時16分13秒 | 散歩

タモリも絶賛の鉄道博物館へ行ってきました。

JR東日本が創立20周年記念事業のメインプロジェクトとして開館した博物館ですが、混んでいそうなので、今まで行っていませんでした。愛称は鉄博(てっぱく)だそうです。

東京近辺の博物館はほぼ見学しているのですが、最近、博物館にいってもあまり感動がありません。が、これは一押しです!!

展示物や電車の内部など普段当たり前に乗っている電車も内部を見るととても興味深かったです。会場の広さや展示もいい作りです(電車運転のシュミレータ等もありましたが、これは混んでいたので眺めただけでした。平日行った方が良さそうです)。

家族連れも多かったですが、ちびっこも大喜びです。なぜ、ちびっこはあんなに電車が好きなんですかね?こんな会話を交わしていました。

機関車の実物を見て、

「ほら、トーマスだよ」とパパ。

「ぜんぜん違うよ!顔がない!」とちびっこ。

いや、リアルでトーマスの顔があったら、並のホラー映画より怖いんですが。秋木などいつもトーマスを見るたびにひそかに恐怖を感じます。迫って来たら、失禁間違いなし。アンパンマンなんかもリアルだと相当怖いです。まあ、イギリスではリアルでトーマスが走っているみたいですが。

リアルトーマス A Day out with Thomas Clips (Youtube):音注意

古い車両の前では、年配の方も思い出をなつかしそうに喋っていたりして、子供から年配の方まで楽しんでいました。

大宮近くに行ったら又、行きたいと思います。

関連:

鉄道博物館

鉄道関係博物館


iKnow!(無料英語学習)はイカなるビジネスモデルか?

2008年02月02日 03時46分30秒 | 無料のeラーニング


巷で噂のセレゴ・ジャパンのSNS(Social Network Service)型英語学習iknow! を試しにやってみました。


The best things in life are free(世の中で最も価値あるものは無償だ)」というキャッチフレーズ通り無料で利用できます。


脳科学に基づいて開発されたラーニング・エンジンが、学習パフォーマンスをすべてトラッキングし、 最適な学習プランを自動的に提供するとの事。試してみましたがかなり完成度が高く、GAME感覚で学習する事ができます。これははまりそうです。セレゴ・ジャパンはアンドリュー・スミス・ルイス氏が設立。


現在、PCやWiiに対応した英語学習アプリ「BrainSpeed」・英単語を学習できる「iKnow!学習アプリ」・リスニングを学習できる「Dictation」といったコンテンツ等があります。又、Podcastingや携帯電話も対応しています。


2007年10月に始めたベータ版のサービスですが、現時点でかなりのユーザーが利用しているようです。今後相当な人気サイトになると思います。米セレゴCEOのエリック・ヤング氏は、運営方針について「海外向けのサービス提供も視野に入れているが、もう少し日本向けの開発に注力してクオリティの向上をさらに図りたい」とコメントしています。


学習を一人でやるとなかなか続かないですが、SNSで友人と楽しんだり、日記をつけたりして勉強するというのはいいですね。それにしても、このサイトはイカなるビジネスモデルで収益をだすのでしょうか?将来的には、プレミアム会員向けの有料サービスを展開するのを考えているようですが(基本サービスは無料でやるようです)。


今後、このようなSNS型の勉強のサイト(Social Learning)は増える気がします。しかし便利なWEBが増えるのはいいんですが、いろいろありすぎてあちこち目移りしてしまいます。この情報時代、取捨選別をしてやることは集中的にやり、やらない事はやらないという態度が大切ですね。


でも、とことんやらなくて寝ることだけが残ってしまったりする今日この頃ではありますが。


 追記:2009年3月5日セレゴ・ジャパンはiknow! をリニューアルし、「smart.fm」に名前を変更しています。 由来は、賢くなるという意「smart」・好きな分野の学習にチューニングするという「fm」を組み合わせ。最近は、「iKnow!フリーインプット」では、多言語にも対応していましたが、語学以外の教材も他のユーズと共有が可能になっています。